金にならないユーザーは排除!? YouTube利用規約変更で採算の合わないアカウントは利用停止に!

2019年12月10日から、YouTubeの規約が変更されるのをご存じだろうか? この規約のなかには「YouTubeが採算に合わない事業となったと判断した場合、Googleアカウントを解除できる」という項目があり、物議を醸し出しているのである。果たしてこれはどういう意味なのだろうか?

一般ユーザーにも適用される可能性はある?!

(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)

 2019年11月8日、Google傘下の「YouTube」が2019年12月10日から適用される利用規約を公開した。そのなかで注目されているが、「アカウントの停止と解除」という表題のなかにある「本サービスの変更に基づくYouTubeによる解除」という項目だ。ここには「YouTube が独自の裁量により、お客様への本サービスの提供がもはや採算に合わない事業となったと判断するに至った場合、YouTube はお客様またはお客様の Google アカウントによる、本サービスの全部もしくは一部へのアクセスを解除できるものとします。」とあるが、具体的な条件が明記されていないために物議を醸し出している。
“採算の合わない事業”とあるので、素直に読めば広告の売り上げが少ないチャンネルを開設しているユーザーのアカウントを削除する意味にとれる。たとえば、無断で他人の著作物をアップロードして莫大な賠償請求をされると、YouTube側の損失が大きいので、そのようなユーチューバーを排除したいのだろう。だが、YouTubeから見て採算の合わないユーザーとなると、“動画をタダで大量に観るだけでお金にならない一般ユーザー”を差すのでは? と指摘する声もある。果たしてどうなるのか? とくに、YouTubeにどっぷりハマっているユーザーは、2019年12月10日以降の動向に注意したい。

(Image:youtube.com)

すでに、YouTubeのトップ画面にも、12月10日の利用規約の変更について注意喚起が行われている

(Image:youtube.com)

こちらが問題の「アカウントの停止と解除」ページ。果たしてこれはどんな意味を持つのだろうか?

●YouTube「利用規約」(公式)は→こちら

文=すずきあきら/フリーライター

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