2021年5月末時点で会員数が1億人以上という「Ponta（ポンタ）ポイント」。じゃらん、ホットペッパー、ローソン、シェル石油、ゲオ、auなど、様々なお店やサービスで貯められるが、さらに効率よくPontaポイントを貯めたいなら「au PAY（エーユーペイ）」の活用が欠かせない。そこで今回は、au PAYでPontaポイントをザクザク貯めるポイ活術や、Pontaポイントの運用方法などを紹介しよう。
Pontaポイントを貯めるなら「au PAY」が必須！
かわいらしい“たぬき”が目印の「Pontaポイント」は、三菱商事の関連会社ロイヤリティ マーケティングが運営するポイントシステム。三菱商事と関係が深いローソン、シェル石油、ゲオ、auでもPontaポイントを貯めることができるほか、リクルートとも提携しているので、ゼクシィ内祝い、ポンパレ、じゃらん、ホットペッパーなどリクルート系のネットサービスと相性がいい。
Pontaポイントを貯めるには提携店でPontaカードを提示するだけでいい。現在、Pontaポイントの提携店舗数は25万、提携社数は140社・198ブランドとなっており、シェル石油、出光、ゲオ、ローソン、ケンタッキーフライドチキン、ココス、すき家、はま寿司、ライフ、高島屋、ジョーシン、ビックカメラ、コジマ、JAL、セカンドストリートといった店舗で利用可能だ。なかでも、2020年5月にauのau WALLETポイントがPontaポイントに変更されたのが大きい。提携店舗での買い物でPontaカードを提示したうえで、au PAYで支払えば、利用金額税込200円につき1pt（0.5％）が別途付与されるため、Pontaポイントの2重取りも可能となっている。もちろん、事前にau PAYでau IDとPonta会員IDを連携させておくのを忘れずに！
店舗での買い物で会計前にPontaカードを提示すると、店舗ごとに0.5〜1％のポイントが付与されるほか、支払いにau PAYを使えばさらに0.5％が加算されるので、ポイントを2重取りできる
スマホでau Payを開いたら「コード支払い」画面の「Pontaカード」をタップ（左写真）。デジタル版のPontaカードが開くので、会計前にバーコードを読み取ってもらう（右写真）。これでポイントの2重取りが可能になる
Pontaカードの提示とau PAY払いでPontaポイントの2重取りができるが、さらにau PAYの残高チャージでもポイントが貯まるため、ポイントの3重取りをすることも可能となっている。au PAYをチャージする方法は現金、クレカ、銀行口座、auかんたん決済（通信費払い）などの方法があるが、au公式クレカの「au PAY カード」からチャージすると、税込100円で1pt（1％）が付与されるため、チャージ&ペイで最大1.5％還元となるのだ。
ちなみに、PayPayで1.5％を獲得しようとすると、有料のYahoo!プレミアム会員になる必要があるなど条件が厳しいし（2021年7月以降）、LINE Payは一律0.5％しかポイント還元されなくなった（2021年5月以降）。その点、au PAYは公式クレカからのチャージ＆ペイで確実に1.5％還元になるので、かなりポイントを貯めやすいだろう。au PAYでポイントを3重取りする方法の詳細については→こちらで確認してほしい。
au PAY カードからau PAYにチャージすると1％。au PAY決済で0.5％、提携店でPontaカードを会計前に提示すれば0.5〜1％もらえるため、簡単にポイントの3重取りができる
「au PAY」のキャンペーンでポイントがザクザク貯まる！
au PAYでPontaポイントを3重取りするほかにも、au PAYではPontaポイントをザクザク貯める方法がある。それが、定期的に行われるポイント還元キャンペーンだ。まず、特筆したいのがローソンでau PAYを利用すると、「au PAY 生活応援企画」により誰でも常に3％ポイント還元（上限1,000円）されること。キャンペーン終了日は未定だが2021年4月から継続的に実施されており、ローソンをよく利用する人なら効率的にPontaポイントを貯められる。次に注目したいのは、au PAYのポイント還元キャンペーンは10％〜20％と還元率が高く、上限も500pt〜1,000ptであること。PayPay、楽天ペイ、d払いのキャンペーンは事前エントリーが必要で面倒くさいし、当たるかどうか分からない抽選が多いが、au PAYは事前エントリー不要で、支払いをすれば確実に500〜1,000ptもらえるのがうれしい。
