イオン経済圏でWAON POINTを荒稼ぎする方法 統合アプリ「iAEON(アイイオン)」の投入でますます貯めやすくなった!

あなたの近所にイオン(AEON)はあるだろうか? イオンやイオングループのお店で買い物をすると「WAON POINT」が貯まってお得だが、2021年9月にはQRコード決済「AEON Pay(イオンペイ)」を含む総合アプリ「iAEON(アイイオン)」が投入されるなど、ますますイオンでWAON POINTを貯めやすくなっている。そこで今回は、イオングループ&WAON POINTで形成される「イオン経済圏」において、WAON POINTを荒稼ぎする方法を紹介しよう。

イオングループとWAON POINTで形成する「イオン経済圏」とは?

日本全国いたるところで目にする「イオン(AEON)」。アナタも近所のイオンでよく買い物しているのでは? 

イオングループにはイオンを始め、マックスバリュ、まいばすけっと、ダイエー、マルエツ、カスミなどが含まれており、イオングループの買い物でもらえるWAON POINTで「イオン経済圏」を形成している。

イオングループの店舗では、電子マネーの「WAON(ワオン)」や公式クレカの「イオンカード」などの支払いでWAON POINTが貯まるほか、現金でもWAON POINTカードの提示でポイントが貯まる。通常は税込200円につき1pt(0.5%)だが、イオングループ対象店舗では税込200円につき2pt(1%)が付与されるのだ。

また、決済方法を組み合わせるとポイントの2重取りや、裏ワザも駆使すれば最大3重取りも不可能ではない。ポイントの3重取りについては→こちらで詳しく解説しているので確認してほしい。

もちろん、貯まったWAON POINTはイオングループなどで1pt=1円として買い物での支払いができるほか、電子マネーWAONにチャージすることも可能となっている。

ただし、WAON POINT加盟店以外で電子マネーWAONを利用すると「電子マネーWAONポイント」が貯まるようになっており、これは電子マネーWAONにチャージすることで買い物の支払いに利用できるようになっている。

WAON POINTカードは、加盟店での買い物前に提示することで現金での買い物でポイントが貯まる。貯まったWAON POINTでの支払いも可能となっている

(Image:waon.net)

電子マネーWAONの支払いでもWAON POINTが貯まるが、WAON POINT加盟店以外では「電子マネーWAONポイント」が貯まる。これは電子マネーWAONにチャージすることで支払いに利用できるようになる

(C)UCS LLC(Image:aeon.co.jp)

公式クレカ「イオンカード」で支払うと、以前は「ときめきポイント」が貯まったが、現在はWAON POINTが貯まるようになっている

イオンの統合アプリ「iAEON」を活用してお得に!

イオン経済圏でお得に買い物したいなら、2021年9月にリリースされた「iAEON(アイイオン)」アプリをスマホにインストールしておきたい。

「iAEON」については→こちらで詳しく解説しているが、QRコード決済の「AEON Pay(イオンペイ)」が利用できるほか、モバイルWAONやWAON POINTカード機能も統合されており、iWAON POINTの利用・付与・照会・交換などが可能になる。

具体的には、アプリ内でWAON POINTを合算したり会員コードを提示してWAON POINTを貯めたり、支払いに使うことができるほか、お気に入りの店舗(5店舗まで)を登録しておけば、店舗ごとにお得なクーポンやキャンペーン情報も入手できる。

QRコード決済アプリ「AEON Pay」は、公式クレカ「イオンカード」を登録して決済するのが基本で、PayPayなどのように残高チャージすることはできない。また、クレカ払いのポイントは貯まるが、AEON Payアプリ自体のポイントは付与されないことは覚えておこう。

なお、iAEONからも起動できる「お買い物」アプリにも注目。イオンのチラシ、キャンペーン、お得なクーポンなどが表示できる。

お得なクーポンは特定商品が20円~120円程度割引になるほか、イオンカードの利用で5~10%オフになるクーポンもあるので、イオンで買い物する前に確認しておけば、お得に買い物ができるだろう。

イオンをよく利用するらな、統合アプリ「iAEON」をスマホにインストールしておこう。「AEON Pay」「モバイルWAON」「WAON POINTカード」機能が利用できるほか、お得なクーポンやセール情報なども入手できる

こちらがお買い物アプリの内容。「キャンペーン」では抽選で賞品が無料になったり、「クーポン」ではイオンカードの月間割引クーポンで、対象商品が5~10%オフになる

イオン経済圏ではもはや「イオンカードセレクト」が必須!?

