【2024】小さいスマホおすすめ7選:軽くて小型!3.0~4.0インチも紹介

近年はスマホで動画コンテンツを視聴する人やゲームを楽しむ人が多いことから大画面スマホが主流ですが、「片手で操作しにくい」「持ち運びにくい」と感じている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、コンパクトさを求める方におすすめの小さいスマホを7種ご紹介します。「3.0インチ」や「4.0インチ」の小型端末も紹介。

小さいスマホは何インチ程度?

一般的に「小さいスマホ」「小型スマホ」と呼ばれるサイズは5.0インチ~5.5インチ以下。

iPhoneシリーズで言えば「iPhone SE(第3世代)」は4.7インチ、「iPhone 13 mini」は5.4インチでどちらも小型スマホに該当します。

小さいスマホは何インチ程度?

同じiPhoneシリーズでは、たとえば2023年9月に発売したばかりのiPhone 15 Pro Maxのディスプレイは6.7インチの大画面で、片手操作にはやや不向きです。4.7インチのiPhone SE (第3世代)、5.4インチのiPhone 13 miniと比べると、その差は一目瞭然です

小さいスマホの選び方

小さいスマホの選び方でチェックしておきたいポイントをご紹介します。

【1】本体のサイズで選ぶ:片手で電源ボタンと音量ボタンを押せる?

小さいスマホを選ぶときは、まず当たり前ですが「本体のサイズ」を確認しましょう。画面サイズだけでなく、本体の高さや幅や厚みなども考慮する必要があります。特に本体のサイズは、自分の手の大きさや持ちやすさに合わせて選ぶのがおすすめです。

本体のサイズで選ぶ

片手で端末を持った際に「電源ボタンと音量ボタンのどちらかを同時に押してスクリーンショットができるか」が、手の大きさに対してスマホのサイズがちょうどいいかの1つの目安です。ちなみに筆者の場合は5.0?5.4インチくらいのスマホだと、片手だけで無理なくスクショできるのでちょうどいいです。6インチを越えると難しいので、筆者にはやはり大画面スマホよりは小型スマホのほうが向いているようです

【2】CPUをチェックする

スマホの動作速度や快適さに直結する「CPUの性能」もチェックするべきポイントです。CPUの性能は、処理の中核を担う「コア数」や1秒間に何度の命令を出せるのかの指標である「クロック周波数(GHz)」などで判断できます。基本的には、数値が大きいほど性能は高くなります。

もっとも「自分が使用しているスマホ」や「購入を検討しているスマホ」のCPU性能を正確に把握している方はそれほど多くないのではないでしょうか。こちらの記事で主要なスマホCPUの性能について、一覧形式でまとめています。合わせて参考にしてください。

【3】バッテリー容量をチェックする

小さいスマホを選ぶときには、バッテリーの容量も忘れずにチェックしましょう。

小さいスマホの中にはサブスマホにちょうどいいお手頃価格帯のものも多いですが、それらは「画面サイズ」だけでなくバッテリー容量などに不足感が強いケースもあるためです。

バッテリー容量をチェックする

頻繁に充電できない場合は、小さいスマホの中でもバッテリー容量の大きいものを選ぶのがおすすめ。たとえば4500mAh程度の容量のバッテリーがあるスマホならば、100%の充電があれば2日程度、70%程度の充電でも1日以上バッテリーが持つためおすすめです

今回ご紹介するスマホの中では、「Xperia Ace III」が4500mAh程度の容量がある大容量バッテリーかつ小型スマホに該当します。

【4】機能性をチェックする

防水・防塵、指紋認証や顔認証などの機能性もチェックしましょう。また、カメラ性能も忘れずにチェックしておきたいポイント。写真や動画を綺麗にとりたい場合は、カメラの画素数や光学ズームなどの機能も見ておくと良いでしょう。

おすすめの小さいスマホ7選

おすすめの小さいスマホ7種を各スペックとともにご紹介します。

なおiPhoneシリーズならば、2023年末時点ではiPhone SE(第3世代)が4.7インチと小型かつ使い勝手がよくおすすめ。

Androidであればバッテリー性能と性能の面で、Xperia Ace IIIがおすすめ。また「飛びぬけて小さいもの」が好きであれば、Jelly Starもおすすめです。それぞれすべてこの章で紹介しているので、参考にしてくださいね。

【1】iPhone SE (第3世代):4.7インチ

大型化しているiPhoneシリーズの中でも小さいディスプレイのiPhone SE (第3世代)。iPhoneの機能を備えつつ、片手で操作しやすい小さめスマホを探している方におすすめです。

iPhone SE (第3世代)

「iPhone SE (第3世代)」は、昔ながらのホームボタンが搭載されているモデル。ポケットにも収まりやすいサイズ感で、iPhoneシリーズの中では比較的手頃な価格で購入できます

