Google Pixel初の折りたたみ式スマホは20万円超え!? – 話題機種だが高すぎる!?

サムスン電子のGalaxy Zシリーズ、OPPOのOPPO Find N2シリーズなど、スマートフォン売り場で目にすることが増えた「折りたたみ式スマートフォン」。Appleも折りたたみ式iPhoneを開発中との噂もあり、今後のスマートフォン界の主流になる可能性を秘めた分野である。Googleも折りたたみ式スマートフォン開発に取り組むメーカーのひとつ。最近になり詳細な情報が海外のニュースメディアで報じられ、その大枠が世界を駆け巡っている。情報のなかでひときわ話題になっているのが、20万円を超えるとされるハイクラスの価格帯だ。

折りたたみ式スマホは業界のトレンド?Google参入で競争激化か

Galaxy Zシリーズは折りたたみ式スマホの先駆け的商品だ

Google初の折りたたみ式スマホの情報は、海外のニュースメディアのCNBCが独自入手し内部情報が起点とされている。世界のスマホ業界の発展を担う有数のメーカーということもあり、スマホユーザー垂涎の情報として世界に広まっている。

リーク情報によると、件の折りたたみ式スマホはコードネーム「フェリックス」として扱われ、商品名は「Pixel Fold」とされている。発売は23年6月で計画が進んでいるとされ、それが事実であれば間もなく公式リリースがあるかもしれない。

「Pixel Fold」の特徴は、低電力モードで最大72時間稼働、折りたたみ箇所の耐久性の高さなどが挙げられている。なかでも特段目を引く情報が、20万円を超えるとされる強気な価格設定である。現在のスマートフォン市場で20万円を超える機種といえば、iPhoneシリーズ最新機種のiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxのハイストレージモデルと、いかにハイクラスの価格帯であることがわかる。折りたたみ式スマホジャンルの人気機種であるGalaxy Z Fold4は、2022年9月の発売当初に25万円弱で投入されており、Googleが「Pixel Fold」に込める自信の大きさがうかがえる。

Google初の折りたたみ式スマホは、20万円の壁を乗り越えられるか?

Google Pixelシリーズは日本市場でも一定の地位・知名度を誇るだけに、「Pixel Fold」に期待を寄せるユーザーは多いはずだ。懸念材料としては、やはり20万円以上の価格設定だろう。折りたたみ式スマホという新規性の高さは、参考情報が少ないという反面もあり、様子見をするユーザーもいるだろう。加えて、直近の話題機種であるiPhone 14シリーズは20万円を超えるモデルもあり、iPhoneユーザーであっても次機種まで買い控えるというユーザーも現れた。景気停滞・物価高騰といった家計に打撃をあたえる社会情勢が続いているだけに、いかに優れた機種であっても売れ行きに直結しないのが現代のスマホ業界なのだ。

「Pixel Fold」が発売されるとしたら、市場にいち早く浸透させるカギは、ユーザーに機能性の高さをいかに伝えて納得してもらうかだろう。機能性を含めてGoogleがどのような公式情報を発表するのか、ユーザーにとっては待ち遠しい日々が続きそうだ。

引用元:【The Verge
引用元:【CNBC

オトナライフ編集部
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