イオン経済圏でお得にWAON POINTを貯めるには、公式クレカ「イオンカード」を取得してほしい。なかでも、おすすめなのが「イオンカードセレクト」だ。

「イオンカードセレクト」とは、「イオン銀行のキャッシュカード」「クレジットカード」「電子マネーWAON」の3つが合体した便利なカードのこと。

イオン銀行については後ほど詳しく解説するが、ネット銀行として便利に使えるだけでなく、クレカの代金の引き落とし口座として使えるほか、電子マネーWAONにチャージすることも可能だ。

イオンカードセレクトを利用すると基本的に200円ごとに1pt(0.5%)がもらえるが、イオングループのお店では200円ごとに2pt(1%)が還元される。

また、イオンカードセレクトで電子マネーWAONにチャージすると0.5%、チャージした電子マネーWAONで買い物をするとさらに0.5~1%がポイント還元されるため、ポイントの2重取りも可能となっている。

ちなみに、イオンカードセレクトを年間100万円以上利用するといった諸条件をクリアすると、年会費無料のゴールドカードのインビテーション(招待)が届く。

ゴールドカードには海外旅行保険やショッピング保険が付帯するほか、イオン店内にある「イオンラウンジ」が無料で利用できるようになる。詳しくは→こちらで確認してほしい。

(Image:aeon.co.jp)

イオンカードセレクトは、「イオン銀行のキャッシュカード」「クレジットカード」「電子マネーWAON」の3つの機能を併せ持つ便利なカードだ

(Image:aeon.co.jp)

イオンカードセレクトを年間100万円以上使うなど、諸条件をクリアすると入手できるゴールドカード。年会費無料なのに海外旅行保険やショッピング保険などが付帯するのでかなりお得!

(Image:aeon.co.jp)

こちらがイオンゴールドカードで利用できるイオンラウンジ。トップバリュのお菓子や飲み物、新聞や雑誌なども用意されており、買い物と途中で一息つける。1枚のゴールドカードで本人含む4名まで入場可能だ。なお、現在は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い休止している。再開はイオンラウンジ店舗一覧で確認してほしい

●イオンラウンジ店舗一覧は→こちら

「イオン銀行」なら普通預金金利が最大0.1%に!

イオン経済圏で得をするには、イオンが運営する「イオン銀行」も外せない。

まず、キャッシュカード兼クレカの「イオンカードセレクト」特典として、電気、ガス、固定電話、携帯電話、NHK受信料を口座振替にすると、1件につき5ptが付与さるほか、イオン銀行を給与受け取り口座に指定すると毎月10ptがもらえる。

次に、イオン銀行には「Myステージ」というステージ制度があり、取引状況によってステージが上がると、普通預金の金利が最大0.1%にアップされたり、ATM手数料や他行宛振込手数料が最大で月5回も無料になる特典が受けられる。

Myステージの詳細は→こちらで確認してほしいが、イオン経済圏でポイントを荒稼ぎするなら「イオン銀行」と「イオンカードセレクト」の取得は必須と言ってもいいほどだ。

(Image:aeonbank.co.jp)

イオン銀行の「Myステージ」の特典とスコア。サービスを利用すればするほどステージが上がって特典内容もグレードアップする仕組みだ

割引やポイントアップのキャンペーンも目白押し!

イオン経済圏で得したいなら、毎月開催されているさまざまなキャンペーンもチェックしよう。

まず、「お客さま感謝デー」は毎月20日と30日に開催されており、イオンマークの付いたカードか、電子マネーWAON、AEON Pay等の支払いで5%オフになる。また、10日には「ありが10デー」もあり、買い物でも付与されるポイントが通常の5倍(200円ごとに5pt)ももらえるのだ。

次に、毎月5のつく日(5日、15日、25日)に電子マネーWAONか現金払いなどで買い物すると、通常の2倍(200円ごとに2pt)もらえる「客さまわくわくデー」のあるので、イオンでは5日おきに何かしらの特典を受けられることになる。

また、毎月15日は55歳以上の会員を対象に5%割引となる「G.G感謝デー」も開催されている。こちらはG.G WAON・ゆうゆうワオンあるいは、イオンカードのクレカ支払いが対象になるほか、イオンカードセレクトなどのWAON一体型イオンカードのWAONでの支払いも、事前にWAONステーションで設定変更することで対象になる。

■イオンのキャンペーン

【お客さま感謝デー】
・毎月20日・30日
・イオンカードや電子マネーWAON、AEON Pay、現金等で支払うと5%オフ
※WAON POINTカードでの支払いは対象外
キャンペーンは→こちら

【ありが10デー】
・毎月10日
・買い物で通常の5倍(200円ごとに5pt)が付与される
キャンペーンは→こちら

【お客さまわくわくデー】
・毎月5日・15日・25日
・電子マネーWAON(モバイルWAON)現金で支払うと、通常の2倍(200円ごとに2pt)が付与される
キャンペーンは→こちら

【G.G感謝デー】
・毎月15日
・55歳以上なら5%割引(請求時に5%オフになる)
※G.G感謝デー対象WAONカードに切り替える手続きが必要。イオン銀行のATMやイオン店舗にあるWAONステーションで設定できます。
キャンペーンは→こちら

(Image:aeonretail.jp)

2月は30日がないため、2022年2月の「お客さま感謝デー」は26日と27日の2日間連続で開催されている

イオンの株主になると最大7%のキャッシュバックが受けられる!

