60代のスマホ所有率93%、デジタル黎明世代はスマホ操作も強い傾向【モバイル社会研究所】

令和の生活必需品となったスマートフォン。その表現が大げさではないことを表す指標が、「高齢者のスマートフォン所有率」ではないだろうか。スマートフォンがイノベーター層に支持されていたのは10年以上も前の話であり、街に出ればスマートフォンで写真を撮影し、キャッシュレス決済をする高齢者の姿を目にする。この度、最新の高齢者を対象にしたスマートフォン事情が発表された。そこで明らかになったのは、スマートフォンが着実に社会に浸透している事実である。

60代のスマホ所有率は93%! 上昇傾向に陰りなし

3月27日、NTTドコモの社会科学系研究所であるモバイル社会研究所は、60代以上の高齢者のスマートフォン所有状況に関する調査・研究内容を発表した。2023年1月に関東圏の534人の回答をもとにした調査結果は、高齢者にいかにスマートフォンが浸透しているかがわかる結果となった。

2021年に所有率80%を超えて以降も伸び続けている(「モバイル社会研究所」調べ)

60代では所有率が93%と、前年から2ポイント上昇した。8年前の2015年には33%だったことを考えると、10年経たずにほとんどの人がスマホを所有している状況まで、スマホが普及したことになる。70代は所有率79%で、60代と比較すると数値は低いものの、上昇率では前年から9ポイントと高い伸びを示している。

所有時期に関するデータでは「10年以上から所有している」と答えたのは60代が39%、70代は30%(「モバイル社会研究所」調べ)

所有率が伸び続けている高齢者のスマホ所有状況だが、所有時期に関するデータでは「10年以上から所有している」と答えたのは60代が39%、70代は30%だった。「5年以上前から所有している」層を含めると両年代ともに60%以上となることから、スマホの操作はお手の物といったところだろう。

LINEやニュースアプリ、キャッシュレス決済…さまざまなアプリを使いこなす

おなじみのアプリや機能は高齢者にも好評かもしれない(「株式会社リクシス」調べ)

高齢者はスマホをどのように活用しているのだろうか。今年2月にリクシスから発表された、シニアのスマホ習慣調査結果では、習慣化しているスマホアプリ・機能についてLINEが第1位となり、ニュースアプリ、キャッシュレス決済、動画視聴、地図アプリが続く結果となった。家族とのコミュニケーションツールとしてLINEが浸透している状況から、高齢者も習慣的に使用しているのは納得である。ニュースアプリ閲覧が習慣化している現状は、新聞発行部数が減少している市場状況とリンクしているのも興味深い。

さかのぼってみると、60代・70代は現役世代の頃にインターネットや携帯電話を取り入れて“デジタル黎明世代”といえる年代である。それを考えれば、新しいツールであるスマートフォンやアプリを使いこなすことは、さして難しいことではないのかもしれない。

出典元:【モバイル社会研究所
出典元:【株式会社リクシス/PR TIMES

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
iPhone&Android最新記事

RANKINGランキング

18:00更新