「リムる」とは、SNSで相手をフォローから外す(リムーブする)ことを意味します。相手からフォローを外されることは「リムられる」と表現します。
そのような「リムる」ですが、そもそもなぜフォローを外すのでしょうか。また、相手からリムられると怒る人がいますが、それはなぜなのでしょうか。本記事では、「リムる」の意味や相手をリムる理由、リムに相当する代表的なSNSの機能などを解説します。
リムるの意味は「つながりを断つ」「喧嘩別れ」?
まずは「リムる」という言葉の意味を確認しておきましょう。
「リムる」と「ブロ解」の違い | ブロ解は双方ともにフォローが外れる
「リムる」と似た言葉に「ブロ解」があります。ブロ解はSNSで相手をブロックし、すぐにブロックを解除してフォローを外すことです。リムる場合は自分のフォローだけ外れますが、相互フォローはお互いのフォローが外れます。
「リムる」の例文 | 「リムるならフォローしないでください」など
「リムる」という言葉は動詞なので、基本的には「歩く」「話す」など他の動詞と同じように使います。
・リムるなら最初からフォローしないでください
・仲が良かったフォロワーから突然リムられた…
・この人のツイート面白くないからリムろうかな
SNSユーザーが相手をリムる主な理由/心理
SNSユーザーが相手をリムる主な理由・心理として下記3つのものが挙げられます。
相手の投稿や言動に問題があるから
攻撃的・差別的・侮辱的な投稿を繰り返したり、単純につまらない・ダサい投稿が多かったりするユーザーとは、「関わりたくない」と感じるはず。また、そのようなユーザーをフォローし続けると、自分まで「同類」だと思われてしまうかもしれません。こうした理由から、不快・危険なアカウントは自然とリムりたくなるものです。
タイムラインに表示したくないから
SNSで相手をフォローすると、自分のタイムラインに相手の投稿が表示されます。つまり、SNSを起動するたびに相手の投稿やコメントが目に入るということ。タイムラインが相手の投稿で埋め尽くされていたり、その内容が不快だったりすると「表示したくない」と思いますよね。そのための手段がリムーブなのです。
相手ともう関わり合いたくないから
何らかの理由で相手と関わりたくないと感じることは、SNS上では珍しくありません。しかし、そのままにしておくと相手からリプライやメッセージが飛んできます。「ブロックするほどでもないが、直接伝えると角が立つ…」そのようなときにリムるのが有効です。リムると相手側の表示も変わるため多くの場合は気付き、お互いに交流を止められるのです。
SNSでフォロー相手をリムると、相手が怒ってトラブルになるリスクがあります。しかし、SNSにはリムらなくても不快な投稿を見ずに済む、便利な機能が備わっています。無難に済ませたいときはぜひご活用ください。
Twitter | 「ミュート」「リスト」など
Twitterには、リムーブやブロックなしで相手をタイムライン上で非表示にする「ミュート」や、メインとは別にカテゴリー別にタイムラインを作れる「リスト」機能があります。
オトナライフではTwitterで相手にミュートされているか確認する方法や、「非公開リスト」が相手にバレない条件なども解説しているのでご参考ください。
Instagram | 「ミュート」
Instagramには、相手をブロックすることなくタイムライン上に表示しないようにする、「ミュート」機能が使えます。
オトナライフではInstagramのミュート機能の使い方や、ブロック時の挙動なども解説しているのでご参考ください。
まとめ
「リムる」という言葉の意味とリムる理由、SNSの便利機能を解説しました。筆者はSNS上でフォローした相手の投稿に飽きたり、問題があると感じたりしたときにリムることがあります。しかし、リムーブが原因でトラブルになると面倒なので、最近は「ミュート」などの代替機能を使うことが増えました。筆者としては、ミュートの方が無難だと感じます。