【トラブル回避】SNSの“子ども写真”投稿ガイドライン7つのポイントが話題

あなたは、SNS上で子どもの写真を見かけたことがあるだろうか。保護者が子どもの成長記録などとして、子どもの写真をSNSにアップすることはよくあることだが、それがトラブルにつながるケースも少なくないようだ。ピクスタ株式会社が運営する家族・子ども向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」が「子ども写真のSNS投稿に関するアンケート」を行った。

SNSが、子育て中の孤独を救うツールに

友人や家族となかなか会えない保護者にとっては、もはや欠かせないツールだ(「fotowa」調べ)

調査では、0歳から小学校高学年の子どもを持ち、SNSに子どもの写真を投稿したことがある保護者459名から回答を得ていた。まず、SNSに子どもの写真を投稿する理由として多かったのが「家族や友達に近況を伝えたい」54.5%で、そして「子どもの成長の記録として残したい」の52.1%だった。子どもがいれば「自分の近況=子どもとの生活」になるのは、当然といえば当然だ。

友達や家族・知人のみの限定公開アカウントを利用している人が49.5%(「fotowa」調べ)

SNSの公開範囲としては、一般公開しているオープンアカウントを使っている人が41.0%、友達や家族・知人のみの限定公開アカウントを利用している人が49.5%となった。

精神的に孤立しがちな育児中の保護者を救っている一面が垣間見える(「fotowa」調べ)

SNSに投稿したことで「投稿を通して他人から共感や助言をもらえるので、孤独にならずにすんだ」「SNSを通して新しくママ友・パパ友とつながることができた」など、精神的に孤立しがちな育児中の保護者を救っている一面がうかがえた。

子どもを守る、SNSの“子ども写真”投稿ガイドラインとは

約4割の人が投稿によるトラブルを経験している(「fotowa」調べ)

一方で「あなたやあなたの周りで、お子さんの写真をSNSに投稿してトラブルになったことはありますか?」という質問に、約4割の人が「ある」と回答している。

「知人のお子さんも写っており、苦情を受けた」が36%、投稿には、一緒にうつるお子さんや親御さんからの同意など得るなど配慮が必要だ(「fotowa」調べ)

具体的には「知人のお子さんも写っており、苦情を受けた」が36%、次に「個人情報を特定された」が30%などとなっている。

ストーカーやいじめなど、思いもよらないトラブルに見舞われないための7つのルールだ(画像は「ピクスタ株式会社」プレスリリースより引用)

トラブルを防ぎながらSNSを活用するために、「fotowa」は押さえておくべき7つのルールを公開している。まず「個人情報を出しすぎない」こと。1枚の中の情報は少なくても、複数の写真を公開していれば、情報の組み合わせで個人情報が特定されてしまう。

2つ目は「『裸』は絶対NG」ということ。裸の子どもをSNSで検索する悪質なユーザーの目に留まれば、自分の子どもの写真が児童ポルノとして出回ってしまう可能性がある。

3つ目は映り込みから「住所を特定させない」、4つ目は「できるだけネット専用のニックネームを」となっている。この2点も、個人を特定する情報である。最悪の場合、自宅を訪ねられる可能性もある。

また5つ目は「『デジタルタトゥー』にならないために」とある。保護者にとっては微笑ましい写真や動画であっても、子ども自身は恥ずかしいと思うものであれば、いじめの原因にもなりかねない。6つ目は「一緒に写った人は公開OK?」だ。どうしても載せたい場合は、投稿前に本人やその保護者に確認しよう。

7つ目は「公開範囲も検討すること」だ。とくにオープンアカウントである場合、内容にとっては本当に信用できる相手のみの限定公開も検討しよう。

ルールをしっかり確認して、楽しくSNSを活用しよう。

出典元:【fotowa(フォトワ)

オトナライフ編集部
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