イオン経済圏でとことん得したいなら、がんばってイオンの株主になってみよう。

イオンの株主になると「オーナーズカード」という株主優待が受け取れる。これは、イオングループの対象店舗で買い物をするときに提示することで、購入金額の3~7%のキャッシュバックを受けられるというもの。

ただし、2022年2月24日現在の株価は2,490円なので100株で3%のキャッシュバックを受けるには、24万9,000円の投資が必要になる。

株主権利確定日は2月と8月末で、実際にオーナーカードが発行されるのは4月と10月末頃になる。たとえば、100株の株主がオーナーズカードを利用して3月~8月の半年間にイオングループで100万円の買い物をした場合、10月に3%(3万円)のキャッシュバックが受けられるのだ。

また、株主になると配当金も別にもらえるのもうれしい。2021年2月期の実績では100株で年間3,600円(税引前)の配当金が出ている。

もちろん、株取引には損失リスクもあるので、イオン株の購入は必ず自己責任で行ってもらいたい。

●イオン株主優待「オーナーズカード」のキャッシュバック率

・100株~499株 3%
・500株~999株 4%
・1,000株~2,999株 5%
・3,000株以上 7%

(Image:aeon.info)

約25万円の資金があればとりあえず100株の株主になれる(2022年2月24日現在)。オーナーズカードをゲットすれば、イオンでの買い物が常に3%になるのだ

イオングループ以外のお店でも積極的にWAONを利用しよう!

イオン経済圏にどっぷり浸かるつもりなら、イオングループ以外のお店でも電子マネーWAONを使ってどんどんポイントを貯めよう。2021年7月現在、電子マネーWAONはイオングループ含む全国84万8,000カ所で利用可能で、店舗によって0.5~1%のポイント還元を受けられる。

まず、コンビニでは「ミニストップ」以外にもファミマやローソン、ポプラ、セイコーマートなどでポイントが貯まるし、ドラッグストアならツルハドラッグ、ハックドラッグ、ウエルシア、サンドラッグ、ココカラファインなど、かなりのお店が対応している。

また、飲食店でもマクドナルド、吉野家、キッチンオリジン、かっぱ寿司などの有名チェーン店の利用でWAON POINTを貯めることができる。

ほかにも、ビックカメラ、エディオン、ケーズデンキ、しまむら、アベイル、トレジャーファクトリー、イケアなどでもWAON POINTは貯まるし、意外なところではコスモ石油やオートバックス、ヤマト運輸などでも利用可能だ。

ただし、貯めたWAON POINTで支払いができるお店となると、やはりイオングループのお店が中心となるので、事前に公式サイトで使えるお店をチェックしておこう。

(Image:waon.net)

電子マネーWAONは全国84万カ所以上で利用可能。イオングループ以外のお店でも利用すれば、より多くのポイントを貯めることができる

まとめ

いかがだろうか? イオン経済圏でポイントを荒稼ぎしようと思ったら、まず「イオン銀行」に口座を開設し、公式クレカの「イオンカードセレクト」を取得するのがおすすめだ。

イオンカードセレクトがあれば、電子マネーWAONにチャージして0.5%、電子マネーWAONで買い物してさらに0.5~1%がポイント還元されるので、ポイントの2重取りも可能になる。

さらに、イオンカードセレクトの「ゴールドカード」を取得すれば、海外旅行保険やショッピング保険だけでなく、イオンラウンジまで無料で利用できるようになる。

もし、近所にイオンがあって毎日のように買い物しているなら、やはり最終的にはイオンの株主になって「オーナーズカード」をゲットしたい。イオン株を100株購入すれば、イオンでの買い物が常に3%オフになる。

●iAEON(公式)→こちら
●イオンカードセレクト(公式)→こちら
●WAON(公式)→こちら
●WAON POINT(公式)→こちら
●イオン「株主優待制度」(公式)→こちら
●WAON「使えるお店を探す」(公式)→こちら
●WAON POINT「つかえるお店検索」(公式)→こちら

文=植村照明/編集・ライター

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