final×REBの有線イヤホン「GRID01」が話題 – メンテやチューニングの手間が魅力

音楽や動画のサブスクリプションサービスやスマホゲームの普及により、街中でイヤホンを使用するユーザーが目立つ。ゲームや映像コンテンツでは音響にこだわる作品は多く、周囲に人がいても音を楽しむうえでイヤホンは欠かせない。

最近はワイヤレスイヤホンが人気を集めているが、トラディショナルな「有線イヤホン」には音質面で一日の長がある。そのような有線イヤホンのストロングポイントを示す新商品が11月21日に発売される。国内オーディオメーカー・finalの「GRID01(グリッドゼロワン)」だ。

高音質+永く楽しめるイヤホン?「GRID01」の特長とは?

「GRID01」

光沢感のある無駄のないデザインからイヤホンとしての実力が伝わってくるようだ(画像は「株式会社final」プレスリリースより引用)

「GRID01」は、finalの定番有線イヤホン・E3000の開発チームと、オリジナルブランド「REB(レブ)」が共同開発した新商品だ。特長として打ち出しているのが「高音質+永く楽しめる」ことと、“有線”イヤホンという仕様だ。E3000の持ち味である音の高い解像度と、フラットでナチュラルな音質はそのままに、デフォルトの音質でも十分満足できる音楽好きもうなずくクオリティを実現した。

「GRID01」2

(画像は「株式会社final」プレスリリースより引用)

「GRID01」3

(画像は「株式会社final」プレスリリースより引用)

高音質と並び掲げられる「永く楽しめる」というのは、どういうことだろうか。同社いわく簡単なメンテナンスやチューニングで、使用可能状態を長くキープできるようだ。イヤホンの故障の代表的な原因が、フィルターへの耳垢などの詰まり。音を構成する重要部分であるフィルターをユーザーにケアしてもらえるよう、「GRID01」はネジやドライバーを使わずにフィルターを交換できる。

フィルター交換後には10万を上回る選択肢のなかから音質選択するため、ユーザー好みの音質にチューニング可能だ。長く使えば使うほど愛着が生まれる、まさに音楽・イヤホンを愛するユーザー向けの商品といえる。

「AirPods」に象徴される、ワイヤレスイヤホン人気に一石を投じられるか

「AirPods」(Image:Mohd Syis Zulkipli / Shutterstock.com)

街中で「AirPods」を見かける人は多いはずだ

「GRID01」は、音にこだわりをもつユーザーに適した有線イヤホンだが、時代はワイヤレスイヤホンへと傾いている。ワイヤレスイヤホンの特長は、コードの煩わしさがなく、いつものファッションになじむコンパクトさだろう。なかでも、Apple社製の「AirPods」は人気が高く、近々、新商品が発表されるとのうわさがある。今後、ワイヤレスイヤホン人気が加速しそうな市場状況だが「GRID01」はどこまで押し返すことができるのか……。

ただ、若者を中心に“手間を魅力”と感じる層も台頭している。レコードで音楽を聴くというディープなレトロに親しむユーザーからすると、有線+クラシックなデザインは魅力的に映る可能性は大いにある。イヤホン市場でどのように受け入れられるのか注目だ。

出典元:【株式会社final/PR TIMES
参照元:【REB

※サムネイル画像は(Image:「株式会社final」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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