自動車税をキャッシュレス決済でお得に支払う方法【2022年最新版】

毎年5月になると届く「自動車税(種別割)納付通知書」。近年、クレジットカードはもちろん「nanaco」「PayPay」「au PAY」「FamiPay」などでも支払えるようになっているので、少しでも得する支払い方法を知りたいところ。しかし、毎年ルールの変更やキャンペーンが実施されているので、どれがいちばんお得なのか分かりにくい。そこで今回は、2022年(令和4年)の自動車税の支払いはどのキャッシュレス決済がお得なのか検証してみよう。

自動車税の支払いはキャッシュレス決済でお得に!

自動車を所有していると、毎年5月に「自動車税(種別割)納付通知書」が届く。自動車税は軽自動車でも1万円以上、排気量6L以上なら11万円も納付しないといけないので、少しでも得したいところ。

近年、自動車税はさまざまなキャッシュレス決済が利用できるようになっており、わざわざコンビニや銀行の窓口に現金を持って行かなくても、自宅でスマホやパソコンから簡単に納付することが可能となっている。

決済方法はクレジットカード(以下クレカ)のほか、nanacoなどの電子マネー、PayPay、au PAY、FamiPayなどのスマホ決済アプリでも支払いが可能となっている。

自動車税がどのキャッシュレス決済に対応しているかは、自治体ごとに異なるので、事前にチェックする必要があるが、たとえば、東京都の場合は以下のような方法が利用できる。

■東京都税のキャッシュレス決済方法

【スマホ決済アプリ】
・PayPay
・au PAY
・d払い
・J-Coin Pay
・LINE Pay
・PayB(ペイビー)
・モバイルレジ

【クレジットカード】
・VISA
・Mastercard
・JCB
・AMERICAN EXPRESS
・Diners Club(ダイナースクラブ)
・TS 3(TS CUBIC)

【ネットバンキング・ATM】
・ペイジー(Pay-easy)

ただし、自動車税をキャッシュレスで支払う場合、納付書に領収日付印が押印されないため、車検が近い人は注意が必要だ。

実は、自動車税をキャッシュレス決済で納付すると、車検時に納税証明書の提示を省略できるようになるのが便利だが、その情報が運輸支局及び自動車検査登録事務所の窓口で更新されるまでに10日程度かかってしまう。

そのため、10日以内(自治体によっては10日以上かかる場合も!)に車検を受ける人は、納付書に領収日付印を押印してもらえるコンビニや銀行窓口を利用したほうが間違いがないのである。

自動車税のスマホ決済

自動車税はクレカをはじめ電子マネーやスマホの請求書払いなどでも支払いが可能だ。手数料がかかることもあるが、自宅でサクッと支払えるのが大きなメリット(筆者撮影)

クレジットカードで自動車税を支払う方法

自動車税はネットからクレカで支払うのが簡単だが、多くの自治体で決済手数料が税込330円程度かかるので注意したい。

しかし、クレカ決済では0.5~1%がポイント還元されることが多いので、1%以上ポイント還元されるクレカであればこの手数料を相殺できる場合もある。

たとえば、東京都の場合は納付額1万円につき80円の手数料がかかるので、仮に自動車税が3万9,500円なら手数料は321円になる。

それでも、クレカのポイント還元率が1%なら395pt戻ってくるので、実質74円ほど得する計算だ。逆に0.5%還元のクレカの場合では197ptしか還元されないので124円のマイナスとなるわけだ。

なお、自動車税をクレカで支払う手順についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。

都税クレジットカードお支払いサイト1

こちらは東京都の「都税クレジットカードお支払いサイト」。非常に分かりやすいので初めてでも迷うことはないだろう(画像は都税 クレジットカードお支払サイトより転載)

都税クレジットカードお支払いサイト2

手数料の計算は少しややこしいが、「試算」機能があるので納税額を入力すると、すぐに実際の手数料が分かるようになっている(画像は都税 クレジットカードお支払サイトより転載)

「Yahoo!公金支払い」の自動車税は2022年3月31日でサービス終了!

