【2023年最新】iPhoneを安く買う方法を型番ごとに解説!新品・型落ちのお得な購入先は?

高性能で人気のスマートフォンであるiPhone。しかし、価格の高さがネックとなって購入を躊躇っている人もいるのではないでしょうか?この記事では、新品iPhoneや型落ちのiPhoneをお得に購入する方法を紹介します。

iPhoneの最新情報と価格動向

iPhoneは毎年新しいモデルが発売され、機能やデザインが進化しています。

2023年4月時点の最新機種は「iPhone 14」シリーズ。2023年3月14日には、新色のイエローが追加されました

(画像引用元: iPhone公式サイト

スタンダードモデルのiPhone 14の価格は、128GB・256GB・512GBと容量によって下記のように異なります。

  128GB 256GB 512GB
ドコモ 138,930円 161,480円 201,740円
KDDI(au) 140,640円 161,770円 201,925円
ソフトバンク 140,400円 161,280円 201,600円
楽天モバイル 131,800円 148,800円 181,800円
Apple Store 119,800円 134,800円 164,800円

近年、その価格の高さが話題になることもあるiPhone。iPhone14は2022年9月に発売された最新のiPhoneで、高性能カメラ・高解像度ディスプレイ・大容量バッテリーなどが魅力ですが、ゲーミングPCに近い高額な価格設定となっています。

1円でも安い端末を買いたいという方に、iPhoneを安く買うためのポイントを解説します。

iPhone14を安く買う方法

iPhone14はキャリアを通すと安く購入可能。キャリアごとのサービス内容や、どの程度安くなるのかを紹介します。

au | 「スマホトクするプログラム」で実質半額

「スマホトクするプログラム」とは、auが実施するサービスです。

24回の分割払いでiPhone14を購入する際、2年後の買取価格を“残価”として設定。25カ月目にiPhone14を返却すると、残価分の支払いが不要になるプログラムです。つまり、iPhone14を実質半額で利用できます。

「スマホトクするプログラム」のメリットは、実質的な負担額が大幅に減り、最新のiPhoneをお得に使えること。ただし、返却時に端末に傷や故障があると返却不可になり、最大22,000円(非課税)の負担金が求められる場合があります。(画像引用元:au公式サイト)

たとえばiPhone 14の128GBモデルで「使い放題MAX 5G」を選択して「スマホトクするプログラム」を適用した場合、以下の表のように実質端末代金が大幅にお得になります。

25カ月目でスマホトクするプログラムを利用する場合(端末代金140,640円)
1・2カ月目(端末購入月と翌月) 支払いなし
3~25カ月目(支払い回数1~23回目) 3,120円
26カ月目(支払い回数24回目) 残価68,880円
「スマホトクするプログラム」適用
支払い不要になる(=支払い0円)
実質端末代金 71,760円

2年間故障に注意していれば、機種変更の有無に関わらず、損をすることはまずないプログラム。「今すぐiPhone14に乗り換えたいけど一度に機種代の支払いが厳しい」といった場合、とりあえず加入しておくのもひとつの手です。

なお「スマホトクするプログラム」はこちらの記事でも紹介しています。

docomo | 「いつでもカエドキプログラム」で実質半額

「いつでもカエドキプログラム」とは、24回分割で購入したスマホを1〜23カ月目に返却すると、24回目の最終回支払額を免除されるドコモのプログラムです。

「いつでもカエドキプログラム」は、最新のスマホをお得に使えて、毎年新機種への乗り換えできるのが魅力。端末の返却にはドコモの査定を通る必要がありますが、再分割支払もできるため安心です

(画像引用元: ドコモ公式サイト

容量125GBのiPhone 14に「いつでもカエドキプログラム」を適用し、「5Gギガホプレミア」を選択した場合の価格は以下の表の通りになります。

25カ月目でいつでもカエドキプログラムを利用する場合(端末代金138,930円)
1・2カ月目(端末購入月と翌月) 支払いなし
3~25カ月目(支払い回数1~23回目) 3,030円
26カ月目(支払い回数24回目) 残価69,240円
「いつでもカエドキプログラム」適用
支払い不要になる(=支払い0円)
実質端末代金 59,790円

