Instagram(インスタグラム)のブロックとは、特定の相手に対して、自分の投稿を非表示にしたり、DMやコメントのやり取りを制限したりする機能です。フォロー/フォロワー関係の有無を問わず、インスタのユーザーであれば誰でもブロックすることが可能です。
ブロックは以下の手順でできます。
実はインスタは「相手にブロックされたかどうか」を簡単に特定できるので、ブロックがバレやすいSNSと言えます。
今回は「インスタでブロックしたら相手にどう見えるのか」や、ブロック以外にも用意されている機能制限について、画像付きで分かりやすく解説します。
ブロックした側・された側が制限される機能一覧
ブロックした側と、された側の制限される機能について表にまとめました。
機能 | ブロックした側 | ブロックされた側 |
画面 | 相手のプロフィール画面は非表示になる | 「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される |
投稿 | 閲覧不可 | 閲覧不可 |
投稿へのいいね | 不可 | 不可 |
ストーリー | 閲覧不可 | 閲覧不可 |
DM | 不可 | 送信可能だが、既読はつかない |
過去のいいねやコメント | 削除 | 削除 |
過去のDM | 閲覧可能 | 閲覧可能 |
上記は2023年4月現在、筆者が独自検証した「まとめ」。仕様変更などによって今後ブロックでの制限内容は変わる可能性がありますのでご注意ください。
インスタでブロックした・された時の見え方
インスタグラムでブロックした/されたときのアカウントの見え方について解説します。
ブロックした場合:相手アカウントのプロフィールや投稿が非表示に
ブロックした場合は、ブロック相手のプロフィールや投稿は見られなくなります。
また、DM欄からの通話も不可能になります。
ブロックされた場合:相手のプロフィールや投稿が見られなくなる
ブロックされると、相手のプロフィールや投稿が非表示になります。また、相手がフォロワーだった場合、自動的にフォローが外れるので、自分のフォロワー数も減ります。
DM(ダイレクトメッセージ)が制限される
先述した通り、ブロックすると、DMでのやりとりもできなくなります。
ビデオチャット・音声通話が制限される
ブロックされると、相手とのビデオチャットや音声通話ができなくなります。
いいねやコメントが非表示になる
ブロックした相手が、過去の自分の投稿に付けたいいねやコメントが非表示になります。
タグ付けができなくなる
ブロックされると、「された」側は「した」側をタグ付けすることができなくなります。
ストーリーの足跡が表示されない・閲覧できなくなる
ブロックすると、ストーリーの閲覧ができなくなり、足跡も消えてしまいます。そのため連続再生で間違ってストーリーを再生してしまった場合は、ブロックすることで足跡を消すことが可能です。
ブロックでストーリーズの足跡を消す方法について、詳しくは以下の記事で解説しています。
インスタで相手をブロックするとバレる?
インスタグラムのブロックは比較的バレやすいといえます。
ブロックされているかどうかの確認方法
先述した通り、ブロックされたかどうか確認したいときはプロフィールを見れば分かります。
なお、iPhoneとAndroidでは、ブロックされた相手のプロフィール画面の表示が異なります。
なお、ブロックされたか確認する手順について詳しくは下記の記事を参考にしてください。
インスタグラムでブロックする際の注意点
ここまで解説してきた通り、インスタグラムのブロックはバレやすいです。よって、ブロックしたことがバレたくない相手をブロックする場合、以下のポイントも抑えておきましょう。
・「非公開設定」にする
・DMのグループスレッドではブロック相手とも会話が可能
閲覧を防ぐために「非公開設定」にしよう
ブロックは特定のユーザーからの閲覧を制限する機能のため、別アカウントからのアクセスや、ブラウザからログインせずに閲覧した場合は閲覧ができてしまいます。
閲覧を防ぐためには、以下の手順で事前にアカウントを非公開設定にしておきましょう。
DMのグループスレッドではブロック相手とトークができてしまう
相手をブロックしたとしても、インスタグラムのグループスレッドでは引き続きやりとりができてしまいます。
また、ブロックした相手と自分を第三者がグループスレッドに追加することも可能です。この場合、アカウントを非公開にしても、第三者が自分とDMのやり取りをしている場合、グループが作れてしまいます。
特定のアカウントをゆるく制限するなら「ブロック類似機能」も活用
すぐにバレてしまうブロックではなく、別の機能で特定のアカウントからの閲覧を制限できます。
特定の人に対しストーリーズを非公開にする設定方法
特定の人にストーリーズを見せたくない場合、設定からユーザーを選択するだけで簡単に閲覧不可にすることが可能です。
まず、公式インスタグラムアプリを開きます。
ストーリーズを非表示にする方法は、比較的簡単な操作で設定でき、相手にバレにくいため、まずはこの設定をすることをおすすめします。
特定の人からのDM受信を拒否する方法
特定の人からのDMを受信したくない場合は、アカウントを制限し、リクエスト制にすることをおすすめします。
制限したアカウントからのコメントや、ストーリーズへのリアクションを、他の人に表示するかどうか管理できます。DMについても、受信せずにいったんメッセージリクエストに移動され、DMを許可しない限り既読が付かないようになります。
「相手からのフォローを外す」という手もアリ
インスタグラムでは、相手からのフォローを外すことができます。
相手をシャットアウトするだけなら「ブロック」で十分ですが、波風を立てたくない場合は相手のフォローを外すだけであればバレにくいのでおすすめです。
インスタグラムの「ブロック」についてよくある質問
インスタグラムのブロックに関するよくある質問をご紹介します。
一度ブロックしてしまうと、二度と解除できない?
一度ブロックしたとしても、ブロックはいつでも解除できます。誤ってブロックしてしまい解除したい場合は、相手のプロフィール画面かDM画面で「ブロックを解除」をタップしましょう。
ブロックされると他に所持しているアカウントからも閲覧ができない?
インスタグラムのブロックには、以下の2通りあります。
・指定したアカウントだけブロック
・指定したアカウントに加え、相手が持っている別アカウントや今後作成するアカウントもブロック
そのため、ブロックした相手の別アカウントからも見られたくない場合は、後者の方を選択するようにしてください。
ブロックされている状態でも、再びフォローリクエストを送れる?
自分がブロックされている場合、「フォローする」ボタンが「ユーザーが見つかりませんでした」に変わるため、再度フォローリクエストを送ることはできません。
まとめ|インスタでブロック機能を理解し、適切に使い分けよう
ブロックした場合、相手の投稿が見られない、DMのやりとりができないなど機能が制限されます。
また相手にブロックしたことも簡単にわかってしまうので、バレたくない場合、ストーリーズに閲覧制限を設けたり、フォローだけ外すなど別の方法をお試しください。
※サムネイル画像(Image:Yasu31 / Shutterstock.com)