自動車税や軽自動車税をネットからクレカで支払うサービスは、「Yahoo!公金支払い」に対応した自治体が多かった。

ところが、Yahoo!公金支払いは2022年3月31日をもって水道料金(継続払い)のみの提供となり、自動車税・軽自動車税をはじめとする各種税金の支払いサービスは利用できなくなっている。

詳しくは「Yahoo!公金支払い 一部サービス終了のお知らせ」を確認してもらいたいが、自治体ごとで今後の対応が異なるので、各自で確認するしかないだろう。

●Yahoo!「Yahoo!公金支払い 一部サービス終了のお知らせ」→こちら

そんななか、Yahoo!公金支払いの代わりにPayPayが「PayPay請求書払い」の税金・料金(固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料など)の支払い対応自治体を拡大させており、2022年6月までにすべての都道府県税が「PayPay請求書払い」で支払い可能となる。

とはいえ、PayPay請求書払いについては良いことばかりではない。詳しくはこのあと解説することにしよう。

●PayPay「「PayPay請求書払い」の税金・料金の支払い対応自治体の拡大について」→こちら
●PayPay「主なご利用可能サービス・請求書払い」→こちら

Yahoo!公金支払い

対応する自治体が多かった「Yahoo!公金支払い」だが、2022年3月31日をもって水道料金(継続払い)のみの提供となり、自動車税と軽自動車税の支払いはできなくなっている

PayPay請求書払いの対応自治体

PayPayでは2022年6月までにすべての都道府県税において、「PayPay請求書払い」の税金・料金(固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料など)の支払いが「PayPay請求書払い」で可能になる予定だ

スマホ決済は2021年とは状況が一変しているので注意!

「PayPay」「au PAY」「d払い」などのスマホ決済は納付書のバーコードを読み込む「請求書払い」で自動車税の支払いができる。

もちろん、スマホ決済なら0.5~1.5%程度のポイント還元が受けられるのでお得! と言いたいところだが、2022年は自動車税のスマホ決済事情が大きく変化しているので注意してほしい。

とくに、2022年4月現在4.700万人ものユーザーをかかえるPayPayは、「請求書払い」でもPayPay STEPのランクで0.5~1.5%の特典ポイントが付与されていたので、自動車税の支払いをする人も多かった。

ところが、2022年4月1日以降はPayPay STEPによる特典ポイントの適用外となってしまったのだ。これでは、せっかくPayPayで自動車税を支払ってもポイントはもらえない。詳しくはこちらの記事で確認してもらいたい。

●PayPay「「PayPay請求書払い」のPayPayステップ特典変更について」→こちら

PayPayステップ特典変更について

PayPayでは2022年4月以降「PayPay請求書払い」は、PayPay STEPの利用カウント対象にはなるものの、PayPayポイントの付与対象からは外れてしまった

au PAYなら最大1.5%還元+1,000ptが当たるチャンスも!

自動車税のスマホ決済ではKDDIグループの「au PAY」がお得。まず、au PAYは公式クレカの「au PAY カード」を使ってau PAY残高にチャージすると1%還元され、au PAY残高で支払うことで0.5%還元されるため、1.5%還元となる。

しかも、年会費が有料の「au PAYゴールド」でチャージすると2%還元されるので、残高払いの0.5%と合わせて最大2.5%となるのだ。

ちなみに、au PAYでは通常の利用でポイントの3重取りも可能なので、その方法についてはこちらの記事を参考にしてほしい。

また、au PAYでは2022年5月1日~31日までau PAY(請求書払い)で5,000円以上支払うと、抽選で1万人に1,000ptが当たるキャンペーンも実施中だ。運が良ければ、自動車税の支払いで1.5%+1,000ptがもらえるので、このチャンスを逃さないようにしたい。

●au PAY「auPAY(請求書払い)抽選でPontaポイントが当たるキャンペーン」→こちら

自動車税支払いでPontaポイントが当たるキャンペーン(Image:kantan-cpn.auone.jp)

au PAYでは2022年5月1日~31日まで、自動車税を「auPAY(請求書支払い)」で支払うと、抽選で1,000ptが当たるキャンペーンを実施中だ

FamiPayで1%還元+2,000ptが当たるチャンスも!