毎月の総支払額が気になる人は、ドコモの料金シミュレーションでチェックしてみましょう。

SoftBank | 「新トクするプログラム」で実質半額

「新トクするプログラム」は、48回の分割で購入したスマホを13〜24カ月目に返却すると、最大24回分の支払いが不要になるソフトバンクのプログラムです。

「新トクするプログラム」もau、docomoのプログラムと同様に、最新のスマホをお得に使えて、毎年新機種に乗り換えられるのが魅力。また査定を通らない状態での機種回収には22,000円(非課税)が必要な点も同様です

(画像引用元:ソフトバンク公式サイト

auやドコモと同様に、容量128GBのiPhone 14に新トクするプログラムを適用した場合の結果は、以下表の通り。

25カ月目で新トクするプログラムを利用する場合(端末代金138,930円)
1月目(端末購入月) 支払いなし
2~24カ月目(支払い回数1~23回目) 2,925円
25カ月目(支払い回数24回目) 残価70,200円
「いつでもカエドキプログラム」適用
支払い不要になる(=支払い0円)
実質端末代金 70,200円

なお、毎年機種変更したい場合は「1年くりあげオプション」の適用が必要です。申し込み開始日は、My SoftBankをはじめとした契約管理サイトで確認できます。

楽天モバイル | 最安値41,880円で購入できる

楽天モバイルでは「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」と「iPhoneトク得キャンペーン」を活用するとiPhoneが安く購入できます。

「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」とは、48回の分割で購入したスマホを25カ月目に返却すると、最大24回分の支払いが不要になる楽天モバイルのプログラムです

(画像引用元: 楽天モバイル公式サイト

「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」でiPhone 14(128GB)を購入した場合の、月々の機種代金は2,518円。25カ月目に返却すると、実質60,432円でiPhoneを購入できます。

「iPhoneトク得キャンペーン」は、楽天モバイルが提示した条件を満たすと、最大24,000円分のポイントを獲得できるサービスです

(画像引用元: 楽天モバイル公式サイト

「iPhoneトク得キャンペーン」で、24,000ポイントを獲得する流れは以下の通りです。

・対象製品購入と楽天モバイルに申し込み
・「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プラン利用の開始
・Rakuten Linkアプリから発信して10秒以上会話
・対象のiPhoneを下取りしてもらう

なお「iPhoneトク得キャンペーン」は、初めて「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プランを利用する方のみが対象です。2回線目以降での申し込みは適用外となるため注意しましょう。

Apple公式|格安SIMとの組み合わせで月額4,317円

先述した価格表の通り、iPhoneはApple Storeが最も低価格。たとえば、本体をApple Storeで36回分割払いで購入し、IIJmioのような格安SIMや無料スマホ保険を併用すると、月額4,317円でiPhone 14を利用できます。

詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

iPhone 14のエントリーモデル「128GB」を例に、主要4キャリアの購入プログラム利用時の実質価格を比較してみましょう。

  通常価格 プログラム適用時の実質価格
docomo 138,930円 71,760円
KDDI(au) 140,640円 59,790円
SoftBank 140,400円 70,200円
楽天モバイル 131,800円 41,880円

先述したプログラムを利用するときは、各キャリアの回線を新規契約をするケースがほとんど。最新のiPhoneを購入する場合「動画や音楽を通信制限を気にせず使いたい」という人も多いでしょう。

各社の無制限プランの速度や料金の一覧は以下の通りです。

  プラン名 価格 速度制限
docomo 5Gギガホプレミア 7,315円 なし
KDDI(au) 使い放題MAX 5G/4G 7,238円 あり
SoftBank メリハリ無制限 7,238円 あり
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT Ⅶ 3,278円 実質あり

