ポイ活できる「TikTok Lite」小遣い稼ぎとして若者にブームが来る?【RECCOO調べ】

TikTokの軽量版アプリ「TikTok Lite」をご存じだろうか。アプリの容量が小さく、データ通信量を抑えてTikTokの動画が観られる上に、ポイ活機能も搭載されており、「動画視聴」や「いいね」など、定められた条件をクリアするとポイントを稼げるという仕組みになっている。集めたポイントは、Amazonギフト券やPayPayポイントなど、さまざまなスマホ決済サービスのポイントと交換できるため、日本でも注目が集まりつつあるようだ。

小遣い稼ぎの一つとして、流行に敏感な大学生には一気に広まりそうな気もするが、TikTok Liteの認知度や利用率はどれくらいなのだろうか。

TikTok Liteを知らない大学生が半数以上、利用者の目的は「お金を貯められる」から

認知度は約4割、利用者は約2割と、ブームはまだ来ていないようだ(「サークルアップ」調べ)

株式会社RECCOOが、大学1年〜4年生の200人を対象に「TikTok Liteの普及率」についてアンケートを行ったところ、認知率は40.5%、利用率は18.5%であることがわかった。つまり、半数以上はTikTok Liteの存在自体を知らない人が多く、普及半ばといえるだろう。

利用している大学生からは「普段、溶かしてしまっている時間でお金を貯められるのが魅力的」という回答が得られたとのこと。スキマ時間を利用して気軽にポイ活ができるというメリットで、利用者の興味をひいているといえそうだ。

さて、ポイントを稼ぐにはTikTok Liteにこまめにアクセスし、動画視聴などをする必要があるが、はたして視聴時間に変化はあったのだろうか。TikTok Liteを利用している大学生50人にアンケートをとったところ、以下の結果となった。

視聴時間が「変わらない」「減った」学生は約7割。ポイントの影響力は意外と低い?

「視聴時間が増えた」大学生が3割にとどまったのは意外だった(「サークルアップ」調べ)

「視聴時間が変わらない」と回答した大学生が最も多く、54%。ついで「視聴時間が増えた」32%、「視聴時間が減った」14%という結果になった。つまり、約7割の大学生は視聴時間が増えていない。おそらくこの層は、ポイ活ができるからといって、利用の仕方にあまり変化がないのだろう。一方で、視聴時間が増えている大学生が約3割いることから、一部の大学生には、ポイ活が視聴時間に影響を及ぼしているといえそうだ。

意見は約半数にわかれた(「サークルアップ」調べ)

また、今後TikTok Liteが流行していくかについて、「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた大学生は約5割と意見がわかれた。ただ、今回のアンケートは大学生を対象としたもの。この世代は手っ取り早くアルバイトで稼ぐなど、さまざまな稼ぎ方があるため、それほど浸透しないと考える人が多いようだ。年齢層が代われば、また違った結果になるかもしれない。

出典元:【株式会社RECCOO/PR TIMES

※サムネイル画像(Image:Emre Akkoyun / Shutterstock.com

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