そして、数カ月に1度実施されている“ローソンATMの現金チャージで5％加算されるキャンペーン”もかなりお得だ。上限は1,000pt程度だが、まとまった金額を事前に現金チャージしておき、そのau PAY残高をローソンで使えば、「5％（現金チャージ）」＋「3％（ローソン利用）」＝合計8％も得する計算になる。ちなみに、他社のスマホ決済ではタバコはポイント還元の対象外になることが多いが、ローソン＋au PAYではタバコの購入でもポイント還元されるので、カートン買いすると8％も安くタバコが買えるも大きなメリットだろう。
au PAY 生活応援企画として長期間実施されているのが、ローソンの買い物で3％ポイント還元されるキャンペーン。au PAYユーザーであればとくに適用条件はない（商品券、切手、はがき、印紙、公共料金等は非対象）
au PAYのポイント還元キャンペーンは10％〜20％で上限が1,000ptと高いのがうれしい。しかも、事前エントリーは不要で、au PAYを使えば誰でも確実にポイントを稼げるのがいい
数カ月に1度実施されるローソン銀行ATMでの現金チャージキャンペーンにも注目。ローソン銀行の口座は不要で誰でも利用可能だが、残高チャージするだけで5％も還元されるのは大きい
au PAYでPontaポイントをコツコツ貯めるには、au PAYアプリ内のポイ活コンテンツにも注目してほしい。au PAYアプリには、毎日ポイントがもらえるガチャやチラシの閲覧、動画視聴などが複数用意されているほか、アンケートやクイズに答えたりと、ゲーム感覚で楽しみながらポイントをコツコツ稼ぐ方法がたくさん用意されているのだ。ガチャは必ずしも毎日当たるわけではないが、お金をかけずポイントを着実に貯められるので、通勤電車のなかや休憩時間など、暇があるときはぜひチャレンジしてほしい。au PAYのポイ活の詳細については→こちらで確認できる。
au PAYのホーム画面にある「毎日ポイント」をタップする（左写真）。ポイントガチャ、チラシ、動画ボーナスで、ほぼ毎日ポイントをもらえる（右写真）
au PAYでは「毎日ポイント」以外にもアンケートへの回答やクイズなどに答えてPontaポイントをゲットできるサービスが用意されている
Pontaポイントが勝手に増える!? ポイント投資にも注目！
au PAYである程度Pontaポイントを貯めたら、是非チャレンジしてほしいのが「ポイント運用」だ。これは貯めたPontaポイントを投資してポイントを増やすサービスのこと。証券会社の口座開設も不要で誰でも手軽に利用できるが、あくまでも投資なので必ずしもポイントが増えるわけではない。ただし、au PAYによると2019年4月に運用開始からすでに30.59％の運用益を叩き出しており、利用者の実に97.6％はポイントが増えているとのことなので、長期運用すれば高い確率でPontaポイントを増やすことができるのだ。
なお、au PAYには似たようなサービスで「ポイント投資」もあるが、こちらは「auカブコム証券」の口座開設が必要で本格的に投資をしたい人向け。現金の代わりにPontaポイントで本格的投資をするイメージである。もちろん、投資は自己責任で行ってほしい。
au PAYのホーム画面で「ポイント運用」をタップする（左写真）。ポイントで投資すると運用益がもらえるイメージ。筆者も3カ月程運用してみたが、今のところ2〜3％は運用益が出ている
Pontaポイントが2％も貯まるクレカを使う方法も！
いかがだろうか？ Pontaポイントを稼ぐのにau PAYの存在はとても大きいことがお分かりいただけただろう。Pontaポイントの加盟店をよく利用する人はau PAYでザクザクとポイ活してもらいたい。また、Pontaポイントの公式サイト「PontaWeb」では、ポイント通帳でPontaポイント獲得状況が確認できるほか、ゲームやくじでポイ活することもできる。こちらは、リクルートのサービスなので、Ponta会員IDとリクルートIDを連携させておくことで、じゃらんやホットペッパー、ポンパレモールなどでもポイ活できるようになる。
もし、スマホでau PAYを使うのが面倒くさいと感じる人には、Pontaポイントを効率的に貯められるクレカを使う方法もある。たとえば、ローソンでの買い物が多いなら年会費無料の「ローソンPontaプラス」がオススメ。0時〜15時59分までは税抜200円で2pt（1％）、16時〜23時59分までは税抜200円で4pt（2％）のお買い上げポイントが貯まるのだ。Pontaポイントが貯まるクレカに関しては→こちらで詳しく解説しているので確認してほしい。
Pontaポイントを貯めるならリクルートの「PontaWeb」を覗いてみよう。こちらでもPontaポイントを貯めることができる