ネット銀行金利ランキング、2位SBJ銀行(0.22%)1位は?【2022年12月版】

アナタは冬のボーナスをどうしますか? 大手銀行の普通預金金利は史上最低の0.001%なので、ちっともお金は増えません。かといって慣れない投資で損失を出すのも怖いし……。そんな人は、リスクゼロで安心なネット銀行がおすすめ! ネット銀行なら大手銀行の100~220倍もの高金利を実現しているのです。そこで今回は、編集部独自調査による、2022年12月1日時点でのネット銀行金利ランキングを発表しましょう。

大手銀行にお金を預けても利息はほとんどつかない!

長引く不況で、大手銀行の普通預金金利は史上最低水準の0.001%しかありません。仮に100万円を預けても1年後にもらえる利息はたったの10円(税引き後は約8円)。定期預金金利でも0.002%なので、こちらも100万円でもらえる利息は20円(税引き後は約16円)しかないのです。

そこでおすすめしたいのがネット銀行です。「ネット銀行って大丈夫なの?」と不安に感じる人もいるでしょうが、ネット銀行も大手銀行と同じで1,000万円までは国の預金保険制度の対象になります。万一、銀行が破綻しても日本円の普通預金や定期預金および利子などは保証されるので安心ですよ。

もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持っていないため、通常の100〜220倍もの高金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行にはマネできないメリットもたくさんあります。

そこで今回は、ネット専業ではない銀行も含め、2022年12月1日現在で、1年定期を中心に金利が高い銀行のランキングをまとめてみました。

順位 銀行名 金利 種別 条件
1位 商工組合中央金庫
商工中金ダイレクト
0.22% 1/2/3年定期 新規口座開設キャンペーン金利(2023年3月31日まで)/50万円以上
※新規はAmazonギフト券1,000円分プレゼント
0.20% 1/2/3年定期 既存ユーザーの金利(定期預金マイハーベスト)/50万円以上
2位 SBJ銀行 0.22% 1年定期 モア+キャンペーン(新規)12月30日まで ※既存ユーザーは0.20%
0.27% 2年定期 モア+キャンペーン(新規)12月30日まで ※既存ユーザーは0.25%
0.32% 3年定期 モア+キャンペーン(新規)12月30日まで ※既存ユーザーは0.30%
0.35% 5年定期 モア+キャンペーン(新規)12月30日まで ※既存ユーザーも0.35%
0.20% 1年定期 ミリオくん/上限100万円
0.25% 2年定期 ミリオくん2/上限100万円
0.10% 普通預金 普通預金プラス(上限1,000万円)
3位 オリックス銀行 0.10% 6カ月定期 eダイレクト預金「スーパー定期」100万円以上
0.22% 1年定期
0.15% 2年定期
0.25% 3年定期
0.28% 5年定期
0.35% 7年定期
4位 あおぞら銀行
BANK支店
0.21% 1年定期 BANK The 定期【BANK口座限定】(50万円以上)
0.22% 2年定期
0.23% 3年定期
0.25% 5年定期
0.20% 普通預金 通常の金利
5位 UI銀行 0.20% 1/2/3/5年定期 通常の金利
0.12% 1/3/6カ月定期
0.10% 普通預金
6位 新生銀行 0.20% 1年定期 冬のボーナス金利キャンペーン(30万円以上・2023年1月31日まで)
1.00% 3カ月定期 新規口座開設者のみのスタートアップ円定期預金(30万円以上)
7位 住信SBIネット銀行 0.20% 1年定期 通常の金利(1,000円以上)
8位 auじぶん銀行 0.20% 普通預金 まとめて金利優遇(auマネーコネクトの0.1%を含む)
0.10% 普通預金 auマネーコネクトが条件
0.13% 1年定期 冬の特別金利キャンペーン2022(2023年1月31日まで)
9位 東京スター銀行 0.20% 1/3/5年定期 店頭・テレホンバンキング限定(諸条件あり/300万円以上)
0.10% 6カ月 ネット限定/50万円以上
0.10% 普通預金 給与・年金受け取り口座に指定する
10位 ソニー銀行 0.20% 6カ月定期 円定期特別金利(2022年12月1日~2023年2月28日まで)
0.17% 1年定期
11位 楽天銀行 0.13% 6カ月定期 冬のボーナス金利キャンペーン(1,000円以上・2023年1月31日まで)
0.15% 1年定期
0.10% 普通預金 マネーブリッジ適用が条件(上限300万円まで)

こちらが編集部独自調査による定期預金ランキングで、主に1年定期の金利で比較している。今回は商工中金ダイレクトの1年定期0.22%(新規口座開設キャンペーン)がトップを獲得。SBJ銀行も同じ金利だが、商工中金ダイレクトはAmazonギフト券がもらえるのがポイント(表は編集部で独自に作成)

【第1位】商工組合中央金庫 新規口座開設で1年定期が0.22%+Amazonギフト券1,000円!

