【2021年10月版】ネット銀行金利ランキング、3位東京スター銀行、2位あおぞら銀行BANK支店、1位は?

アナタは自分のお金をどのように運用しているだろうか? リスクのある株やFXなどの投資で下手に損失を出すくらいなら、リスクゼロで安心なネット銀行の預金を利用してみては? ネット銀行ならメガバンクの100~200倍もの高金利を実現しているところもあるのだ。そこで今回は、編集部独自調査による、2021年10月14日時点でのネット銀行高金利ランキングを発表しよう。果たして今回1位に輝くのはどの銀行なのか?

ネット銀行なら金利が大手銀行の200倍も高い!!

長引く低金利時代、アナタは自分のお金を大手銀行に預けたままにしていないだろうか? もしそうなら大損しているかもしないぞ! 現在、大手銀行の普通預金金利は0.001%で、100万円を預けても1年後にもらえる利息はたったの10円(税引き後は約8円)しかない。定期預金金利も0.002%なので、100万円でもらえるのは20円(税引き後は約16円)なのだ。これでは、大手銀行にお金を預けておく意味などないだろう。

そこでオススメしたいのがネット銀行である。「店舗のないネット銀行って大丈夫なの?」と思う人もいるだろうが、ネット銀行も大手銀行と同じで1,000万円までは国の預金保険制度の対象になる。万一破綻しても補償されるので安心してほしい。

もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持たないこともあり、通常の100~200倍もの高金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行には真似できないサービスも魅力的。そこで今回は、ネット専業ではない銀行も含め、2021年10月現在で、金利が高い銀行のランキングをまとめてみたぞ。

今回1位に輝いたのは韓国系の「SBJ銀行」。期間限定キャンペーンで1年定期が0.25%はダントツで高金利! お金を拘束されない普通預金でも「あおぞら銀行BANK支店」なら0.2%もの高金利を受けられるのだ

【第6位】楽天銀行 普通預金で0.1%の高金利

第6位の「楽天銀行」は普通預金金利を0.1%にすることができる。お金を拘束されない普通預金で、大手銀行の100倍もの高金利を得られるのは大きなメリットだろう。

ただし、普通預金金利0.1%を得るには、楽天証券の口座を開設してスムーズに投資資金を移動できる「マネーブリッジ」設定をする必要がある。その方法は→こちらで確認してほしい。

もちろん、楽天経済圏の中核となる楽天銀行の口座を持っていれば、楽天カードの引き落とし口座、楽天ペイへのチャージ、楽天証券への入金用としても活用できる。

(Image:rakuten-bank.co.jp)

楽天銀行の定期預金金利はさほど高くないが、普通預金金利は、楽天証券との口座提携サービス「マネーブリッジ」に設定することで0.1%にアップできる

【第5位】オリックス銀行 1年定期で0.12%!

オリックスグループの「オリックス銀行」では、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」の金利が、常に他行より高めだ。

とくにキャンペーンを行っているわけではないが、100万円以上であれば6カ月で0.1%、1年定期で0.12%、2年定期で0.15%、3年定期で0.2%、5年定期なら0.23%という高金利が受けられる。長期間手を付けないまとまったお金があるなら、オリックス銀行「eダイレクト預金」の定期預金を検討してもよいだろう。

(Image:orixbank.co.jp)

オリックス銀行の「eダイレクト預金」は、100万円以上という条件はあるものの、キャンペーンではなく常に定期預金の金利が高めなのがうれしい

【第4位】auじぶん銀行 条件クリアで普通預金が0.2%に!

