SNSの複数アカウント(裏垢/サブ垢)は当たり前!? その理由とは?【otalab調べ】

日々、さまざまなSNSを利用する機会が多い現代社会。趣味や日常生活についてなど、気軽に自分の気持ちを投稿できる点が支持を集めている理由だが、各SNSのアカウントは基本的にひとつという人が多いのではないだろうか。

しかし、普段利用するアカウントとは別に中には親しい人には見せない、見せたくないアカウントを作っている人もいるのだという。SNS利用者の中には、アカウントを複数所持している人が意外にも多いといわれているが、今回は、複数アカウント(裏垢/サブ垢)に関する実態について、詳しくみていこう。

ほとんどの年代が裏アカウントを持つことが判明。その理由とは

(「otalab」調べ)

Twitterが裏垢/サブ垢を所有している人が多いようだ(「otalab」調べ)

サブカルチャーの情報発信マガジン「otalab」が全国の10代~60代の男女1,133名に対し行った「年代別SNSアカウント所持数についての調査」をもとに、裏アカウントの実態をみていこう。「アカウントを複数持っていますか?」といった質問について「はい」と答えたのは20代が96%ともっとも多い結果となった。その後30代の86%、10代の83%と続いていき、一番少ない50代でも62%は複数アカウントを所持しているなど、意外にも広い年代で複数アカウントを使用する人の割合が多いことが明らかとなった。

自分ひとりで抱えきれない悩みを発散するには良い手段なのかもしれない(「otalab」調べ)

そこで「アカウントを複数持つ理由を教えてください」の質問から、なぜ複数アカウントを所持しているのかを確認していくと、「趣味に関する情報収集をしたいため」といった意見が41%と一番多く、自分について発信するアカウントとは別に、自分の好きなアイドルや俳優、アニメなどの情報についてのみ集めるため、アカウントを作成する人が多い実態が明らかとなった。「見る用のアカウントが欲しかったため」という人が32%いたことも、こうしたアカウントの作成理由としてあげられるだろう。また、「周りの友人に趣味を知られたくなかったため」(34%)という意見も多く、親しい人だからこそ、自分の好きな趣味について知られたくないといった心理が働いているといえる。複数アカウントの所持により、自分自身の精神状態を守っているのかもしれない。

複数アカウントを持つことのデメリットとは?

アカウントがばれることでトラブルが発生することも…(「otalab」調べ)

用途別にアカウントを使い分けている人が意外にも多いことが明らかとなった。しかし、アカウントを複数持つことで発生するデメリットもあるといえる。調査内で「アカウントを複数持っているデメリットを教えてください。」と質問したところ、「アカウントを使い分けることが面倒くさくなった」と答えた人が51%いることが明らかに。目的別にアカウントを作成したはいいものの、使い続けるうちに境界線が曖昧になっていき、使いわけが面倒になってしまう人が多いといえるだろう。SNSの気軽に利用できるといったメリットとは別のことをしているといえるのも、面倒くささを感じる理由といえるだろう。

2番目に多いデメリットとしては「パスワードが分からなくなる」がランクイン。アカウントの数に合わせ、パスワードもどんどん増えていくといえるため、しっかり管理していないとパスワードが分からなくなってしまう事態が発生してしまうといえるだろう。また、複数アカウントを持つ上で一番怖い事態といえる「アカウントを間違えて発信してしまった」(27%)も票数を集めた。アカウントを間違えて発信してしまい、トラブルに発展した事例も少なくないという。とくに他人に知られて困る情報については最新の注意を払って発信するべきだろう。自分の首を絞めてしまうことにならないよう、複数アカウントを利用する際は注意していくことが大切なのかもしれない。

出典元:【株式会社アップデイト/PR TIMES

※サムネイル画像(Image:Tada Images / Shutterstock.com

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