「商工組合中央金庫(商工中金)」はあまり有名ではありませんが、日本政府も出資する政府系の金融機関です。

個人向けインターネットサービス「商工中金ダイレクト」では、2023年3月31日まで新規口座開設キャンペーンを実施中で、1口50万円以上を定期預金「マイハーベスト」に預け入れると1年・2年・3年定期で0.22%の高金利が適用されます(インターネッットバンキングキャンペーンから申し込み時)。実際の申し込み方法はこちらの記事を参考にしてください。

商工中金ダイレクトでは、さらにアプリから新規で口座開設を申し込むとAmazonギフト券1,000円分がもらえるほか、すでに商工中金の口座を開設している人でも、キャンペーン期間中の金利は0.20%と高いのが特徴です。

なお、商工中金では、平日8時〜18時、土曜日9時〜14時は、コンビニATMでの出金手数料が何回でも無料になるので、意外と使い勝手は悪くありません。

●商工中金ダイレクト「インターネットバンキングキャンペーン」は→こちら

商工組合中央金庫(Image:shokochukin.co.jp)

アプリを使って新規口座開設をするとAmazonギフトが1,000円分もらえるが、これは50万円を金利0.20%で1年間預けたのと同じ利息。つまり、実質0.22%+0.20%=0.42%と考えることもできる(画像は商工組合中央金庫公式サイトより転載)

「SBJ銀行」は常にトップクラスの金利を誇る韓国系の金融機関。もちろん、日本の預金保険制度の対象なので、万一のことがあっても日本円の定期預金や普通預金および金利は1,000万円まで保護されるので安心です。

まず、SBJ銀行の普通預金金利は0.02%ですが、特別付与金利0.08%が加算されて0.10%になります。これは普通預金口座から切替えて開設でき、月内の最低残高に対し追加利息を受け取れるというものです。

定期預金は1年定期で0.12%、2年・3年で0.15%、5年では0.20%と高金利です。これに加え、100万円が上限となる定期預金「ミリオくん」は1年で0.20%、2年の「ミリオくん2」では0.25%になります。

さらに、2022年12月30日までのSOL×GUDETAMA 明るい未来へ!「モア+キャンペーン」によって、新規口座開設者は1年ものが0.22%、2年ものが0.27%、3年もので0.32%、5年ものは0.35%の高金利に! 

既存ユーザーも1年ものが0.20%、2年ものが0.25%、3年もので0.30%、5年ものは0.35%が適用されます。

なお、SBJ銀行は、セブン-イレブン(セブン銀行)やミニストップ(イオン銀行)、ファミリーマート(E-net)のATMなら、出金手数料が最低でも月10回まで無料なうえに、他行あて振込手数料は最低でも月5回まで無料なので、月に何回も振込をする人におすすめです。

●SBJ銀行(公式)は→こちら

SBJ銀行(Image:sbjbank.co.jp)

5年定期で0.35%という「モア+キャンペーン」は12月30日までの特別金利。新規口座開設すれば1年もので0.22%の高金利が受け取れる。ただし、スーパー定期は1円以上1,000万円未満、大口定期は1,000万円以上となっている(画像はSBJ銀行公式サイトより転載)

●SBJ銀行「SOL×GUDETAMA 明るい未来へ!モア+キャンペーン」は→こちら
●SBJ銀行「ミリオくん・ミリオくん2」は→こちら

【第3位】オリックス銀行 100万円以上の1年定期で0.22%を提供!

オリックスグループの「オリックス銀行」では、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」の定期預金金利が、いつでも他行より高めです。

とくにキャンペーンを行っているわけではありませんが、2022年12月現在は、100万円以上であれば6カ月で0.10%、1年で0.22%、2年で0.15%、3年で0.25%、5年なら0.28%、さらに7年で0.35%という高金利が設定されています。

もし、長期間手を付けないまとまったお金(100万円以上)があるなら、オリックス銀行「eダイレクト預金」の定期預金を検討してみてはいかがでしょうか?

●オリックス銀行「eダイレクト定期預金」は→こちら

オリックス銀行(Image:orixbank.co.jp)

100万円以上が条件になるが、オリックス銀行は通常の定期預金金利が高め。現在は1年定期で0.22%、3年で0.25%、7年では0.35%という高金利が設定されている(画像はオリックス銀行公式サイトより転載)

【4位】あおぞら銀行BANK支店 普通預金で驚異の0.20%!

