呪術廻戦は“ネクスト・鬼滅の刃”!? 動画配信の会員数増加はアニメ作品の人気次第か

世界中でコロナ禍での自粛生活、おうち生活へのシフトを強いられた昨今。この機会に動画配信サービスに登録したり、視聴する機会が多くなったという人も多いのでは。そんな中、Amazonプライム・ビデオやNetflixなどさまざまな定額制動画配信サービスを横断し、利用者全体の中で、どんなタイトルが観られているのかという「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング」が発表され反響が起きている。昨年、日本中を席巻したアニメ「鬼滅の刃」のように、「呪術廻戦」が各世代に人気を集めている様相だ。アニメ作品が上位を占め、圧倒的な支持を受けていることが判明した今回のランキングについて追っていきたい。

「呪術廻戦」が第2の鬼滅の刃との声も

上位作品にはアニメが立ち並ぶ

 

 GEM Partners株式会社は、エンタメコンテンツランキングやデータ情報を発信する「GEMランキングクラブ」プロジェクトにて作成した「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング」を発表。過去1週間以内にそのタイトルを見た人の多さを示す、“視聴者数ポイント”を踏まえると、全体ウィークリーランキングは呪術廻戦が1位をキープ、「進撃の巨人」が僅差で鬼滅の刃を上回り、2・3位が入れ替わったとのこと。アニメ作品上位の面子は変わらず、呪術廻戦にいたっては10〜50代に圧倒的な支持を受ける結果に。鬼滅の刃とは対象にしている年齢層が異なるといえど、ストーリー的にはグロテスクな描写もいとわない世界観など共通点多く、何かと比較される両アニメ。今回のランキングにて、呪術廻戦が10代から50代で不動の人気を獲得し続ける結果を見るに、2021年に“第2の鬼滅”となる可能性も現実味を帯びてきたのでは。

(Image:jujutsukaisen.jp)

アニメに特化する流れも。©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 そんなランキングの中で、呪術廻戦は引き続き60代を除くすべての年代で1位をキープしたよう。しかし、今回は驚きの結果が。今まで呪術廻戦は60代ではトップ10圏外という結果だったが、なんと今回は10位にランクイン。まさに全世代が視聴しているような状況になった。総合視聴ランキングでアニメ作品が上位を占める状況は、若者世代が多く見ているのだろうとすでに見慣れた人も多いように思う。しかし、こうして世代別で比較してもアニメ作品の圧倒的な需要が特段光る状況は、多くの世代が日常的にSNSを駆使し、若者が話題にしている呪術廻戦の投稿やトレンド上位に連ねるタグを見たりする機会が増えたからなのかもしれない。もちろん、動画配信サービスで常にランキング上位に連ねる各作品を見て一度視聴してみたという人も多いだろう。
何はともあれ、動画配信サービスにおいて、アニメの需要、そして人気は高いという事実。先日、U-NEXTが定額制動画サービスとして、アニメ作品数がNo.1になったというニュースもあったが、今後はアニメの充実を動画配信サービスの肝として考えるユーザーも増えてくるのでは。邦画などの充実はもちろん、アニメ作品の拡充をどれだけ推し進めることができるか、今後はアニメ作品を制したものが動画配信サービスの会員数も増やしていきそうだ。

参照元:定額制動画配信視聴者数 週間ランキング2021年2月22日【GEMランキングクラブ】

※サムネイル画像(Image:jujutsukaisen.jp)
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

オトナライフ編集部
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