(画像引用元:ドコモ公式サイト

発売日 2022年3月18日
ディスプレイサイズ 4.7インチ
本体サイズ 138.4 x 67.3 x 7.3 mm
重量 144g
バッテリー容量 約2,018mAh
CPU(コア数) A15 Bionicチップ
RAM(メモリ) 非公表
ROM(ストレージ) 64GB/128GB/256GB
カメラ画素数 メイン:1,200万画素
アウト:700万画素
生体認証 指紋認証(Touch ID)
防水/防塵
その他の性能 防水・防塵、Apple Pay

なおiPhone SEは第4世代が2025年に登場見込み。2023年末時点でのリーク情報まとめはこちらの記事を参考にしてください。

その他、冒頭でもご紹介した通り、iPhoneシリーズでは「iPhone 13 mini」も5.4インチのため「小型スマホ」に相当します。iPhone 13 miniもまた、日本で非常に根強い人気が継続している端末でおすすめの1つです。こちらの記事で詳しく紹介しています。

総じてiPhoneシリーズの中で「小型」で選ぶならば、iPhone SEかiPhone 13 miniが国内での人気が高いです。

【2】Jelly Star:3.0インチ

「Jelly Star」は、中国・上海のスマートフォンメーカー「Unihertz(ユニヘルツ)」が販売している超小型スマホ。本体も手にすっぽり収まる小ささで、ほぼクレジットカードと同じサイズです。

Jelly Star

小型ながらも一定の性能のCPUを搭載しており、モバイルゲームやアプリも比較的スムーズに操作可能

(画像引用元:Jelly Star公式サイト

発売日 2023年9月4日
ディスプレイサイズ 3.0インチ
本体サイズ 95.1 x 49.6 x 18.7mm
重量 約116g
バッテリー容量 約2,000mAh
CPU(コア数) オクタコア6nm MediaTek Helio G99
RAM(メモリ) 8GB
ROM(ストレージ) 256GB
カメラ画素数 メインカメラ:4,800万画素
アウトカメラ:800万画素
生体認証 指紋認証/顔認証
防水/防塵 なし
その他の性能 赤外線ポート、NFC

2023年9月に発売された当機種。3.0インチというサイズ感は、国内で入手可能なスマートフォンの中でも飛びぬけて小さく「とにかく圧倒的に小さいスマホがほしい」ならばおすすめの1つです。

【3】AQUOS wish2:5.7インチ

「AQUOS wish2」は、本体の外装に再生プラスチック材を35%使用したマットな質感とシンプルなデザインが特徴のスマホ。

小型スマホとしてはちょっと大きめの5.7インチですが、「小さめスマホがほしいけど4.0インチや5.0インチだと自分の手には小さすぎる」場合にちょうどいいです。

AQUOS wish2

日常で使う基本的な性能は揃っており、2万円代で購入できるコストパフォーマンスにも優れています。コンパクトなスマホでも、ある程度リッチに動画やゲームを楽しみたいという人におすすめです

(画像引用元:Aquos Wish2 公式サイト

発売日 2022年6月23日
ディスプレイサイズ 5.7インチ
本体サイズ 約147 x 約71 x 約8.9 mm
重量 162g
バッテリー容量 3,730mAh
CPU(コア数) Snapdragon 695 5G Mobile Platform
RAM(メモリ) 4GB
ROM(ストレージ) 64GB
カメラ画素数 メインカメラ:約1,300万画素
インカメラ:約800万画素
生体認証 指紋認証
防水・防塵
その他の性能 おサイフケータイ

【4】Unihertz Titan Pocket:3.1インチ

中国・上海のスマートフォンメーカー「Unihertz(ユニヘルツ)」が販売している「Titan Pocket」は、キーボードがついているのが特徴。個性的な小さいスマホを探している人におすすめです。

Unihertz Titan Pocket

サイズはコンパクトですが、厚みがあり重量は214gと重ため。 221gあるディスプレイサイズ6.7インチのiPhone15 Pro Maxの重さと、7gしか変わりません。軽量のスマホや一般的な使い方ができるスマホを探している人にはやや不便かもしれません

(画像引用元:Unihertz公式サイト

発売日 2021年10月
ディスプレイサイズ 3.1インチ
本体サイズ 132.5 x 73.2 x 16.8mm
重量 214g
バッテリー容量 約4000mAh
CPU(コア数) Helio P70 オクタコア
RAM(メモリ) 6GB
ROM(ストレージ) 128GB
カメラ画素数 リアカメラ:1,600万画素
フロントカメラ:800万画素
生体認証 指紋認証/顔認証
防水/防塵 なし
その他の性能 QWERTYキーボード、赤外線ポート、NFC

【5】サムスン(Samsung) Galaxy Z Flip5:3.4インチ(折りたたみ時)

「Galaxy Z Flip5」は折りたたみ型のスマホで、折りたたんだときのディスプレイサイズはわずか3.4インチ。カメラ性能はそれほど高くありませんが、CPU性能は十分なスペックを備えています。

