AppleがiPhoneの下取り価格を更新、価格の引き下げが気になるが…実際は?

新しい機種を購入する際、現在、所有しているスマホを“下取り”に出せば安く買うことができますよね。Appleでも「Apple Trade in」にてiPhoneなどの下取りサービスを行っていますが、先日公開された新たな下取り価格では、前回よりも価格が引き下げられていました。

最新の下取り価格では「iPhone 12」と「iPhone X」が6,000円も引き下げ!

各iPhoneモデルの下取り価格が更新。前回の価格よりも低めの金額に…(「Apple」公式サイトより引用)

現地時間6月30日に、Appleの公式サイトではiPhoneやiPadといったデバイスの“下取り価格”を更新。価格表によると、「iPhone 13 Pro Max」の最大下取り価格は102,000円となっており、更新前の下取り価格よりも1,000円減少しています。

また、最大下取り価格が39,000円だった「iPhone SE(第3世代)」も最大34,000円へと引き下げられていることを確認。その差は5,000円と大きくなっています。

そして、iPhoneシリーズの中でも今回とくに下取り価格の減少が見られたのは、「iPhone 12」と「iPhone X」でした。「iPhone 12」では下取り額が最大47,000円から最大41,000円に、「iPhone X」では最大22,000円から最大16,000円へと変更。6,000円も引き下げられていました。

現地時間6月30日に更新された「Apple Trade in」でのiPhone下取り価格一覧(「Apple」公式サイトより引用)

「iPhone 13 Pro Max」はキャンペーン前の下取り価格よりもアップ!?

一見、大幅に改悪したようにも感じる「Apple Trade in」の下取り価格ですが、実は2023年5月25日~6月29日までの約1カ月間は、期間限定で「下取り額の増額キャンペーン」を実施していました。(※iPhone7以降のモデル)

キャンペーン前の下取り額を調べてみたところ、「iPhone SE(第3世代)」は34,000円、「iPhone 12」は42,000円、「iPhone X」は17,000円といった価格に。キャンペーン前と今回の価格改訂を比較すると、「iPhone SE(第3世代)」は通常の下取り価格に戻り、「iPhone 12」と「iPhone X」は1,000円ほど価格が下がっていることが判明しています。

なお、キャンペーン開始前の「iPhone 13 Pro Max」の下取り価格は95,000円だったため、今回の最大下取り価格102,000円では7000円アップしたことに。増額キャンペーンとの比較では、かなり金額が引き下げられたイメージがあるものの、本来の“キャンペーン前の下取り額”と比べれば対して差は生じていないのかもしれません。

「Apple Trade in」での下取り価格は定期的に更新されていますが、毎回、価格が減っていくというわけでもなさそうです。そのためキャンペーン期間中や増額されたタイミングを見計らって、対象の製品を下取りに出すのがベストではないでしょうか。

引用元:【Apple

※サムネイル画像は(Image:​「Apple」公式サイトより引用)

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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