端末価格に追加して、キャリアの無制限プランの料金を考えると、最もお得なのは楽天モバイル。ただし、楽天モバイルでiPhoneを利用する場合はRakuten Linkの利用に注意が必要です。

楽天モバイルでiPhoneを購入するときの注意点はこちらの記事を参考にしてみてください。

楽天モバイルでなくても、各購入プログラムはおおむねどのキャリアも端末価格が実質半額になります。そのため、どのプログラムでも高い満足度を得られるでしょう。

iPhoneは 「2年で買い替え」が最もコスパが良い

各キャリアの購入プログラムは「24回目の支払いで残価を支払い、もしくは23回目までに端末返却」が前提です。そのため約2年での端末返却に、ハードルの高さを感じる方もいるのではないでしょうか。

しかしスマホの寿命は、本体が3~4年、バッテリーは1年半~2年が目安。カメラやバッテリーなど、iPhoneの性能アップも考慮すると、2年ごとの買い替えはコストパフォーマンスと性能の両面で妥当のサイクルといえるでしょう。

iPhone13以前の型落ちを安く買うには?

iPhoneの最新機種ではなく、2021年9月に発売されたiPhone13や、それ以前の型落ち機種を安く買う方法を紹介します。

大手家電量販店 | 2年間24円でiPhoneを利用可能

大手家電量販店では、年末年始や新生活が始まる春などにiPhoneをお得な価格で販売する傾向があります。

大手家電量販店のヤマダ電機では、iPhone 13の128GBモデルを月額1円で販売しました。(画像は「かじゅ|ドコモスペシャリスト(@kaju_329)」さん提供)

いくつか条件があるものの、2年間で24円でiPhone 13を使えるのはお得です。詳細はこちらの記事で紹介しています。

キャリア Certified(認定中古品)|キャリアだから安心

iPhoneの「Certified(認定中古品)」は、各キャリアが提供する認定整備済みの中古iPhoneです。厳しい検査基準をクリアした高品質なiPhoneを、お得な価格で購入できます。

キャリアの認定中古というだけあり、美品のiPhoneが安い価格で手に入ります。故障や紛失に対する保証や補償サービスもありますが、最新機種は対象ではありません

(画像引用元: ソフトバンク公式サイト

2023年3月現在ではiPhone 12以前のモデルがお得。型落ちを安く買いたい場合におすすめの選択肢ですが、在庫に限りがあるのがネックです。早めの購入や在庫チェックをすると安心です。

iPhoneを1円でも安く買うためのヒント

iPhoneを少しでも安く買うためのコツを紹介します。

実店舗でのiPhoneの割引販売は縮小傾向?

2022年8月に公正取引委員会が「iPhoneが一括1円」といった極端な売り出し方の緊急調査を開始したと発表。そのためこちらの記事で解説した通り、こうした安売りは減少傾向にあるのは事実です。

ただし、前述のヤマダ電機の例のように、大手家電量販店がお得な購入プログラムを案内する可能性がないわけではありません。セールの時期は近隣店舗もくまなくチェックし、iPhoneをお得に購入しましょう。

キャリアの購入サポートプログラムを活用

先述したように、キャリアの購入プログラムは非常にお得で、多くの場合は実質半額以下になります。型落ちのiPhoneも同様ですので、是非活用しましょう。

まとめ|キャンペーンやサービス活用でiPhoneはお得に使える

価格重視の場合は、Apple Storeで購入するのがベスト。128GBのiPhone 14で比較すると、キャリアで購入するよりも2万円程度安く買えます。

ただし、この記事で紹介した格安SIMや無料のスマホ保険を活用した方法は、手間がかかる点に注意。iPhoneの本体価格とSIMの契約料が別々になるぶん、管理が面倒になることも。一方で、iPhoneの支払いの完結性が高く、安心感があるのはキャリアでの購入。

iPhone 14は、価格や管理の手間、安心感などのバランスを考慮しつつ購入するのがポイントです。

※サムネイル画像(Image:Kaspars Grinvalds / Shutterstock.com)

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