豆腐を食べない子ども→めちゃくちゃ食べるように!クッキーの片抜きを使ったライフハックが話題

皆さんは、食べ物の好き嫌いがあるだろうか。厚生労働省によると、親の約3割が「子どもの好き嫌いが多いこと」に、約4割が「子どもの食べる量にムラがあること」で悩んでいるそうである。

筆者も子どもの頃は苦手な食べ物が多く、途中で食事を放棄し、頻繁に親を困らせていた。

後から聞いた話によると、昨日までは食べていたのに、なぜだか今日は手を付けないなどの「食べムラ」もあったらしく、当時はかなり心配したらしい。

2022年3月29日にこんの千羽@yuis_uさんが投稿した「豆腐にクッキーの抜き型で形を付けてやると、子どもたちみんなめちゃくちゃ豆腐を食べる」というツイートには、5.2万件以上の「いいね」がつき、子育て中の育児アカウントを中心に大きな反響を呼んだ。

今回はこんの千羽さんが投稿したツイートの詳細と、コメントに寄せられたさまざまな声をまとめてみたので、ぜひ皆さんにご紹介したいと思う。

子育て世代にオススメのライフハック!

豆腐にクッキーの抜型で形を付けてから醤油をかけると、味気ない見た目の豆腐にかわいい絵柄が浮かび上がる。

スタンプ感覚でポンと押すだけなので、手間も時間もかからない。

筆者は幼少期、家庭の事情で祖父母に育てられたのだが、祖母の作るお手製の料理は全て、昔ながらの見た目と味付けの日本料理がほとんどだった。

あの頃にもし、こういった遊び心のある一品料理があれば、絶対に嬉しいと感じたはずである。

投稿者であるこんの千羽さんのお子さんたちが、このひと手間を加えるだけで、豆腐をめちゃくちゃ食べるようになったというのも、非常に共感できる話だ。

このライフハックがツイッターに投稿されるや否や、「めちゃくちゃ天才です!!!今度真似してやってみます…!」との声や、「これは大人も楽しいと思う」、「天才のひらめき…!」などのコメントが相次いだ。

可愛い型抜きの購入場所

「このかわいいゾウの型抜きはどちらで購入されましたか?」との質問に対しては、こんの千羽さん本人が直々に「これは、セリアという100円ショップで購入しました。

ウサギ・クマ・ゾウの三個セットでしたよ!」と答えている。ゾウの一種類だけだと、すぐに飽きてしまうかもしれないが、日によってウサギやクマに変えれば、かなり長く楽しめるかもしれない。

こんなすてきなグッズが100円ショップで買えるだなんて、コスパが良すぎやしないだろうか。イヤイヤ期で食べムラのあるお子さんがいらっしゃる方は、今すぐセリアへと走るべきである。

ツイッター上では、「孫ができたら絶対やってあげる!」との声や、「豆腐嫌いのウチの旦那にもやってみよう」などのコメントが飛び交い、子育て世代以外からも「試してみたい!」との意見が複数あがった。

一方でこんな意見も……!

多くのツイッターユーザーたちが「やってみたい」と語る一方で、「逆にキャラを食べ物にすると、可哀想に感じて食べられないお子さんもいるので注意してね」という、ベテラン子育て勢の意見もあった。

そう言われてみれば、筆者も幼稚園の頃、お弁当に入っていた「それいけ!アンパンマンポテト」という、アンパンマンの顔の形を模したマッシュポテトがどうしても食べられなかった。

マッシュポテトなので、良かれと思った祖母がケチャップをかけてくれていたのだが、頭部が血だらけのアンパンマンにしか見えず、やけにグロテスクなキャラ弁と化してしまったのである。

普通、アンパンマンは「助けて、アンパンマン!」と叫べば、どこにいたって飛んできてくれる正義のヒーローだ。

しかし、お弁当事件の後、勝手に夢の中にまで登場するようになった血だらけのアンパンマンは、「頭が痛い、助けてくれ」と、逆に筆者に救済を求めてくる始末で、わりと頻繁にうなされた。

筆者の場合は、「アンパンマンが可哀想!」という理由で食べられなかったわけではないが、子どもは何がトラウマになるかわからないので、普段のお子さんの様子を観察しつつ、試してみるのがよいかもしれない。

※サムネイル画像(Image:「こんの千羽@yuis_u)さん」提供)

花澤瑠衣(はなざわ・るい)
編集/ライター。猫が好き。趣味は読書と酒。数年間のハイボールブームを終えて、現在は空前の芋ロックブームを迎えている。おすすめの焼酎は、だいやめ。
Instagram:@lui0710

文=花澤瑠衣/編集・ライター

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