実店舗もある「あおぞら銀行」にはネット専用の「BANK支店」があります。普通預金口座はなんと常に0.20%という高金利で、面倒な条件や設定などは一切なく、ただ口座を開設してお金を預けるだけでOKなのは驚異的!

「本当にそんなに上手い話しがあるの?」「何かデメリットはないの?」と疑問に思った人は、こちらの記事を確認してください。

また、あおぞら銀行BANK支店の定期預金「BANK The 定期」では、2022年8月1日より6カ月で0.20%、1年で0.21%、2年0.22%、3年で0.23%、5年で0.25%という高金利を提供しています(1口50万円以上)。

もし、長期間使わないお金が50万円以上あるなら、普通預金だけでなく、定期預金の「BANK The 定期」も検討してみてはいかがでしょうか?

●あおぞら銀行 BANK支店は→こちら

あおぞら銀行BANK支店(Image:aozorabank.co.jp)

何の条件もなく、ただお金を預けるだけで普通預金金利が0.20%というのは驚異的。大手銀行に預けてあるお金を移し替えるだけで、大手銀行の200倍もの金利が得られる(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより転載)

●あおぞら銀行 BANK支店「BANK The 定期」は→こちら

あおぞら銀行 BANK支店「BANK The 定期」(Image:aozorabank.co.jp)

2022年8月より始まった「BANK The 定期」は、1年定期で0.21%、2年定期で0.22%、3年定期で0.23%、5年定期で0.25%という高金利。普通預金の0.20%よりもさらに上をいく(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより転載)

「UI銀行」は「東京きらぼしフィナンシャルグループ」の子会社で、2022年1月17日に開業したばかりの新しいネット銀行です。

普通預金は誰でも金利0.10%。定期預金も1カ月/3カ月/6カ月が0.12%、1年/2年/3年/5年定期は0.20%と、かなりの高金利となっています。

しかも、これは特別なキャンペーンではなく通常の金利。最低預金額は1円から預け入れできるので、ネット銀行初心者にもおすすめです。

なお、UI銀行では「UIプラス」というステージ制度が設けられており、最下位の「ステージ1」でもATM手数料が月1回、他行宛振込手数料が月2回まで無料。最上位の「ステージ5」になるとATM手数料と他行宛振込手数料が、なんと月20回まで無料になります。

また、セブン銀行ATMの出金手数料は最大で月20回まで無料、他行あて振込手数料も最大月20回まで無料なのでかなりお得ですよね。

●UI銀行は→こちら

UI銀行(Image:uibank.co.jp)

何の条件もなく普通預金金利が0.1%、定期預金も1〜5年で0.20%の高金利が受けられる。しかもATM手数料や他行宛振込手数料も最大20回まで無料になるので、使い勝手がかなりいい(画像はUI銀行公式サイトより転載)

【第6位】新生銀行 キャンペーンで30万円以上の1年定期が0.20%に!

実店舗も構える「新生銀行」は、1998年に経営破綻した日本長期信用銀行が前身。2000年には新生銀行に名称変更し、ネットで利用できる銀行の草分け的な存在に生まれ変わりました。

2021年12月からはSBIホールディングスの子会社になって、以前より積極的に高金利の定期預金を投入してきています。

通常の円定期は、30万円以上の「パワーダイレクト円定期預金30」で1カ月定期の金利が0.20%。100万円以上の1年定期は、新生銀行のステップアッププログラムのステージが「新生シルバー」以上の場合で0.15%になります。

しかし、2022年12月1日〜2023年1月31日までは「冬のボーナスキャンペーン」が実施されており、30万円以上の1年定期で0.20%の高金利が適用されます。

●新生銀行「パワーダイレクト円定期預金」(公式)は→こちら

新生銀行(Image:shinseibank.com)

SBI HD傘下になってから、積極的に高金利の定期預金を提供し始めた新生銀行。冬のボーナス金利キャンペーンでは1年もので0,20%の高金利を提供している(画像は新生銀行公式サイトより転載)

なお、新生銀行ではここでは紹介しきれないほどさまざま商品が用意されています。たとえば、新規口座開設者には「スタートアップ円定期預金」が3カ月で1.00%(1年定期換算で0.25%)などが用意されていますので、公式サイトで自分に有利な商品を比較してみましょう。

【第7位】住信SBIネット銀行(NEO BANK) 1年定期が0.20%!

