2020年9月から25%ポイント還元の「マイナポイント」がスタートする。これはマイナンバーカード所有者なら誰でも申し込め、一人最大5,000ptが付与されるので4人家族なら最大2万ptももらえるのだ。だが、キャッシュレス決済の手段を持っていない未成年の子どもはどのように申請すればいいのだろうか? そこで今回は、子どもの分をどのように申請すればいいのか解説しよう。
子どもの分は保護者が法定代理人として申請可能!
2020年9月から一人最大5,000ptがもらえる「マイナポイント」がスタートする。4人家族なら最大2万ptもゲットできるのだから、慌ててマイナンバーカードを作成した人も多いのでは? しかし、マイナポイントをもらうにはクレカやスマホ(QRコード)決済などの「キャッシレス決済サービス(以下決済サービス)」も必要になる。クレカやスマホを持っていない子どもなどは、いったいすればいいのだろうか?
まず、マイナポイントはマイナンバーカード所有者であれば誰でも予約可能。幼稚園児や小学生でも一人5,000ptもらえるのだ。とはいえ、未成年の子どもが自分で手続きするのは難しいため、15歳以下の子どもの分は保護者などの法定代理人が手続きできるようになっている。マイナポイント予約の方法については『25%還元マイナポイント予約に必要な「マイキーID」をスマホ(iPhone・Android)で取得する方法』や『25%還元マイナポイント予約に必要な「マイキーID」をパソコンで取得する方法』を参考にしてほしい。
ちなみに、マイナポイントの予算には限りがあり先着順となっている。マイナンバーカードを取得したら、早めに子どものマイナポイント予約(マイキーID取得)を済ませておこう。これについては『9月開始のマイナポイントは先着だって知ってた? 今すぐ予約しないと損する!!』で確認してほしい。
子どものマイナポイント予約を済ませたら、7月からは実際の買い物で利用する決済サービスをひとつだけ選ぶことになる。マイナポイントで利用する決済サービスは申請した保護者名義のものを使うことができるが、保護者が使うものに合算することはできない。そのため、自分の分とは別に子ども用の決済サービスを用意する必要があるのだ。
どの決済サービスを選べばいいかについては『実は、マイナポイント付与条件は決済サービス会社ごとに違うって知ってた?』を参考にしてもらいたいが、マイナポイントは2021年3月末までの期間限定制度なので、期限までに2万円決済しないと満額の5,000ptをもらえない恐れがある。決済した金額ごとにちょびちょびポイントがつくクレカやQRコード(スマホ)決済は要注意だ。
確実に5,000ptをゲットするには、チャージに対してポイントが付与される汎用性の高い決済サービスがおすすめ。たとえば、nanaco、WAONといった電子マネーや、PayPayやau PAYなどのQRコード決済がこれに該当する。子どもの分も含め、今からこのような決済サービスを複数用意しておけばいいだろう。
もちろん、いきなり家族4人分=8万円を一気にチャージする必要はないが、もし、期限までに2万円に達していない場合でも、最終日に不足分をチャージすればいい決済サービスなら安心感があるだろう。
●マイナンバーカードでマイナポイント「FAQ」(公式)は→こちら