「イオン」「セブン」「エポス」のゴールドカードを年会費無料で入手する方法と特典も解説

大人になったら一枚は持っておきたい「ゴールドカード」。通常は年会費が必要になることが多いが、実は年会費無料でゴールドカードをゲットする方法があるのをご存じだろうか? そこで今回は「イオンカード」「セブンカード」「エポス(EP0S)カード」の入手方法と、どれが一番お得なのかを解説しよう。

実は年会費無料のゴールドカードがあった!

 出張や接待が多いビジネスパーソンなら、クレジットカード(クレカ)は必需品。ある程度年齢を重ねると、やはりポイントや特典が多いワンランク上のクレカが欲しくなるだろう。もちろん、ステータスの高いゴールドカードは、通常、年会費が必要になってくるが、実は年会費無料で持てるゴールドカードがあるのをご存じだろうか? 年会費無料のゴールドカードとしては「イオンカード」「セブンカード」「エポス(EP0S)カード」の3種類が有名。ただし、これらのゴールドカードを入手するには、ちょっとしたテクニックが必要になってくる。そこで、今回はこの3種類のゴールドカードの入手方法と特典などを比較して、どれが一番お得なのか検証してみる。

■イオンゴールドカード

(Image:aeon.co.jp)

【国際ブランド】VISA・Mastercard・JCB
【ポイント還元率】0.5%
【ポイント】ときめきポイント・WAONポイント・電子マネーWAONポイント
【ショッピングセーフティ保険】年間300万円まで
【海外旅行傷害保険】最高5,000万円(利用付帯)
【国内旅行傷害保険】最高3,000万円(利用付帯)
【国内空港ラウンジ】羽田(国内線)/成田(第2)/新千歳/伊丹/福岡/那覇(全国12カ所)
【イオンラウンジ】利用可能
【家族カード】3枚まで
【招待基準】カード利用100万円以上
カードの詳細は→こちら

イオンゴールカードを持っていると、イオンにある専用ラウンジを利用できるようになる。イオンで発売されている飲み物やお菓子などがもらえるほか、新聞や雑誌などを読んだりしてゆったりくつろげるぞ

 イオンカードゴールドの魅力は保険がしっかりしているところ。海外旅行保険は5,000万、国内保険旅行は3,000万円がカード利用で付帯するほか、「ショッピングセーフティ保険」が付いているのが魅力。1品5,000円以上が対象で購入日から180日以内限定だが、クレカで購入した商品が壊れたときに年間300万円まで補償してもらえる。しかも、スマホやパソコン、カメラなどの電子機器も対象なのは珍しい。また、イオン内にある専用ラウンジも利用可能。イオンでの買い物で疲れたときは、VIP気分で休憩できるのがありがたい。
 ゴールドカードはインビテーション(招待)制だが、ノーマルカードで年間100万円以上利用するのが条件。ほかにも、累積で500万円以上を利用するかイオン銀行の住宅ローンを組む。あるいは定期預金500万円、投資信託残高が100万円以上あるとインビテーションが届くらしい。詳しくは→こちらを参考にしてほしい。

(Image:aeon.co.jp)

公式サイトにはノーマルカードで年間100万円以上利用すると招待されるとあるが、ほかにもイオン銀行の利用で招待される場合もあるようだ。なお、イオンJMBカードやイオンSuicaカードでは、イオンゴールドカードの招待は受けられないので注意したい

■セブンカード・プラス(ゴールド)

(Image:7card.co.jp)

【国際ブランド】VISA・JCB
【ポイント還元率】0.5%
【ポイント】nanacoポイント
【ショッピングガード保険】年間100万円まで
【海外旅行傷害保険】なし
【国内旅行傷害保険】なし
【国内空港ラウンジ】なし
【家族カード】本会員と家計を同一にする配偶者・親・子ども(高校生を除く18歳以上)
【招待基準】非公開
カードの詳細は→こちら

 nanaco一体型と紐付型の2種類があり、通常のセブンカード・プラスの特典がそのまま付帯する。ノーマルカードでは、ショッピングガード保険は海外のみが対象で自己負担額が1万円となるが、ゴールドカードでは国内の買い物でも補償を受けられる。しかも自己負担額は5,000円になるのだ。しかし、海外・国内旅行保険や空港ラウンジなどの利用は一切なく、ゴールドカードとしての特典はほとんどない。
 ゴールドカードはインビテーション制で、条件は非公開だ。少なくとも「セブンカード・プラス」を所持していることが最低条件で、年間100万円以上利用するか、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで毎月5万円、年間60万円以上の利用があると招待されるらしい。