「住信SBIネット銀行(NEO BANK)」は三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で設立したネット銀行の大手です。

住信SBIネット銀行では、「スマートプログラム」というランク制度があり、ATM出金手数料や他行宛振込手数料が無料になる回数が変化します。

条件なしのランク1でも他行宛振込手数料が月1回無料ですが、「スマート認証NEO」に登録するだけでランク2にアップされ、月5回まで無料になります。

また、ATM出金手数料はランク1で月2回、ランク2では月5回まで無料になります。最高ランク4になると、いずれも月20回まで無料になるので、普段使いの口座としての利用価値は高いでしょう。

住信SBIネット銀行の普通預金は0.001%と低く、定期預金も通常は0.02%ですが、12月6日現在、1年ものだけが0.2%と高金利になっており、1,000円以上1円単位で預けられます。

●住信SBIネット銀行は→こちら

住信SBIネット銀行(Image:netbk.co.jp)

住信SBIネット銀行の定期預金は、1カ月~5年まで細かく設定されており通常の金利は0.02%だが、1年ものだけが0.20%と高金利だ

住信SBIネット銀行では各パートナー企業と提携した「NEOBANK(ネオバンク)」口座を作ることも可能です。

こちらはATM手数料や振込手数料が月5回まで無料になるほか、パートナー企業ごとにさまざまな特典を得ることができるのが魅力です。

たとえば、「T NEOBANK」はTポイント会員が開設できる専用支店で、給与を受け取ったり競馬・競輪でTポイントが貯まるほか、公営競技やBIG・TOTOなどがTポイントで楽しめます。

ほかにもJALマイレージバンク(JMB)会員・JAL Global WALLET会員向けの支店「JAL NEOBANK」や、ヤマダデンキでの買い物でポイントが貯まる「ヤマダNEOBANK」などもあります。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

【第8位】auじぶん銀行 「auまとめて金利優遇」で普通預金金利が最大0.20%に!

「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。

まず、auカブコム証券の口座を開設して投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」設定をすると、普通預金金利が0.10%になります。

auじぶん銀行(Image:jibunbank.co.jp)

auカブコム証券とauじぶん銀行との間で、投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」を設定すると、auじぶん銀行の普通預金金利が0.10%になる(画像はauじぶん銀行公式サイトより転載)

●auじぶん銀行「auマネーコネクト優遇プログラム」は→こちら

また、今なら初めてauカブコム証券へ1回5万円以上入金すると、現金5,000円がプレゼントされます。具体的な手順はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

次に、2021年9月からauじぶん銀行で新しく設定されたのが「auまとめて金利優遇」です。これはauマネーコネクトの0.10%に加え、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が最大0.20%になる仕組みになっています。

auじぶん銀行「auマネーコネクト優遇プログラム」(Image:jibunbank.co.jp)

auじぶん銀行は「auマネーコネクト」で普通預金金利が0.10%にアップされるが、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が合計で0.20%にアップする(画像はauじぶん銀行公式サイトより転載)

●auじぶん銀行「auまとめて金利優遇」は→こちら

すべてをクリアできると、普通預金の金利が0.20%までアップしますので、au PAYやau PAYカードを利用している人は是非チャレンジしてみましょう。

■auまとめて金利優遇の詳細

・普通預金 0.001%     
 +0.050% au PAY アプリと口座連携
 +0.050% au PAY カード口座引き落とし
 +0.099% auマネーコネクト設定
TOTAL=普通預金が最大0.20%に!

なお、auじぶん銀行では、2022年12月1日~2023年1月31日まで、「冬の特別金利キャンペーン2022」が実施されており、1年ものの定期金利が0.13%で提供されています。

さほど高い金利ではありませんが、0.20%の「auまとめて金利優遇」の条件をクリアできない人は、こちらのキャンペーンを利用してもいいでしょう。

●auじぶん銀行「冬の特別金利キャンペーン2022」は→こちら

「東京スター銀行」は、1999年に経営破綻した第二地方銀行「東京相和銀行」の営業を譲り受けるために2001年に誕生した銀行です。

首都圏を中心に実店舗があるのでネット専業ではありませんが、「スターワン円定期預金プラス」では条件を満たすと最大0.20%もの高金利を受け取れます。

「ネット限定」は最低50万円以上の6カ月定期で0.05%ですが、「店頭・テレホンバンク限定」なら最低300万円以上で1年/3年/5年の定期預金が0.20%になります。

ただし、「店頭・テレホンバンク限定」は、新規口座開設から3カ月以内、給与・年金振込口座指定などの条件があり、いずれかの条件に該当しないと金利は0.10%になってしまいます。

●東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」は→こちら

東京スター銀行(Image:tokyostarbank.co.jp)

