災害時や停電時に役立つ懐中電灯を明るいランタンに変える【裏ワザ】

地震や台風などで突然停電した場合、アナタはどうやって明かりを確保するだろうか? とりあえず、スマホや懐中電灯を使うかもしれないが、それだけでは狭い場所しか照らせないので、長時間になると不安になってくるだろう。そこで今回は懐中電灯を明るいランタンに変える裏ワザを紹介する。

コンビニエンスストアの買い物袋で簡易ランタンを作る!

(Image:Shutterstock.com)

 地震、台風、落雷、洪水など、1年中何らかの災害に見舞われる日本。災害があると困るのが「停電」だ。とくに夜中に停電になると、部屋が真っ暗になって困ってしまう。そんなときは、とりあえずスマホの画面を明るくしたり、自宅なら懐中電灯などを探して照らすかもしれない。しかし、停電が長時間になると、それでは照らせる範囲が狭すぎて生活しにくいだろう。かといって、地震のときにロウソクを使うと余震で倒れて火災になる危険性もある。
 そんなときは、コンビニエンスストアの買い物袋を懐中電灯にかぶせてみてほしい。白いビニールに懐中電灯の光が乱反射して部屋全体を照らしてくれる簡易的なランタンになるのである。

一家にひとつくらいは懐中電灯があるだろう。これをランタン代わりに使う

懐中電灯にコンビニエンスストアの買い物袋を被せてみよう。光が乱反射して明るいランタンのようになる

ランタン化できるのは買い物袋だけじゃない!

梱包のときによく見かける気泡緩衝材も、懐中電灯をランタン化するのに利用できる

 長時間の停電に対応するには、懐中電灯にコンビニエンスストアの買い物袋を被せてランタン代わりにすればいい。しかし、もし自宅に買い物袋がない場合はどうしたらいいのだろうか? そんなときは、宅急便や引っ越しの梱包などで使われている気泡緩衝材(通称:プチプチ)や、水の入ったペットボトルを利用してみよう。要は懐中電灯の光を乱反射させればいいので、懐中電灯に気泡緩衝材を巻き付ければ十分コンビニエンスストアの買い物袋代りになるのだ。また、水入りペットボトルは底の方から懐中電灯を上に向けて当てることで意外と明るいランタンにすることができるのである。イザというときは是非試してもらいたい。

文=中川久/フリーライター

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