日々のコミュニケーションツールとなっているSNS、あなたはどれくらい使っているだろうか。多くの人が利用している「SNSに関するアンケート」を、株式会社SheepDogが運営するITツール比較サイト「STRATE(ストラテ)」が行った。アンケートに回答したのは宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県に住む15〜29歳の女性300人だ。
なくなると困るSNS、1位は「Instagram」
アンケートの「SNSの中で今、一番なくなったら困るSNSは何ですか?」という設問に対する回答で、最も困る人が多かったSNSは「Instagram」で39%となった。女性たちがInstagramで行うのは、ストーリーズなどを使った日常の投稿だけではない。Instagramは友人とダイレクトメールのやりとりする連絡ツールとしての役割や、知りたい情報を調べる検索ツールとしての役割も担っている。
続いて、2番目に多かったのが「Twitter」で、27%の人が「困る」と回答した。もし、Twitterが消えるなんて事態が起これば、つぶやくことが日常になっている人たちは、相当、大きな喪失感を抱きそうだ。しかし、イーロン・マスクの買収以降、なにかとトラブルの多いTwitter。これまで通り使っているつもりでも、突然アカウントが凍結されてしまう……という事態があるようなので、あながち絵空事でもない。もし、大切なフォロワー・フォロイーがいる場合は、対策をしておいたほうがいいかもしれない。
button_more text=’SNS、約4人に1人は「なくなっても困らない」
「SNSの中で今、一番なくなったら困るSNSはなんですか?」という質問では、TwitterとInstagramのほかに「TikTok」と回答した人が3%、「その他」と回答した人が2%いた。また「SNSをそもそもやっていない」と回答した人も5%、「とくにない(どれもなくなっても困らない)」と回答した人も24%となっていた。つまり、全体のほぼ4人に1人は、SNSを使っているにもかかわらず「どれもなくなっても困らない」と答えたということになる。
年代別に見ると、どのSNSがなくなっても困らないと答えた人は、10代女性で20%、20代で28%となった。20代のほうが、10代に比べてSNSへの依存度が少ない、と受け取ることができる。その要因は明らかにされていないが、学校生活を送る人が多いであろう10代と、社会人の多い20代では友人たちとの関係も異なり、そのスタイルの違いが、SNSとの付き合い方にも反映されているということなのかもしれない。
出典元:【STRATE】
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