94カ国にVPNサーバーがある「ExpressVPN」。180カ国以上で300万人以上のアクティブユーザーがいる世界最大級のVPNサービスです。
有料VPNの「ExpressVPN」ですが、「無料トライアル版」が用意されています。30日間返金保証付きなので「30日間完全にリスクフリー」で利用可能です。
そこで今回はExpressVPNの概要や機能、優れている点について解説します。
ExpressVPNの概要は以下の通りです。
ExpressVPN | 概要 |
設立 | 2009年 |
本拠地 | イギリス領ヴァージン諸島 |
サーバー設置数 | 5台 |
接続デバイス数 | 94カ国、3000台以上 |
月額料金 | 12.95ドル/1カ月 9.99ドル/6カ月 8.32ドル/12カ月 |
お試し期間 | あり:30日間返金保証 |
トレント | 可能 |
暗号化 | AES-256 |
ノーログポリシー | アクティビティログ&接続ログなし |
サポート | あり(メール・ライブチャット) |
公式サイト | ExpressVPN |
ExpressVPNの概要や機能と優れている点
ExpressVPNは、高速で安全なVPNサービス。アメリカ、アルゼンチン、カナダ、イギリス、オーストラリア、日本、韓国、ブラジルなど世界94カ国にあるVPNNサーバーに接続できます。独自のプロトコル「Lightway」を採用しているため、通信速度が速くスピーディな操作が可能。確立された暗号ライブラリを提供するwolfSSLを使用しているため、高いセキュリティを実現しています。
主に以下のような点が優れているVPNサービスです。
・安定した高速通信
・セキュリティ対策が軍用レベル
・ネット規制の厳しい中国(香港)でも利用可能
・アプリの操作性が分かりやすくサポートも丁寧
・日本から他国の動画サービス(VOD)を視聴可能
一方で料金はやや高め。ただし無料トライアル版が30日間返金保証付きで提供されているので、まずはそちらを試すと良いでしょう。
ExpressVPNの主な機能、特徴などをより詳しく解説します。
通信速度は「非常に快適」
ExpressVPNの最大の特徴は高速な通信速度です。高速ストリーミングが可能で、日本からでも他国の動画サービス(VOD)をストレスなく快適に視聴できます。
ネット規制が厳しい中国でも利用可能
インターネット規制が厳しい中国では、政府によるネット規制の影響でGoogle、LINE、Facebook、YouTubeなどサイトが使えないのが当たり前。なので、中国に旅行に行くときや現地で仕事をする場合は、VPNが必要不可欠です。中国で使えるVPNサービスとして多くの利用者がおり、後述する通り軍用レベルのセキュリティもあるので安全です。
アプリの操作性は「初めてでも分かりやすい」
スマホの場合はアプリをダウンロードして使用しますが、日本語表記なので設定や操作も簡単。ロケーションの変更も、接続したい地域・国を選ぶだけでOKです。
料金は「やや高め」
ただ無料VPNと比較すると料金設定はやや高めです。
たとえば「ProtonVPN」は無料なので、そうしたVPNサービスと比較すると高く感じるでしょう。しかし、有料VPNの場合はその分、通信速度が安定しており安定したストリーミングが可能。その中でもExpressVPNはとくに優れています。
無料の場合は接続可能なロケーション先に制限があるので、まずは「ExpressVPN」の無料トライアルでお試ししてみるのもアリ。満足できる品質と感じたら継続の価値は十分にあるでしょう。
【実際に利用】ExpressVPNの速度を検証したレビュー
今回は筆者が実際に「無料トライアル版」を利用してみました。ExpressVPNの通信速度がどうだったのかレビューしていきます。
PCから無料トライアルに申し込む場合は、公式サイトの購入ページから①料金プランを選び②メールアドレスを入力して③支払い方法を選択するだけの3ステップで完了。5分もかかりません。
次にスマホから無料トライアルを申し込む場合の手順について解説します。
筆者の場合はiPhoneですがAndroidスマホでも同様の手順です。
実際に筆者はYouTubeの動画を通常の接続とVPN接続で2通り視聴しましたが、VPN接続でアメリカを経由したYouTubeサイトからでも操作性は高く、違和感はありませんでした。
ExpressVPNのセキュリティが高いのにはきちんとした理由があります。
軍用レベルの高度な暗号化
ExpressVPNが使用している暗号技術・AES256は、アメリカ政府も採用する最高レベルの技術。解読されることはほぼありません。
ノーログポリシー
活動ログと接続ログを一切記録しないと宣言しており、プライバシーが厳重に守られています。ただし、個人情報に結びつかないデータ(ロケーションの選択、VPNサービス接続日)などはサービス向上のために記録されます。
キルスイッチ
キルスイッチとは、VPN接続が切断された場合にインターネットを強制終了させるシステムのこと。暗号化されていないデータの送信や個人情報の漏洩を防ぎます。
スプリットトンネル
スリップトンネルとは、指定したアプリやサービスのみVPN接続するシステム。そのほかは通常のネットワーク通信なので安定した速度を保つことができます。
ExpressVPNがおすすめできる人・できない人
筆者の主観ですが、VPNは無料VPNサービスでは利用したいロケーション先がない人や無料でお試しに使ってみたい人におすすめです。またセキュリティが高く安定した通信を保てることから海外旅行時に使いたい人、現地で使いたい人にもおすすめできます。
無料トライアルを過ぎると価格的には高いので、安く利用したい人や絶対に無料で使いたい人にはおすすめしません。
ExpressVPNの解約・返金方法
解約方法が分からない場合は、24時間対応のチャットで質問すれば丁寧に教えてくれるので安心です。
チャットで返金手続きをする場合、オペレーターが「メールアドレスが正しいかどうか」を聞いてくるので正しいことを伝えます。次に「返金保証の30日間はサービスを利用するか」と聞かれるので「すぐに解約したい」とはっきり伝えましょう。その後、解約したい理由を伝えるとオペレーターが返金手続きをしてくれます。返金処理が完了するとお知らせメールが届くので確認してください。
なお、以下のポイントを押さえておくとスムーズにいきます。
・自動翻訳機を使っているので英語でなく日本語でもOK
・解約理由をはっきり伝える(金額が高い、不要になった、他社に乗り換えたなど)
まとめ
無料VPNだと通信速度が遅くなりがちですが、ExpressVPNは快適な速度を保ってくれるので、スムーズな動画視聴が可能。安定した視聴をしたい人におすすめです。
30日間返金保証が付いているので、まずは「無料トライアル」を利用してみて満足できた場合に有料プランの継続を検討するのがいいでしょう。