(Image:7card.co.jp)

未確認情報だが、セブンカード・プラスで年間100万円以上利用するか、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで月5万(年60万円)以上利用すると招待される

■エポスゴールドカード

(Image:eposcard.co.jp)

【国際ブランド】VISA
【ポイント還元率】0.5%
【ポイント】エポスポイント
【ショッピングガード保険】なし
【海外旅行傷害保険】最高1,000万円(自動付帯)
【国内旅行傷害保険】なし
【空港ラウンジ】羽田/成田/新千歳/仙台/中部国際/大阪国際/関西国際/松山/福岡/那覇/仁川/ホノルルなど(全31カ所)
【ポイント有効期限】2年→無期限
【ポイントアップ】3ショップまでポイントが最大3倍に!
【年間ボーナスポイント】最大1万pt
【ファミリーボーナスポイント】最大3,000pt
【家族カード】なし(家族を年会費無料のゴールドカードへの招待可能)
【招待基準】非公開
カードの詳細は→こちら

「エポスゴールドカード」は年会費5,000円(税込)で申し込めるが、年間50万円以上利用すると、翌年以降は年会費無料となる。また、非公式ながらノーマルのエポスカードを年間50万円以上利用するとインビテーションが届く。
 エポスゴールドカードの特徴は、ポイント制度が充実していること。まず、ポイントの有効期限が2年から無期限に。次に、お気に入りのショップを3つ指定するだけでポイントが最大3倍になるポイントアップ制度が利用できる。さらに年間の利用金額に応じて最大1万ptが付与されたり、家族のカードと連携するとこで最大3,000ptが追加されるのだ。
 また、海外旅行保険1,000万円が自動付帯するほか、国内主要空港はもちろん、国内地方空港やホノルル、仁川といった海外ラウンジまで利用できるので、旅行によく行く人におすすめ。
詳しくは→こちらで確認しよう。
 そして、エポスゴールドカードで年間100万円以上利用すると、今度はエポスプラチナカードの招待状が届く。年会費は2万円だが世界中の空港ラウンジが利用できるプライオリティパス(年会費4万円以上)が無料でもらえるほか、1億円の海外旅行保険が自動付帯するなど、最上位に相応しい特典が付く。しかも、年間100万円の利用で2万ptのボーナスポイントがもらえるので、年会費は実質0円になるのだ。詳しくは→こちらを参照してほしい。

(Image:eposcard.co.jp)

 年会費無料のゴールドカード3種類を比べてみたが、いかがだっただろうか? 
 スマホやデジカメなども含み購入から180日間、年間300万円のショッピング保険が付帯し、イオンの専用ラウンジまで使えるイオンカードゴールドは魅力的。イオンを良く利用するならイチオシだ。もし、海外旅行によく行くなら、海外旅行保険が自動付帯し、国内や一部海外のラウンジまで利用できてVIP気分を味わえるエポスがいいだろう。ポイントが貯まりやすい制度も充実しており、何より年間50万円(月4万2,000円程度)の利用でゴールドカードをゲットできるのである。
 上記の2枚に比べるとかなり見劣りするセブンカード・プラスだが、年間100万円のショッピング保険も付くし、セブン&アイグループのショップを良く利用する人なら持っていても損はないだろう。

●イオンゴールドカード(公式)は→こちら
●セブンカード・プラス(ゴールド)(公式)は→こちら
●エポスゴールドカード(公式)は→こちら

(※2021/1/24 記事の一部を訂正いたしました)

文=植村照明/編集・ライター

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