Googleマップの新機能「ARナビ」なら風景にナビを表示してくれ迷わない!

地図アプリは知らない場所に行くには、もはや必須のアプリだと言っていいだろう。しかし、自分がどちらに向いているのかが分からなければ、正しい場所に到着できない。Googleマップの新機能「ARナビ」なら、そういった問題を解消してくれる。

ARでスマホを通して現実の風景にナビを表示

(Image:Shutterstock.com)

 スマホでナビを利用する際の唯一かつ最大の欠点が、自分の向いている方向が正しく表示されないケースがあることだ。間違った方向に進んでしまえば、ナビ機能がいかに優秀でも、表示される地図がいかに詳細でも、目的地には到着できない。このような事態を防ぐのに効果的なのが、Googleマップの「ARナビ」だ。
 「ARナビ」とは、スマホを目の前の道にかざせば、Googleマップがその風景と位置情報を認識し、目的地に向かってナビの矢印が表示されるというものだ。下部には平面マップも表示されるので、常に正しい方向がわかるようになっている。なお、利用できるのは「徒歩」のナビだけで、交通機関を併用したり、自動車のナビでは利用できない。
 ARナビ機能は現在アルファ版がテスト中で、すべての端末で利用できるわけではないが、GoogleのスマホであるPixelシリーズならすぐに利用可能。今後、利用できる端末が増えていく予定だ。

目的地を検索して「徒歩」を選ぶと、「ARを開始」が表示されるのでタップする

スマホを目の前の道にかざすと、道や看板などの情報を認識し、位置を特定する

位置情報を認識すると、画面上にナビのアイコンが表示される。方向転換する地点では、矢印が表示されるので、どこで曲がるのかすぐに把握できる。画面下部では、平面マップを確認できる

ARナビを使っているときに歩き出すと、警告が表示されAR表示は中断される。利用するときは、必ず立ち止まってからスマホをかざして位置を確認しよう

ナビを使っていても、位置関係がどうしてもつかめないことは少なくない。GoogleマップのARナビを使えば、そのようなシーンはなくなるはず。Pixelシリーズならすぐに利用できる機能なので、利用できる人は一度試してみたい。

文=岩渕茂/フリーライター

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