【2020年最新版】筆者おすすめ Apple Watchアプリ10選 キャッシュレス決済、健康管理など

予定や通知のチェック、キャッシュレス決済、健康管理などなど。Apple Watchのない生活に戻れないという人も多いだろう。そんなApple Watchをもっと便利にするのがサードパーティのアプリだ。ここでは、特に便利なお勧めのアプリを紹介しよう。

雨雲の接近を知らせてくれる天気予報アプリ「Yahoo!天気」

 標準の天気アプリだと、一日の天気予報などはわかるが、雨雲の動向まではチェックできない。「Yahoo!天気」は現在地付近に雨雲が近づいてくると、Apple Watchに通知。まさかの雨から身を守ることができる便利なアプリだ。
 もちろん、Apple Watch上で普通の天気予報アプリとして使うことも可能。一部の文字盤でのコンプリケーションにも対応しており、設定すれば文字盤に「天気」「気温」「降水確率」が表示されるようになるのも便利なところだ。

Apple Watchで雨雲レーダーの確認が可能。雨雲が近づいてくると通知されるので、雨に降られることを極限まで避けることができる。アプリを開けば、天気予報のチェックも可能。文字盤に設定しておけば、「天気」「気温」「降水確率」をいつでも確認できるようになり大変便利だ

アプリ名:Yahoo!天気 は→こちら

地震などの防災速報を通知する「Yahoo!防災速報」

 緊急地震速報などの防災速報は、手元にiPhoneがなくてもすぐに内容をチェックしたい。そんなときに役立つアプリが「Yahoo!防災速報」だ。
 このアプリは、地震・警報・避難勧告・Jアラートなど、あらゆる防災速報を通知する。また、現在地だけでなく、国内3箇所まで設定することも可能。勤務先や実家など、複数の地域の災害情報を素早く入手できる。日本は常に災害の危機と隣り合わせ。万が一の事態に備えてぜひ入れておきたいアプリだ。

地震速報や大雨警報など、あらゆる防災速報を通知。特に地震の場合、災害までの数秒に備えることができる。また、各地で発生した災害情報をApple Watchで収集することも可能だ

アプリ名:Yahoo!防災速報 は→こちら

必要なメールだけを通知する「Spark」

 連絡手段がメールということはまだまだ多い。そのため、大事なメールはApple Watchに通知が届いてほしいもの。標準のメールアプリの場合、メールを受信すると通知は届くのだが、Gmailなどを併用している場合はタイムラグが発生することが多い。また、DMなども通知されてしまうのが鬱陶しい。そんな問題を解決してくれるのが「Spark」。
 このアプリは、「スマートメール通知」という機能で受信メールを自動的に判別。重要なメールだけを通知してくれるすぐれものだ。大事なメールの通知を見逃したくない人は、ぜひ入れておきたい一本だ。

「Spark」は、iCloudメール・Gmail・Outlookメールなどに対応。「スマートメール通知」で、重要な受信メールだけを通知する。テキスト形式のメールなら、Apple Watch上で内容を確認することも可能だ

アプリ名:Spark – メールアプリ は→こちら

思いついたことをサッとメモできる「Google Keep」

 Apple Watchには、なぜかメモアプリに対応していない。そのため、思いついたことをサッとメモするには、別途アプリが必要だ。メモアプリは数多くリリースされているが、iPhoneだけでなくパソコンなどとの連携も考えると使いやすいのが「Google Keep」。
 メモしたいときは、Apple Watchに話しかけるだけでOK。すぐにメモを作成できる。メモはiPhoneやパソコンなどで共有できるので、どこにいてもチェックが可能。気軽に使えるメモアプリなので、ちょっとしたことをメモるのに活用するといいだろう。

アプリのマイクボタンをタップすれば、すぐにメモの入力が可能。入力した内容は、すぐにクラウドに保存され、iPhoneやパソコンでチェックできるようになる

アプリ名:Google Keep – メモとリスト は→こちら

仕事や勉強時間に集中して生産性をアップする「Focus」

 仕事や勉強時間は集中したいが、途中で集中力が切れてしまうということはよくある。そんな人に試してほしいのが時間管理アプリ「Focus」だ。
 このアプリはポモドーロ法に即しており、人が集中できる時間といわれている「25分」を一単位とし、「25分集中したら5分休む」というサイクルを手元で簡単に管理できる。この時間を守れば、集中力を保ったまま作業ができるというわけだ。有料のプロ版にアップグレードすると、1日のタスクの記録管理といったすべての機能を利用できるようになる。だが、基本的な機能は無料版でも十分。仕事の生産性を上げたい人はぜひ試してみてほしい。

アプリを起動すると、作業時間25分と休憩5分が1セットになっているタイマーが表示される。これをタップすればタイマースタート。休憩時間になったら通知が届く。とてもシンプルなので、迷わず使えるのがうれしいアプリだ