スターワン円定期預金プラスの「ネット限定」は最低50万円以上の6カ月定期で金利が0.05%。店頭・テレホンバンクでは1年で0.20%の高金利となる。ただし、預金額は300万円以上が必要(画像は東京スター銀行公式サイトより転載)

また、給与や年金の受け取り口座に東京スター銀行を指定すると、普通預金金利が0.10%にアップされます。東京スター銀行については、こちらの記事で詳しく解説しています。

●東京スター銀行「給与振込先にご指定のお客さま限定 スターワン円普通預金の金利が給与振込で年利0.1%」は→こちら

東京スター銀行「給与振込先にご指定のお客さま限定 スターワン円普通預金の金利が給与振込で年利0.1%」(Image:tokyostarbank.co.jp)

東京スター銀行の口座を、給与や年金の受け取り用に指定するだけで、普通預金金利が通常の100倍(0.10%)にアップされる(画像は東京スター銀行公式サイトより転載)

【第10位】ソニー銀行 冬のボーナスキャンペーンで定期預金金利は0.17%、しかも1円からOK!

ソニー銀行は、言わずと知れたソニーグループが手掛けるネット銀行で、格付けは大手銀行とさほど変わらないレベルです。

「優待プログラムClub S」によるステージ判定で、Sony Bank WALLETのキャッシュバック率が最大で4倍(2%)になったり、ATM手数料無料回数が月4回〜無制限に、振込手数料回数も月2回〜11回になるなど、使い勝手はかなりいいでしょう。

普通預金金利は0.001%で通常の定期預金金利もさほど高くありませんが、ソニー銀行では夏と冬のボーナス時期になると円定期特別金利をキャンペーンを実施しており、2022年12月1日〜2023年2月28日までは、6カ月定期で0.20%、1年定期で0.17%に金利をアップしています。

とくに条件はなく、1円以上から手軽に定期預金が組めるので、ボーナスで少し余ったお金があるようなら預けておくといいでしょう。

●ソニー銀行「円定期特別金利」は→こちら

ソニー銀行(Image:moneykit.net)

ボーナス時期になると定期的に実施されるキャンペーン。6カ月は0.20%、1年では0.17%の金利が提供される。しかも1円から定期預金できるのがうれしい(画像はソニー銀行公式サイトより転載)

【第11位】楽天銀行 ボーナスキャンペーンで1年定期が0.15%!

「楽天銀行」は普通預金金利を0.10%にすることができます。お金を拘束されない普通預金で、大手銀行の100倍もの高金利を得られるのはメリットでしょう。

ただし、普通預金金利0.10%を得るには、楽天証券の口座を開設してスムーズに投資資金を移動できる「マネーブリッジ」設定をする必要があります。その方法はこちらの記事で確認してください。

また、2022年4月からは、マネーブリッジで普通預金が0.10%になるのは300万円までに変更されています。300万円超に対しては0.04%となりますのでご注意ください。

●楽天銀行「普通預金(マネーブリッジ利用者)」は→こちら

楽天銀行「マネーブリッジ」(Image:rakuten-bank.co.jp)

楽天銀行の定期預金金利はさほど高くないが、普通預金金利は、楽天証券との口座提携サービス「マネーブリッジ」に設定することで0.10%にアップできる(画像は楽天銀行公式サイトより転載)

普段、楽天銀行の定期預金金利はあまり高くありませんが、2023年1月31日までは「冬のボーナスキャンペーン」を実施しており、6カ月もので0.13%、1年もので0.15%の高金利を提供しています。

他行に比べると金利はやや低めですが、もし普通預金にしばらく使わないお金が預けてあるなら、定期預金に預け替えてもいいでしょう。

なお、この定期預金は、楽天銀行の口座を持っている人なら、誰でも1,000円以上1円単位で預けることができます。

楽天銀行「冬のボーナスキャンペーン」(Image:rakuten-bank.co.jp)

普段はあまり定期預金金利は高くない楽天銀行だが、2023年1月末までは1年もので0.15%の高金利を提供している(画像は楽天銀行公式サイトより転載)

●楽天銀行「冬のボーナスキャンペーン」は→こちら

まとめ

いかがでしょうか? 大手銀行にお金を預けておいても利息はスズメの涙ほどしか受け取れません。

今回紹介したネット銀行なら、どこでも大手銀行の普通預金金利の実に100〜220倍もの高金利を得ることが可能です。

もし、冬のボーナスをもらって使う予定がない人は、是非、ネット銀行を開設してお金を預けることも検討してみてください。自宅に居ながらスマホで簡単に口座を開くことも可能ですよ!

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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