そろそろスマートフォンを買い換えたい…今日もどこかで誰かがつぶやいている。
2022年も各メーカーから注目の機種が発売されることが明らかになり、どれを購入しようか心踊らせている人も多いだろう。そのようななか、最新の「スマホ購入動向」が発表された。2022年に発売する新機種で購入予定はどれか、いつ購入するのか、新機種選びの際には何を重視するか、という調査結果をもとに、ユーザーの動向を探っていきたい。
2022年に新機種を購入予定の約69％が選んだのはやはりiPhone
今回もiPhoneが圧倒的人気で日本人の「アップル」好きがよくわかる結果に（合同会社リュミエールデスポワール「happy iPhone」調べ）
スマホの最新情報メディア「happy iPhone」を運営する合同会社リュミエール デスポワールは2022年5月24日、10代～60代の男女200人を対象に「スマホ購入動向」を調査し、結果を発表した。2022年に発売されるスマホを購入予定の人が選んだ機種のうち、最も多かったのは「iPhone SE（第3世代）」の35.6％。僅差で「iPhone 14」が33.7％と迫った。2つを合わせて7割弱の人がiPhoneシリーズを購入予定と回答し、今回も圧倒的な人気であることがわかった。
Androidスマホでは先日の「Xperia」新機種発表会が大きな話題になっていたためか、Xperiaの新モデルが人気だった。
（合同会社リュミエールデスポワール「happy iPhone」調べ）
「新しい機種を購入する時の決め手となるポイントは？」という質問には、価格・メーカー・スペックの3項目が24～25％台でほぼ同じ割合という興味深い結果になった。ここにはユーザーそれぞれのこだわりが詰まっているように感じる。逆に、新機種を選ぶ際にデザインを重視している人は12％と多くはない結果に。豊富な種類のスマホケースが売られており、自分好みのカスタムができるというのも、この結果になった理由だろう。
欲しい機種が発売されても1週間以内に買うのはごく少数派
「発売日に並んで買う」派は5％。半数以上が発売から数カ月以上経ってから購入している（合同会社リュミエールデスポワール「happy iPhone」調べ）
「買いたい機種がでてきたら、どのタイミングで購入しますか？」は、「発売日」5％、「発売3日以内」2％、「発売1週間以内」2％と、新機種を1週間以内に手に入れている人は全体の10％にも満たないことが判明した。発売数日前からアップルストアに並ぶ人がニュースで紹介され毎回話題になっているが、あの行列に加わるのは、一部の熱狂的なファンだけのようだ。実際には発売後、しばらく経ってから購入する人が大多数であることがわかる。
また、「電化製品の初期ロットは不良が多い」という話を聞いたことがあるオトナライフ読者も多いかもしれない。筆者の友人である家電量販店勤務の”新製品マニア”は「iPhone SE（第2世代）」を発売日当日に購入後、半年以内に2つの不具合で交換と修理に出している。また、購入からすぐに不具合が出て修理・交換に訪れるのは圧倒的に初期ロットのものが多いとも語った。このようにiPhoneの初期ロットに不具合が多いのは都市伝説ではないようだ。そうした意味でも、しばらく経ってから購入するほうが安全と言えるだろう。
今回の調査では、やはりiPhoneは不動の人気だということがあらためてわかった。一度iPhoneを購入したら、機種変更してもすぐにデータ移行ができ違和感なく使える便利さや、毎回ワクワクする新機能など、ユーザーの心を掴む仕組みは脱帽ものだ。発売日のお祭り騒ぎに参加して、なるべく早く手に入れたいという人が多いのも頷けるだろう。
しかし、これからは少し我慢して、様子を見つつ数カ月後に購入するのが一番賢い買い方法といえるのかもしれない。
出典元：happy iPhoneは→こちら
※サムネイル画像（Image:Framesira / Shutterstock.com）