「LINEMO」契約でPayPayポイント12,000円相当キャッシュバックが話題、5/31まで

5月26日、ソフトバンクは新プラン「LINEMO」のキャンペーン「乗り換え大応援!!スマホプラン FEVER TIME」を開始。5月13日に楽天モバイルが発表した“0円プラン終了”によって、楽天モバイルから流出するユーザーを“直撃”しそうなソフトバンクの“戦略”をご紹介する。

LINEMOの新キャンペーンでは4か月分以上のキャッシュバック!?

今回LINEMOのキャンペーンを発表したソフトバンクだが、実はすでに5月20日にミニプラン半年間実質無料キャンペーンを実施していた。対象者は3GBまでのミニプランでは月額990円だが、最大6カ月間PayPayポイント990円分が付与されるため、“実質”無料になる。この戦略は成功しており、キャンペーン開始後ミニプランへの乗り換えが前月比2.6倍以上という上々の結果を出した。

ミニプランキャンペーン成功の勢いのまま、追撃をかけるように開始したのが今回のFEVER TIMEだ。前回がミニプランだったのに対し、今回は月々2,728円で20GB使用できる「スマホプラン」が対象だ。キャンペーン期間中に他社から乗り換えると、PayPayポイント12,000円相当が付与される。これは基本料4か月分以上に相当する。

ただし、実際に付与されるのは契約から5カ月後で、契約から4カ月間プランの変更をしていないことが条件となっている。またポイントを貰うためにはLINEMOの公式ページから申し込まなければならず、対象期間も5月31日までと長くないので、乗り換えを考えている人は注意が必要だ。

楽天モバイル

楽天モバイルはワンプランなので、迷わなくてもいいのは強みの一つ(画像は「楽天モバイル」公式サイトより引用)

今回、LINEMOがここぞとばかりにキャンペーンを打ち出したが、実際にLINEMOの方がお得なのだろうか。楽天モバイルと比較した。LINEMOの同キャンペーンで付与される12,000円分を基本料2,728円の12カ月分から差し引くと、1年の実質月額料金は1,728円となる。楽天モバイルの月額料金は3GB~20GB使用の場合は2,178円なので、LINEMOの方が実質的には安く利用できる。

しかし、LINEMOの利用が長くなるほど実質料金は高くなるので、長期利用の場合は楽天モバイルの方がお得かもしれない。

一方で、基本料以外の要素を見ると、LINEMOでは「LINEギガフリー」が一番の強みだろう。LINEアプリのトークや通話がデータ容量を気にせずに使用できる。楽天モバイルの魅力はやはり楽天ポイントの貯まりやすさだ。ポイント還元やポイント倍率の上昇などのサービスが豊富なため、楽天市場などを積極的に利用している人にはありがたいのではないだろうか。

楽天モバイルの新料金プラン発表以降、他の大手キャリアが新規獲得のために格安の料金プランやキャンペーンを提案している。基本料やキャッシュバックなどももちろん重要ではあるが、その点だけに目を向けて乗り換えてしまうと「自分の使い方だったら、前の方が安かった…」なんてことになる可能性もゼロではない。

料金だけではなく、サービスや保証などさまざまな要素を調べた上で、自分に合った料金プランを選ぶのがよいだろう。

●乗り換え大応援!スマホプランフィーバータイム【LINEMO

※サムネイル画像は(Image:​「LINEMO」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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