Twitterと外部アプリの連携解除方法 – 乗っ取り防止のため「アクセス権を取り消す」には【スマホ/PC】

Twitterの「アプリ連携」機能では、サードパーティーアプリを自身のアカウントに連動させることが可能。外部サービスと自分のツイートを連動させる際などに便利な機能です。
一方でアプリ連携機能は、Twitterアカウントの乗っ取りに悪用されるケースも。闇雲なアプリ連携は控え、不必要なサードパーティーアプリは解除することが望ましいです。
今回はTwitterのアプリ連携の解除方法を解説します。

Twitterの「アプリ連携」とは?

Twitterのアプリ連携とは、外部サービスとTwitterを連携させるときに必要な機能です。

【左】たとえばツイートをブログ形式で保存できる「Twilog」と「Twitter」をアプリ連携すると、両サービスが連動。Twilogに自身のツイートが自動的に反映されるようになります。【右】連携中のアプリの表示例。自分のアカウントがどのアプリと連携しているかは、「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「アプリとセッション」→「連携しているアプリ」から確認することができます(※Android版公式Twitterアプリとブラウザ版のみ)

アプリ連携の危険性とは?「乗っ取り」との関係性

「アプリ連携」では、連携した外部アプリに「どのような権限が与えられているか」を認識していないと、メールアドレスなどの個人情報が抜き取られ、それらが乗っ取りに応用されることも。乗っ取りを未然に防ぐためには、不必要なアプリ連携はまめに解除したり、信用できないアプリは連携しないようにすることが大切です。

連携された外部アプリができるようになること

ちなみに連携された外部アプリには、以下の権限が与えられます。

・読み取り
・読み取り、書き込み
・読み取り、書き込み、ダイレクトメッセージ

外部アプリに与えられる権限。「書き込み」「ダイレクトメッセージ」の権限を外部アプリが求める場合は特に注意が必要です。なお、このほかにもメールアドレスの閲覧権限なども与えられることがあります

【iOS/Android】Twitterのアプリ連携の解除方法

Twitterのアプリ連携を解除する方法を、スマホ向けにご紹介します。なお今回はiOSのTwitter公式アプリを使用していますが、解除手順はAndroidも同じです。

【1】ホーム画面左上のプロフィール画像をタップし、①「設定とプライバシー」に進みます。【2】②「セキュリティとアカウントアクセス」をタップします 外部アプリに与えられる権限

【3】①「アプリとセッション」をタップします。なおAndroidアプリの場合、次の画面で「連携しているアプリ」も一度タップします。【4】②連携しているアプリの一覧が表示されます。連携を解除したいアプリをタップします

【5】①「アプリの許可を取り消す」をタップして完了です。【6】なお、悪質なアプリだった場合は、連携解除後に表示される②「アプリケーションを報告」からTwitter側に通報可能です

【PC】Twitterのアプリ連携の解除方法

【1】ホーム画面左のメニューの「もっと見る」をクリックし、「設定とプライバシー」に進みます

【2】①「セキュリティとアカウントアクセス」の②「アプリとセッション」をクリックします

【3】「連携しているアプリ」をクリックします

【4】連携しているアプリの一覧が開きます。連携を解除したいアプリをクリックします

【5】「アプリの許可を取り消す」をクリックして完了です

【6】なお、悪質なアプリだった場合は、連携解除後に表示される②「アプリケーションを報告」からTwitter側に通報可能です

外部アプリの「アカウントアクセス履歴」を確認する方法

Android版Twitterアプリとブラウザ版Twitterでは、「アカウントアクセス履歴」という機能も提供されています。「アカウントアクセス履歴」では、自分のアカウントにアクセスしたデバイス、外部アプリを確認することが可能。履歴を確認し、異常な挙動の外部アプリを発見した場合は連携を解除しましょう。

「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「アプリとセッション」→「アカウントアクセス履歴」からパスワードを入力し、確認画面を開くことができます。

アカウントアクセス履歴画面。連携した覚えのないアプリや異常にアクセス回数が多い外部アプリがある場合、連携解除しましょう

Twitterと外部アプリの連携解除についてよくある質問

Twitterと外部アプリの連携解除についてよくある以下の疑問をご紹介します。

・外部アプリとの連携の前に注意すべきことは?
・外部アプリの怪しい挙動を見つけた際の対処法は?
・誤って必要なアプリの連携を解除した際の対処法は?

 外部アプリとの連携の前に注意すべきことは?

外部アプリとの連携を許可する場面には、そのアプリがアカウントに対してできるようになることが表示されます。

確認を怠ると、ツイートやツイート削除の権限、DMの送信の権限などを外部アプリに渡してしまう場合もあります。行き過ぎた権限を要求するアプリかどうか、きちんと確認するようにしましょう。

外部アプリを連携する際、その外部アプリが求める権限が表示されます

外部アプリの怪しい挙動を見つけた際の対処法は?

覚えのないツイートが投稿されている場合や、送った覚えがないDMが送られている場合は悪質な外部アプリである可能性が高いです。
連携を解除した上で、「アプリケーションを報告」から通報しましょう。

誤って必要なアプリの連携を解除した際の対処法は?

誤って必要なアプリの連携を解除してしまった場合は、そのアプリの公式サイトにアクセスするなどし、連携したときと同じ手順で再び連携を行いましょう。

連携解除後の画面。ちなみにアプリ連携を解除すると以前は「アクセス権の取り消しを元に戻す」と表示され、連携解除後の画面からアクセス権を復活させることもできました。しかし、2022年現在は表示内容が変更されています

まとめ

怪しい外部アプリを連携してしまったと気づいた場合、まずは「アプリの許可を取り消す」から連携を取り消すことが大切です。その後、「アプリケーションを報告」からTwitterに通報を行いましょう。

オトナライフ編集部
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