アプリ名:Focus – 仕事効率化タイマー は→こちら

iPhone調べた乗換案内をApple Watchでチェックできる「駅すぱあと」

 電車の乗換案内アプリは数多くあるが、Apple Watchと相性抜群なのが「駅すぱあと」だ。
 iPhoneで路線を検索した場合、その検索結果をApple Watchですぐに確認が可能。また、次の発車時刻までをカウントダウンで表示する機能もある。これ以外にも、iPhoneでMyクリップに登録した路線を確認したり、自分が乗っている路線や位置の確認も可能だ。このように、Apple Watchの機能が非常に充実しているので、電車をよく利用する人にぜひお勧めしたい。

iPhoneで検索した経路は、Apple Watchで即座に確認が可能。この画面で左にスワイプすると、次の発車時刻のカウントダウンを確認できる。このように多くの機能がApple Watchで利用できるのが特徴だ

アプリ名:駅すぱあと は→こちら

Apple Watchに話しかければすぐに翻訳できる「Microsoft翻訳」

 海外旅行などでぜひ使ってほしいアプリが「Microsoft翻訳」。いちいちiPhoneを取り出さなくても、Apple Watchに話しかければすぐに翻訳してくれる。翻訳された文は、大きい文字で表示したり音声で出力したりできるので、相手とのコミュニケーションするのにも困らないだろう。
 対応言語も、英語・中国語・スペイン語など49言語。翻訳のスピードも速く、精度も高いので非常に実用的だ。最近は街中に海外からの観光客も増えてきているので、このアプリを入れておくと何かあっても大丈夫だろう。

マイクアイコンをタップして話しかければ、すぐに翻訳結果が表示される。下にスワイプすればおおきな文字で表示され、スピーカーアイコンをタップすれば翻訳を出力することも可能だ

アプリ名:Microsoft翻訳 は→こちら

Apple Watchでツイッターが楽しめる「Chirp for Twitter」

 Twitterのつぶやきを見たい場合、シーンによってはiPhoneを取り出しづらいときもあるだろう。そんなときでも「Chirp for Twitter」があればApple WatchでTwitterを楽しめる。
 このアプリでは、タイムラインやトレンドの閲覧、リツイートや「いいね」、ハッシュタグの検索などが可能。このアプリを使ってもらうとわかるのだが、小さな画面でも十分にツイートを楽しむことができる。アプリ内で課金をすると、ツイートの投稿などといった機能が解放される。課金は3種類の金額から選べるが、どれでも開放される機能は一緒だ。ただ、ツイートを見るだけなら無料のままでもOK。ちょっと暇な時間を潰すのにピッタリだ。

無料のままでも、タイムラインやトレンドの閲覧、リツイートや「いいね」、ハッシュタグの検索などができる。小さな画面でも操作がしやすく視認性も高いので十分楽しめるだろう

アプリ名:Chirp for Twitter は→こちら

Apple WatchとiPhoneのバッテリー残量を一度にチェックできる「BatteryPhone」

 Apple WatchやiPhoneのバッテリー残量は気になるもの。素早くチェックしたいなら「BatteryPhone」が圧倒的にお勧めだ。このアプリを入れて、文字盤に設定しておけば、いつでもApple WatchとiPhoneのバッテリー残量を「パーセンテージ」でチェックできる。

コンプリケーションで「BatteryPhone」を設定すれば、文字盤でApple WatchとiPhoneのバッテリー残量が確認できる。タップすると、現在のバッテリー残量の詳細も確認できる

アプリ名:BatteryPhone は→こちら

「AutoSleep」で睡眠を管理して健康管理に役立てる

 睡眠時間の短さ、睡眠の質の悪さは、累積して人体に恐ろしいダメージ与えるともいわれている。健康であるためには、睡眠の質はとても重要。健康管理に気を遣っている人なら、ぜひ「AutoSleep」を使ってほしい。
 このアプリは、睡眠時間を24時間記録し、睡眠時間・睡眠の深さ・心拍数などをグラフ化する。グラフならひと目でどのような状態かわかるので、自分の健康維持に役立つはずだ。アプリを使い始めるには、特に設定は不要。アプリをインストールしてApple Watchを付けたままにしておくだけでOK。370円の有料アプリだが、健康に気遣う人はぜひ使ってほしいアプリだ。

Apple Watchを付けておけば、睡眠時間・睡眠の深さなどを自動的に記録。グラフ表示にすれば、睡眠の状態などがひと目で確認できる

アプリ名:AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します は→こちら

Apple Watchは、腕だけであらゆることができるので、まさに未来感溢れるガジェットだ。Apple Watchは標準アプリでも十分に便利だが、さらに活用するなら今回紹介したようなアプリを入れておきたい。興味のあるアプリは、ぜひ試してみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:Halfpoint / Shutterstock.com)

文=岩渕茂/フリーライター

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