サムスン(Samsung) Galaxy Z Flip5

折りたたむと手のひらにすっぽりと収まるサイズ。閉じた状態でも、厚みは15.1mmしかないためポケットにも収まりやすくなっています

(画像引用元:Samusung公式サイト

発売日 2023年9月1日
ディスプレイサイズ 折りたたみ時:3.4インチ
開いたとき:6.7インチ
本体サイズ 折りたたみ時:85.1×71.9×15.1mm
開いたとき:165.1×71.9×6.9mm
重量 187g
バッテリー容量 3,700mAh
CPU(コア数) Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
RAM(メモリ) 8GB
ROM(ストレージ) 256GB/512GB
カメラ画素数 フロントカメラ:1,000万画素
広角カメラ:1,200万画素
超広角カメラ:1,200万画素
生体認証 指紋認証
防水/防塵 〇/なし
その他の性能 おサイフケータイ

【6】Rakuten Hand 5G:5.1インチ

「Rakuten Hand 5G」は、楽天モバイルが販売しているオリジナル機種。日本で発売されている5Gスマホの中では最も横幅がスリムなスマホです。

Rakuten Hand 5G

横幅は約63mmと片手に収まるスリムタイプ。カメラ性能も高く、高画質な撮影が可能です

(画像引用元:楽天モバイル公式サイト

発売日 2022年2月14日
ディスプレイサイズ 約5.1インチ
本体サイズ 約138 x 約63 x 約9.5 mm
重量 約134g
バッテリー容量 2,630mAh
※動画再生最大20時間、音楽再生最大50時間
CPU(コア数) Qualcomm Snapdragon 480
RAM(メモリ) 4GB
ROM(ストレージ) 128GB
カメラ画素数 メインカメラ:(広角)約6,400万画素、(深度測位)約200万画素
フロントカメラ:約1,600万画素
生態認証 指紋認証/顔認証
防水/防塵
その他の機能 おサイフケータイ

【7】Xperia Ace III:5.5インチ

「Xperia Ace III」は、片手で操作がしやすい5.5インチの小さいスマホです。5Gに対応しており、バッテリーも大容量。「いたわり充電」により、バッテリー寿命が長持ちするのが特徴です。

Xperia Ace III

片手で操作がしやすく、かつディスプレイは大きいほうがいいという方にはちょうどいいサイズのスマホです

(画像引用元:Xperia公式サイト

発売日 2022年6月10日
ディスプレイサイズ 5.5インチ
本体サイズ 約140×約69×約 8.9 mm
重量 約162g
バッテリー容量 約4,500mAh
CPU(コア数) Qualcomm Snapdragon 480 5G
RAM(メモリ) 4GB
ROM(ストレージ) 64GB
カメラ画素数 メインカメラ:1,300万画素
フロントカメラ:約500万画素
生態認証 指紋認証
防水/防塵
その他の機能 おサイフケータイ

ちなみに後継機種のXperia Ace IVは2024年に発売が噂されています。バッテリー容量の大きさとそのコンパクトさから、Xperia Ace IIIはXperiaの中でも人気機種。後継機種の登場が楽しみですね!

小さいスマホのメリット

小さいスマホならではのメリットを紹介します。

片手操作がしやすい

小さいスマホのメリットのひとつが、片手操作しやすいこと。画面の端から端まで指が届きやすく、小さい手の人も操作しやすいため便利です。また、通勤中や移動中など片手しか使えない状況でも、ストレスなく操作できます。

持ち運びが楽

小さいスマホは軽量で厚みも少ないため、ポケットやバックに収まりやすく持ち運びが楽にできます。大きなスマホに比べて重さもないため、長時間の通話やゲームでも手への負担が少なく疲れにくいのが特徴です。

コンパクトでおしゃれ

小さいスマホは大きなスマホと比較して、コンパクトでスタイリッシュな印象を与えます。カラーやデザインのバリエーションも豊富なので、自分の好みやファッションに合わせて選ぶこともできます。

小さいスマホのデメリット

一方で、小さいスマホは画面の解像度や明るさが高くても、画面サイズが小さいため、文字や画像が見にくい場合があります。特に、動画やゲームなどのコンテンツを楽しむにはやや不向き。長文を読むときも、目が疲れやすいかもしれません。

また小さなスマホはそもそも「お手頃モデル」として販売されているケースも多いですが、やはりハイエンドモデルと比べるとカメラ性能やバッテリー性能が劣るケースもあります。つまり「サブスマホとしての用途」を想定されている端末も少なくないため、メインスマホにするかどうかはよく検討すると良いでしょう。

まとめ

小さいスマホは、手に収まるサイズや本体がスリムなものが多いため、片手で操作しやすくストレスなく使えるのが魅力。折りたたみタイプなら、持ち運びに便利なサイズと大きめのディスプレイを両立させることも可能です。

2023年末時点では、記事内でも触れた通り「iPhone SE(第3世代)」や「Xperia Ace III」がおすすめ。一方でこれらの現行機種は、2024年~2025年に後継機種の発売も予測されています。後継機種が登場した場合、本記事もそれらに合わせて順次アップデートしていきますので小型スマホをお探しの方はぜひ本記事をブックマークしておいてくださいね!

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