YouTubeチャンネル総再生数ランキング、2位Junya.じゅんやを上回り、1位になった超新星は?【22年1~3月】

近年、メディアとしての存在感を一気に高めてきた「YouTube」。日本国内に限っても2020年9月には、月間利用者数が6,500 万人を超えたことを、YouTubeを運営するGoogleが発表するなど、その勢いは衰える気配を見せない。そして、4月19日には2022年1~3月期のチャンネル総再生数など各種ランキングが発表された。

今回はそんなランキングの結果から、2022年のYouTubeのトレンドについて考えていきたい。

総再生数にもつながるショート動画ランキング1位はワールドワイドな人気の芸人・ウエスP!

1位となったウエスPの動画は文字通り“桁が違う”人気ぶりだ(株式会社BitStar「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」調べ)

株式会社BitStarは4月19日、45万人以上のインフルエンサーデータを保有する独自の分析ツール「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」のデータを基とする、2022年1~3月に活躍した動画クリエイターや、動画チャンネルのランキングを発表した。

「ショート動画ランキング」では、3位に「M2DK.マツダ家の日常」の「No edit!! matsudake funny video|M2DK Best TikTok February 2022 Part126 #shorts #TikTok #m2dk」で4,927万回再生、2位は「はねまりチャンネル・HANEMARI Channel」の「イカゲーム・Squid Game #Shorts – はねまりチャンネル」が5,956万回再生でランクイン。

そして1位には、ピン芸人・ウエスPのYouTubeチャンネル「ウエスP -Mr Uekusa- Wes-P」から、1億1,687万回再生の「uespiiiii.1115 funny challenge video | Mr Uekusa Best TikTok 2022 February Part31 #shorts」が選ばれた。

1位となったウエスPの動画は、持ちネタである「世界一危険なテーブルクロス引き」をフランスのオーディション番組で披露した場面のもの。同番組でも予選を勝ち抜き、決勝に進出するなど大ウケしていたこともあり、日本人に限らず世界中のYouTubeユーザーからの支持を集めて、これだけの再生回数に至ったのだろう。

1~3月チャンネル総再生数1位は「マツダ家の日常」!

2億回を超えれば“スゴイ”という状況で、1位と2位は次元が違った(株式会社BitStar「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」調べ)

チャンネル総再生数11位~20位はこちら

11位 1億5,546万回 HikakinTV
12位 1億4,920万回 コムドット
13位 1億4,740万回 ばんばんざい
14位 1億4,214万回 村上チハヤのイケボチャンネル
15位 1億3,801万回 外務省 / MOFA
16位 1億2,811万回 キムテス
17位 1億2,608万回 スカイピース
18位 1億2,420万回 桐崎栄二.きりざきえいじ
19位 1億2,219万回 もちまる日記
20位 1億1,720万回 がんま

そして「チャンネル総再生数ランキング」では、ショート動画部門で1位を獲得した「ウエスP -Mr Uekusa- Wes-P」が3位に登場。総再生数は2億8,379万回再生で、やはり前述のオーディション番組がバズったことが大きく影響していると言えそうだ。

そして2位には6億3,567万回再生で「Junya.じゅんや」がランクイン。BitStarが2021年12月に発表した2021年のYouTubeチャンネル総再生数ランキングでも、同チャンネルが圧倒的な1位を獲得していたこともあってか、3位との差は倍以上、3億回を超える差をつける結果となった。

そして、そんな前年チャンピオンを抑えて、1位に輝いたチャンネルが「M2DK.マツダ家の日常」だ。再生数はなんと9億4,922万回再生と2位を3億回も上回るという断トツぶりだ。それもそのはず。前述のショート動画ランキングでは3位を筆頭に、4・5・6・7・9位にもランクインし、トップ10のうち6つを占める驚異の人気を示しているのだ。

マツダ家の日常は、2021年前半にTikTokで人気に火が付き、2021年のYouTube年間再生数ランキングではトップ10入りはかなわなかったものの11位にランクイン。今回、見事に1位を獲得するに至った超新星だ。

ここまで紹介したチャンネルの他にも、「新チャンネル登録者数ランキング」で1位となった、多くの暴露で注目を集める暴露系YouTuber・東谷義和さんの「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」など、注目度の高いチャンネルが多数存在している。

こうした人気チャンネルが今後どこまでブレイクできるか。2022年もYouTubeから目が離せなくなりそうだ。

出典元:IPRは→こちら

※サムネイル画像(Image:DenPhotos / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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