【悲報】楽天モバイル、2021年7月1日から「6カ月利用のない回線は利用停止」される!

すでに410万回線を突破し、今なお加入者を増やし続けている「楽天モバイル」。データ量が月1GB以下ならタダで維持できるとあって、サブスマホとして新規加入した人も多いことだろう。だが、そのまま楽天モバイルを使わずに半年(6カ月)以上放置していると、2021年7月1日から自動的に解約されてしまうことがあるのをご存じだろうか? そこで今回は、楽天モバイルをタダで運用し続ける方法を紹介したいと思う。

楽天モバイルを6カ月放置していると自動解約される!

(Image:network.mobile.rakuten.co.jp)

 目標の300万回線を大きく上回る390万回線を突破した「楽天モバイル」。月1GB以下ならタダ、月20GB以上利用しても月額3,278円(税込)と激安。しかも、電話も通話アプリを利用することで完全かけ放題になるうえに、申し込みと同時にスマホを買うと最大2万5,000ptももらえるのだから、楽天モバイルに否定的だった筆者でも、ついうっかり加入してしまったほどだ。この経緯については→こちらで確認してほしい。
 また、筆者が楽天モバイルに申し込んだもうひとつの理由は、1年無料キャンペーン(現在は3カ月無料)終了後も月1GB以下ならタダで維持できることである。もし、楽天モバイルに今から加入したい人は→こちらで確認してみよう。
 だが、楽天モバイルをサブスマホとして使うときは注意してほしいことがある。それは、公式サイトの契約約款が変更され、2021年7月1日から「当社の別途指定する1の回線が、連続する180日間において、全く使用されていない場合は利用停止することができる」と明記されたこと。つまり、楽天モバイルを契約しても、180日間(6カ月)まったく利用せず放置していると、利用停止にされてしまうということだ。

(Image:network.mobile.rakuten.co.jp)

こちらが、楽天モバイルの契約約款変更の内容。「当社の別途指定する1の回線が、連続する180日間において、全く使用されていない場合は利用停止することができる」と明記されている

少なくとも6カ月に一度は電話やSMSを利用しよう!

 筆者のように、電話のかけ放題と2万5,000pt目当てで楽天モバイルに加入した人も多いだろう。しかも、購入したスマホをすぐに売却すれば結構な値段で買い取ってもらえるのだ。おそらく楽天モバイルも、筆者のような不届き者がいることを想定していたに違いない。
 楽天モバイルの三木谷 浩史会長も「休眠回線を維持するのにもコストがかかるので、どこかの段階でやめていただくことになる」と発言しており、このような措置もやむを得ないだろう。

  ちなみに、当初筆者は楽天モバイルで購入した「OPPO A73」をすぐに売却するつもりだったが、自分のスマホで楽天モバイルが利用できなかったため、そのまま利用している。今後は楽天回線の物理SIMを「eSIM」に変更し、現在メインで使っているSIMカード(格安SIM)をOPPO A73のほうにさしてデュアルSIM(DSDS・2回線同時待ち受け)運用しようと考えているところだ。もし、そのような運用方法ができないのなら、少なくとも6カ月に1度、楽天モバイルで電話をかけたりSMSを送ったりしないと、いずれ解約されてしまうことは覚えておきたい。

(Image:network.mobile.rakuten.co.jp)

楽天モバイルを0円で維持するためにには、少なくとも6カ月に一度は、通話アプリで電話したりSMSを送るなどのアクションをする必要がある

 いかがだろうか? 楽天モバイルは無料で電話がかけ放題になるので、今後も楽天回線を0円で維持したいなら、デュアルSIM運用するのがオススメだ。楽天モバイルのnanoSIMからeSIMに乗り換える方法は→こちらで確認できる。また、逆にIIJmioのeSIMを契約して楽天モバイルとデュアルSIM運用する方法もある。詳しくは→こちらの記事を参考にしてほしいが、これらなら月2GB(IIJmioのeSIM)+電話かけ放題(楽天モバイル)スマホを月額440円で運用できるので、楽天モバイルを6カ月放置して解約されるようなこともないだろう。

●楽天モバイル(公式)は→こちら

(※2021/7/2 記事の一部を更新いたしました)

文=すずきあきら/編集・ライター

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