アナタは冬のボーナスを大手銀行に預けたままにしていないだろうか? でも、大手銀行の金利は史上最低の0.001%なので、お金はちっとも増えないぞ。かといって慣れない投資に手を出して損失を出すのも怖い……。そんな人は、リスクゼロで安心なネット銀行を利用してみてみよう。ネット銀行なら大手銀行の100~200倍もの高金利を実現しているのだ。そこで今回は、編集部独自調査による、2021年12月6日時点でのネット銀行高金利ランキングを発表しよう。果たして1位に輝くのはどの銀行なのか?
もはや低金利の大手銀行にお金を預ける意味はない!
アナタは冬のボーナスを大手銀行に預けっぱなしにしていないだろうか? もしそうなら大損しているかもしないぞ!
実は、大手銀行の普通預金金利は史上最低水準の0.001%で、100万円を預けても1年後にもらえる利息はたったの10円(税引き後は約8円)。定期預金金利でも0.002%なので、100万円で1年後にもらえる利息は20円(税引き後は約16円)しかないのだ。バカバカしい!
そこでオススメしたいのがネット銀行である。「ネット銀行って大丈夫なの?」と思う人もいるだろうが、ネット銀行も大手銀行と同じで1,000万円までは国の預金保険制度の対象になる。
万一破綻してもお金は返って来るので安心してほしい。もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持たないため、通常の100~200倍もの高金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行にはマネできないメリットもある。
そこで今回は、ネット専業ではない銀行も含め、2021年12月現在で、金利が高い銀行のランキングをまとめてみたぞ!
【第8位】楽天銀行 普通預金で0.1%の高金利
第8位の「楽天銀行」は普通預金金利を0.1%にすることができる。お金を拘束されない普通預金で、大手銀行の100倍もの高金利を得られるのは大きなメリットだろう。
ただし、普通預金金利0.1%を得るには、楽天証券の口座を開設してスムーズに投資資金を移動できる「マネーブリッジ」設定をする必要がある。その方法は→こちらで確認してほしい。
もちろん、楽天経済圏の中核となる楽天銀行の口座を持っていれば、楽天カードの引き落とし口座、楽天ペイへのチャージ、楽天証券への入金用としても活用できる。
【第7位】ソニー銀行 6カ月・1年定期で0.13%!
ソニーグループのソニー銀行では、2022年2月28日までの「円定期特別金利」キャンペーンで、6カ月定期と1年定期で0.13%の高金利が適用される。
ソニー銀行なら、あまりボーナスが出なかった人でも、1万円以上1円単位で定期預金が組めるのがありがたい。
また、この円定期特別金利は積立定期の1年ものでも適用されるので、今後のために、少し貯金をしておきたいという人にはオススメ。
【第6位】オリックス銀行 1年定期で0.17%!
オリックスグループの「オリックス銀行」では、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」の金利が、いつも他行より高めだ。
とくにキャンペーンを行っているわけではないが、最近金利が見直されたばかりで、100万円以上であれば6カ月で0.1%、1年定期で0.17%、2年定期で0.20%、3年定期で0.22%、5年定期なら0.25%という高金利が受けられるようになっている。
もし、長期間手を付けないまとまったお金があるなら、オリックス銀行「eダイレクト預金」の定期預金を検討してもよいだろう。
【第5位】東京スター銀行 定期預金が最大0.2%!
「東京スター銀行」は、1999年に経営破綻した第二地方銀行「東京相和銀行」の営業を譲り受けるために2001年に誕生した銀行。首都圏を中心に数店舗があるのでネット専業ではないが「スターワン円定期預金プラス」では最大0.2%もの高金利を提供している。
「ネット限定」は最低50万円以上の6カ月定期で0.1%だが、「店頭・テレホンバンク限定」なら最低300万円以上で1年/3年/5年の定期預金が0.2%になる。ただし、「店頭・テレホンバンク限定」は、新規口座開設から3カ月以内、給与・年金振込口座指定などの条件があり、いずれかの条件に該当しないと金利は0.15%になってしまう。
また、給与や年金の受け取り口座に東京スター銀行を指定すると、普通預金金利が0.1%にアップされる。詳しくは→こちらの記事で確認してほしい。
【第4位】auじぶん銀行 条件クリアで普通預金が0.2%に!
「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立されたネット銀行。
まず、auカブコム証券の口座を開設して投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」設定をすると、普通預金金利が0.1%になる。具体的な手順は→こちらで確認してほしい。
次に、2021年9月からauじぶん銀行で新しく設定された「auまとめて金利優遇」に注目! これはauマネーコネクトの0.1%に加え、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が最大0.2%にアップする仕組みである。auスマホユーザーなら是非チャレンジしてほしい。
さらに2022年1月31日までは冬の特別金利キャンペーンを実施中で、1年定期の金利が0.2%に優遇される。まとまったお金があるなら定期に預けてもいいだろう。
【第3位】あおぞら銀行 普通預金で驚異の0.2%!
実店舗もある「あおぞら銀行」にはネット専用の「BANK支店」がある。普通預金口座はなんと常に0.2%という高金利で、面倒な条件や設定などは一切なく、ただ口座を開いてお金を預けるだけでいい。
実は、あおぞら銀行BANK支店では、定期預金の金利も1年もので0.2%だが、いつでも自由に出し入れできる普通預金で0.2%もの高金利が得られるのが素晴らしい。
「本当にそんなに上手い話しがあるの?」「何かデメリットはないの?」と思った人は→こちらの記事を確認してほしい。
【第2位】商工組合中央金庫 新規開設で1年定期が0.22%
「商工組合中央金庫」はあまり有名ではないが、日本政府も出資する政府系の金融機関だ。
個人向けインターネットサービス「商工中金ダイレクト」では、2022年3月31日まで新規口座開設キャンペーンを実施中で、1口50万円以上を定期預金「マイハーベスト」に預け入れると0.22%の高金利が適用される。
さらに、アプリから新規で口座開設を申し込むとAmazonギフト券1,000円分がもらえるほか、すでに商工中金の口座を開設している人でも、キャンペーン中の金利は0.2%と高い。
なお、商工中金では、平日8時~18時、土曜日9時~14時は、コンビニATMでの出金手数料が何回でも無料なのもありがたい。
【第1位】SBJ銀行 キャンペーンで1年定期が0.25%
「SBJ銀行」は常にトップクラスの金利を誇る韓国系の金融機関。もちろん、日本の預金保険制度の対象なので、万一のことがあっても1,000万円までは保護される。
SBJ銀行では2022年2月9日まで「SOL×GUDETAMAサンキューキャンペーン第3弾」を実施中で、1年定期が0.25%、2年定期が0.30%、3年/5年定期では0.35%という高金利を提供している。
SBJ銀行ではこのキャンペーン以外にも、100万円が上限の定期預金「ミリオくん」が1年で0.2%、2年で0.25%の「ミリオくん2」も用意されている。
もし、しばらく使わないお金があるなら、定期預金の金利の高いSBJ銀行を利用してみてもいいだろう。
●楽天銀行(公式)は→こちら
●オリックス銀行(公式)→こちら
●ソニー銀行(公式)→こちら
●auじぶん銀行(公式)は→こちら
●あおぞら銀行 BANK支店(公式)は→こちら
●東京スター銀行(公式)は→こちら
●商工中金ダイレクト(公式)は→こちら
●SBJ銀行(公式)は→こちら