AirPodsとGoogle翻訳で簡単にリアルタイム通訳しながら外国人と会話する方法

インバウンドで外国人観光客が大挙して日本に押し寄せていますが、急に外国人と会話するのはなかなか苦労しますよね。そのようなとき、AirPods(エアポッズ)とGoogle翻訳を組み合わせると、簡単にリアルタイム通訳で外国人と会話できるのをご存じでしょうか? しかも、この方法はお互いのAirPodsを片耳ずつ交換してGoogle翻訳アプリを使うだけなのです!

リアルタイム通訳に必要なのは「AirPods」と「Google翻訳」アプリだけ!

最近はコロナ禍が落ち着いたうえに円安の影響もあって、日本には外国人観光客が大挙して押し寄せています。

そのため、観光地でもない地方の小さな町の食堂や商店でも、突然、外国人が訪れることもあるでしょう。

もちろん、英語なら片言でも会話できるでしょうが、それ以外の外国語となるとお手上げですよね。

そのようなとき、「AirPods」と「Google翻訳」アプリがあれば、翻訳専用機などがなくても、リアルタイム通訳で会話できてしまうのをご存じでしょうか?

やり方は意外と簡単です。まず、お互いのスマホにGoogle翻訳をインストールして、自分と相手のAirPodsを片耳だけ交換します。

次に、Google翻訳アプリを“会話モード”に設定して自分のスマホに話しかけましょう。すると、翻訳結果が相手の言語で読み上げられます。

このときAirPodsを片耳だけ交換していれば、相手にもこの翻訳が聞こえるため、リアルタイム通訳が実現できるというわけです。

もちろん、Google翻訳が翻訳する時間のタイムラグがありますし、完ぺきなリアルタイム通訳とはいきませんが、それでも英語が喋れない外国人相手でも、意思疎通が図れるのはかなり助かりますよね。

ちなみに、このワザは左右独立型の完全ワイヤレスイヤホン(マイク内蔵)であれば、AirPodsでなくても利用できるはずです。

リアルタイム通訳を行う手順

まず、お互いのiPhoneに「Google翻訳」アプリをインストールします。次に、iPhoneとペアリング済みのAirPodsの片耳を交換して、耳に装着すれば準備完了です(筆者撮影)

「Google翻訳」アプリを起動したら、画面左下の「会話」アイコンをタップ(左写真)。次の画面で右下にある「マイク」アイコンを押して、伝えたい内容を声に出して喋ってみましょう(右写真)

喋った言葉がGoogle翻訳に認識されると、画面下に翻訳された言語が表示されます(左写真)。翻訳された言語の「スピーカー」アイコンを押すと、翻訳された外国語が音声としてAirPodsに流れます(右写真)。これで相手のAirPodsに翻訳した外国語が聞こえるというわけです

まとめ

いかがでしょうか? 今回は「Google翻訳」アプリをインストールしたスマホとAirPodsを使って、手軽に外国人とコミュニケーションを取る方法を紹介しました。

もちろん、簡単なやり取りなら、単純にスマホに入っている「Google翻訳」アプリをお互いに見せ合うだけでも、外国人と意思疎通を図れると思います。

もし今後、外国人と話す機会があったら、ぜひ今回紹介したリアルタイム翻訳を試してみてください。

※サムネイル画像(Image:rafapress / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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