「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立されたネット銀行。auじぶん銀行では、auカブコム証券の口座を開設して投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」設定をすると、普通預金金利が0.1%になる。具体的な手順は→こちらで確認してほしい。

また、2021年9月からauじぶん銀行で新しく設定されたのが「auまとめて金利優遇」である。これはauマネーコネクト設定に加え、au PAYやau PAY カード(クレカ)などと連携することで、普通預金金利が最大2.0%となる仕組み。手間はかかるが、さほど厳しい条件ではないので、定期預金並みの高金利を受けたい人は少しがんばってみてもいいだろう。

(Image:jibunbank.co.jp)

「auマネーコネクト」はauカブコム証券の口座との資金のやりとりをスムーズにするための設定だ。これだけで普通預金金利が0.1%にアップされる

(Image:jibunbank.co.jp)

auじぶん銀行の普通預金金利は0.001%だが、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%、auカブコム証券とのauマネーコネクト設定で+0.99%され、合計0.2%に優遇される

【第3位】東京スター銀行 定期預金が最大0.2%!

「東京スター銀行」は、1999年に経営破綻した第二地方銀行「東京相和銀行」の営業を譲り受けるために2001年に誕生した銀行。首都圏を中心に店舗があるのでネット専業ではないが「スターワン円定期預金プラス」では最大0.2%もの高金利を提供している。

「ネット限定」は最低50万円以上の6カ月定期で0.1%だが、「店頭・テレホンバンク限定」なら最低300万円以上で1年/3年/5年の定期預金が0.2%になる。ただし、「店頭・テレホンバンク限定」は、新規口座開設から3カ月以内、給与・年金振込口座指定などの条件があり、いずれかの条件に該当しないと金利が0.15%になってしまう点は注意したい。

また、給与や年金の受け取り口座に東京スター銀行を指定すると、普通預金金利が0.1%にアップされる。詳しくは→こちらの記事で確認してほしい。

(Image:tokyostarbank.co.jp)

スターワン円定期預金プラスの「ネット限定」は最低50万円以上の6カ月定期で金利が0.1%。店頭・テレホンバンクでは1年で0.2%の高金利。ただし、預金額は300万円以上必要になる

(Image:tokyostarbank.co.jp)

東京スター銀行の口座を、給与や年金の受け取り用に指定するだけで、普通預金金利が通常の100倍(0.1%)にアップされる

【第2位】あおぞら銀行 普通預金で驚異の0.2%!

実店舗もある「あおぞら銀行」にはネット専用の「BANK支店」がある。普通預金口座はなんと常に0.2%という高金利で、面倒な条件や設定などは一切なく、ただ口座を開いてお金を預けるだけでいい。

実は、あおぞら銀行BANK支店では、定期預金の金利も1年もので0.2%だが、いつでも自由に出し入れできる普通預金で0.2%もの高金利が得られるのが素晴らしい。

(Image:aozorabank.co.jp)

何の条件もなく、ただお金を預けるだけで普通預金金利が0.2%というのは驚異的。今すぐ大手銀行に預けてあるお金を移し替えよう。それだけで大手銀行の200倍もの金利がもらえる

【第1位】SBJ銀行 キャンペーンで1年定期が0.25%

「SBJ銀行」は常にトップクラスの金利を誇る韓国系の金融機関。もちろん、日本の預金保険制度の対象なので万一のことがあっても1,000万円までは保護されるので安心だ。

SBJ銀行では2022年2月9日まで「SOL×GUDETAMAサンキューキャンペーン第3弾」を実施中で、1年定期が0.25%、2年定期が0.30%、3年/5年定期では0.35%という高金利を提供している。

SBJ銀行ではこのキャンペーン以外にも、100万円が上限の定期預金「ミリオくん」が1年で0.2%、2年で0.25%の「ミリオくん2」も用意されている。もし、しばらく使わないお金があるなら、定期預金の金利の高いSBJ銀行を利用してみてもいいだろう。

(Image:sbjbank.co.jp)

「SOL×GUDETAMAサンキューキャンペーン第3弾」は2022年2月9日までの期間限定キャンペーン。1年もので0.25%、2年もので0.3%、3年もので0.35%はダントツの高金利だ

●楽天銀行(公式)は→こちら
●オリックス銀行(公式)→こちら
●auじぶん銀行(公式)は→こちら
●あおぞら銀行 BANK支店(公式)は→こちら
●東京スター銀行(公式)は→こちら
●SBJ銀行(公式)は→こちら

文=藤原博文/編集・ライター

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