ここ数年、「高い、高い!」と言われ続けているガソリン代。政府が補助金を導入しているものの、依然として高止まりのままである。ガソリンの代わりに水素と言わず、もはや、ただの水道水で車が走ればいいのにと、誰しも一度は思ったことがあるはずだ。なぜ、こうもガソリン代は高くなってしまったのだろうか。
2022年11月21日に投稿された、かに@kanikun_comさんの「「ガソリン代高いよ…。」理由の1つはコレです 5,000円分入れたとき、・ガソリン本体2,755円 ・ガソリン税 1,755円 ・消費税490円(←二重課税) 驚愕の税率45%!『お得にガソリンを入れる方法』と、『二重課税に対抗する方法』、ガチのとっておきを”3つ”教えちゃいます↓」というツイートには、2500件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介したい。
二重課税に対抗する“とっておき”の方法!
ツイートにもある通り、ガソリン代の約半分は税金である。ガソリンには2種類の税金がかかっており、ガソリン本体とガソリン税を足した価格に消費税がかけられているのだ。厳密に言うと、二重課税には該当しないとされているが、なんと言っても高いものは、高い。
では、ガソリン代を少しでも節約するためにはどうすればいいのだろうか。
投稿者のかにさんは先ほどのツイートに追記する形で、二重課税に対抗する”とっておきの方法”について、以下のように述べている。
◆とっておき①◆”コストコで入れる” コストコのガソリンは、一般的なガソリンスタンドより約15円/ℓ安い。月に1回入れる方は、年間約6,000円もお得に。コストコの年会費が4,840円だけど、余裕でペイできる。
◆とっておき②◆”運転免許証の特典” 1年以上「無事故無違反」なら、持ってると特典がある”SDカード”を発行できる。近くの自動車安全運転センターで、670円で発行可能です。
◆とっておき③◆”二重節税できるiDeCo” 所得税・住民税と運用益を節税できる。例えば、年収500万円の人が満額2.3万円の掛金で拠出すると、年間約5.5万の節税。そして、年利3%で30年運用した時の運用益の節税額はなんと102万。30年で合計約270万円節税できる超オトクな制度。
ガソリン代の高さに驚く声、多数!
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「昔に比べてガソリンめちゃ高くなってますよね。10年は大学で原付バイク使っててよくガソスタ寄ってたんですが、最近ふと値段見かけてびっくりしました」「私、16年も当たり前に車社会で生きてたのに、ガソリン税ってそんなにするのー???なんて…今年1.2を争うレベルでビックリしました」と、あらためてガソリンの価格に驚いたとの声や、「近所にコストコできるので早速やってみます」と、ツイートで紹介されたコストコでの給油をやってみようと思ったとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
コメントの中には、ガソリン代の高騰に対して「これは車乗る人も減りますよね」「二重取りに苦しめられて車乗るの避けてます…」などといった声もあり、昨今の車離れについても言及するコメントが多く寄せられていた。
若者の車離れの原因にも?
若者の車離れは、たびたび社会現象として話題にあがるが、たしかにこうもガソリン代が高いと、持ちたくても車を持てない若者は多いのではないだろうか。
筆者は、若者というよりも中年寄りの年齢だが、都心に住んでいる間はレンタカーのカーシェアで十分かなと思っている。もちろん、所有できるものなら所有したいが、ガソリン代だけでなく、駐車場代や年間の維持費など、諸々の金銭的な課題を考えると、そこまでして持とうとは思えないのだ。
とはいえ、すでに車は生活の必需品だという方も、読者の皆さんの中には多くいらっしゃるはずなので、今回ご紹介した方法を活用して、ガソリン代を上手に節約してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:PATARA / Shutterstock.com)