自動車税の支払いで注目したいもうひとつのスマホ決済が「FamiPay」である。FamiPayはファミリーマート(以下ファミマ)独自のスマホ決済で、通常の利用で200円で1pt(0.5%)還元されるが、「ファミマTカード」から残高へチャージすると0.5%還元されるので合計1%還元となる。

ちなみに、FamiPayではファミマの買い物でTポイントカードを提示すると0.5%還元され、ポイントの3重取りも可能となっているので、詳しく知りたい人はこちらの記事を確認してほしい。

しかも、ファミマでは自動車税や公共料金支払いのキャンペーンを実施中で、ファミマのアプリのバーコードをレジでスキャンしたうえで、現金やファミマTカード、FamiPay(電子マネー)、FamiPay請求書払いで支払うと、抽選で最大2,000ptが当たる。

キャンペーン期間は第1弾が2022年5月1日~5月31日まで、第2弾は2022年6月1日~6月30日までとなっており、いずれも1等は1,000人に2,000pt、2等は6,000人に500ptが当たるのだ。

また、FamiPay(電子マネー)での支払いか、ファミマのアプリで払込票(紙)を読み取って支払いが完了する「FamiPay請求書支払い」を利用すると、当選確率が5倍になるので、近所のファミマで自動車税を払うのもアリだろう。

●ファミリーマート「コンビニ払いもファミマのアプリがお得!」→こちら

FamiPayで自動車税を支払うと最大2,000ptが当たるキャンペーン(Image:family.co.jp)

ファミマでは現金やファミマTカード、FamiPayで自動車税を支払うと最大2,000ptが当たるキャンペーンを実施中だ

クレカチャージで0.5%還元されるnanaco払いもアリ!

自動車税はイトーヨーカドーやセブン-イレブンの電子マネー「nanaco」で支払うこともできる。

nanacoの利用でポイントはもらえないが、事前に公式クレカ「セブンカード・プラス」でnanacoにチャージした場合は、0.5%がポイント還元される。

また、nanacoは現金と同じ扱いなので自動車税を支払っても手数料はかからないため、丸々0.5%がお得になるというわけだ。

ちなみに、nanacoはセブン-イレブンのレジで普通に自動車税を支払うことができる。もし、車検が近い人なら払込票に押印してもらえるnanaco払いを利用したほうがいいだろう。

●nanaco「チャージ(入金)する」→こちら

なお、nanacoの利用でポイントの3重取りをする方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。

セブンカード・プラス(Image:nanaco-net.jp)

nanacoの支払いでポイントはもらえないが、セブンカード・プラスでチャージすると200円につき1pt(0.5%)が付与されてお得!

ペイジーなら自動車税の支払いで1万円が当たる!

最後に紹介するのはペイジー(Pay-easy)だ。そもそも「ペイジー」とは、公共料金、携帯電話料金、自動車税、国民年金保険料やネットショッピングの支払いなどを、銀行のインターネットバンキングやモバイルバンキング、ATMなどから支払えるサービスのこと。

Pay-easyマークのある払込票なら利用可能となっているが、自動車税は手数料無料で支払うことができる。ただし、利用できる自治体は限られるので以下のリストを参考にしてほしい。

■ペイジーが利用できる自治体

岩手県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、島根県、広島県、徳島県、香川県、佐賀県、鹿児島県

●ペイジー「自動車税(種別割)等について→こちら

ペイジー(Pay-easy)(Image:pay-easy.jp)

自動車税の納付書を確認すると「ペイジー(Pay-easy)」のマークが表示されているはずだ。ATMからでも簡単に手数料無料で納付できる

また、ペイジーでは2022年4月1日~7月2日まで「ペイジー20周年大感謝キャンペーン」を実施しており、自動車税をペイジーで納付すると現金1万円か1万円相当のe-ギフトが1,000人に当たる。

ペイジー(金融機関のATM・ネットバンキング支払い)で、 1回500円(税込)以上利用するたびに、何度でも応募できるようになっているので、自動車税の納付で1万円を狙ってみるのもいいだろう。

●ペイジー「1万円が1,000名様に当たる! ペイジー20周年大感謝キャンペーン」→こちら

ペイジー20周年大感謝キャンペーン(Image:pay-easy.jp)

近所の銀行ATMでもサクッと自動車税が支払えるペイジー。7月2日までのキャンペーンでは1,000人に1万円が当たるチャンスがある

まとめ

いかがだろうか? 自動車税を納付するならキャッシュレス決済を利用するのがお得であることがお分かりいただけたと思う。自分が利用しやすい方法でお得に納付しよう。

なお、LINE Payは請求書支払いで自動車税の納付ができるが、ポイント還元率は0.5%となる。また、d払いも請求書払いで自動車税の納付が可能だが、ポイントは付与されない。ほかにもPayBやモバイルレジなどでも自動車税は支払えるものの、ポイント還元はないので注意したい。

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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