「ポケット型Wi-Fi」選びで重視することは? 3位「通信速度・通信の安定性」、2位「プラン内容」1位は?

テレワークなどの普及で、スマートフォンだけでなくタブレットやノートパソコンの利用が拡大している。それに伴い、フリーWi-Fi環境がない場所でもインターネット接続ができ、持ち運んで気軽に使えるポケット型Wi-Fiも人気を博している。

さまざまな種類があるポケット型Wi-Fiだが、利用を検討している人の中には「どれを選べばいいのかわからない」という人も多いのではないだろうか。

今回は、実際に使用しているユーザーが何を契約しているかや、契約の際に重視したポイントなどをランキング形式でご紹介していく。

みんなが契約しているポケット型Wi-Fiはなに?

利用率が高いポケット型Wi-Fiは「WiMAX」(「株式会社LANY」調べ)

株式会社LANYとやさしくねっと運営事務局は、「ポケット型Wi-Fiの契約状況」に関するアンケート調査を実施した。対象となったのは20代~50代の男女112人だ。

まずは、「利用しているポケット型Wi-Fiは?」の質問では、第3位となったのは「au」で8%。通信速度が最大1,237Mbpsと「高速回線で快適」な点や、ギガ放題プランの選択で月額の「データ通信容量が無制限」になるといった点が特徴だ。しかし、同じ回線で同じサービスを利用できる「WiMAX」と比べて料金が高く、auのスマホユーザー限定の割引サービスが終了したこともあり、今後利用者は減少していく可能性もありそうだ。

第2位は「楽天モバイル」で12.5%。なんといっても最大の特徴は「価格の安さ」だろう。事務手数料無料・本体代金1円・月額料金最大3,278円と、とてもリーズナブルだ。料金重視で選びたい人にはもってこいだが、デメリットは5G対応の端末がない点。今後5Gエリアの拡大に伴って、5G対応端末が発売されるのかどうか注目だ。

そして第1位は「WiMAX」。利用率はなんと50.9%と半数以上が利用している圧倒的な支持を集めた。人気の理由は、「快適な通信速度」と「簡単な操作性」のようだ。ほかにも、「利用可能なエリアが広い」点や通信規制の条件がかなり緩い点もユーザーが多いポイントなのではないだろうか。

地下や奥まった場所では少し電波が弱いという意見もあるようだが、ほとんどの人が不自由なく使えているそうで、今後も利用者は増えていくことになりそうだ。

契約時の最重要項目は「月額料金」(「株式会社LANY」調べ)

利用サービスの質問ではWiMAXが圧倒的人気という結果になったが、ユーザーは契約時に何を重視して選んだのだろうか。

「ポケット型Wi-Fiを選ぶ際に何を一番重視したのか」の質問の第3位は「通信速度・通信の安定性」だ。筆者としては、もっと上の順位になるかとも思っていた。とくに仕事でポケット型Wi-Fiを利用しようと考えている人ならば、通信が不安定で突然ページを開くのに何十秒もかかるようになる、など考えたくもないだろう。そのためにも、通信速度を重視して選んでいるのではないだろうか。

第2位は「プラン内容」。主に通信データ容量のプランを重視する人が多いそうだ。ポケット型Wi-Fiの種類によって、3日間10GBのプランや1か月200GBのプラン、1日10GBのプランなどさまざま。単に通信データ容量が大きいものではなく、大きすぎず小さすぎず、自分に合ったプランを選択するのが賢い選び方なのだろう。

そして第1位は「月額料金」。ポケット型Wi-Fiは、工事不要で引っ越しの際も手間がかからなく、ホームルーターや光回線と比べて料金が安いことから、最近では一人暮らしのインターネット環境に取り入れる人もいるようだ。とくに20代の一人暮らしは「なるべく安く済ませたい!」と思い、月額料金重視で選ぶ人が多いのだろう。

 

今回の調査で利用率が高かった「WiMAX」は上記3つの項目はもちろん、対応エリアが全国で、テレビCMが多く流れていることから知名度もある。契約時の重視ポイントをすべておさえていることが人気の秘密なのでは。

いかがだろうか。今後ポケット型Wi-Fiを契約しようと思っている人は、今回の調査結果を参考にしてみてはどうだろうか。

出典元:LANYは→こちら
出典元:やさしくねっと.は→こちら

※サムネイル画像(Image:Aleksey H / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
スキル・ビジネス最新記事

RANKINGランキング

6:00更新