2020東京オリンピック これからチケットをゲットする【裏ワザ】

2019年6月20日、2020東京オリンピックのチケット抽選の結果が発表された。何万円分も申し込んだのに全部外れてガッカリしている人も多いだろう。しかし、これからでもオリンピックのチケットをゲットするチャンスはあるのだ。今回は、これからでもオリンピックのチケットを入手できる方法を、裏ワザも含めて紹介しょう。

次のチャンスは秋に行われる先着順販売!

(Image : Kathy Matsunami / Shutterstock.com)

「日本でオリンピックを見られるチャンスなんてこの先もうないだろうからなぁ……」なんて思いながら、110万人超待ちの抽選で何万円分も2020東京オリンピック チケットを申し込んだのに全部外れた! という人は多いのではないだろうか? だが、実はオリンピック チケットを入手するチャンスは、この先もまだまだある。
 まず、近畿日本ツーリスト、JTB、東武トップツアーズでは、宿泊と交通機関をパッケージにした「公式観戦ツアー」の抽選エントリーを、2019年7月24日ごろから開始する予定だ(一部は6月から開始済)。地方から行く人なら、むしろこちらの方が安心だろう。
 その次のチャンスは、2019年秋に予定されている「先着順のチケット販売」。販売方法の詳細は検討中だが、7月上旬には販売方法が発表される予定だ。さらに7月以降に「公式ホスピタリティパッケージ」も販売される。こちらのチケットは会場内ラウンジでの飲食サービスなどを組み合わせたもので、今後オープンする専用販売サイトで販売される予定となっている。多少高くてもいいからゆったりとオリンピック観戦したいなら狙ってみよう。

公式サイトのチケット販売スケジュール。2020年秋~冬に先着順販売、2020年春以降には公式リセールサービスや都内のチケット販売所で販売されることがわかる

宿泊と交通がセットになったツアーも販売される。近畿日本ツーリスト、JTB、東武トップツアーズで確認してみよう

公式リセールサービスや公式販売所でもチケットは買える!

 オリンピック チケットが先着順販売で買えなかった場合でも、チャンスはまだある。2020年春以降に「公式リセールサービス」がオープンするのだ。公式リセールサービスとは、急に行けなくなったりダブってしまったチケットを再販売できるサイトのこと。しかも、ここでの販売価格は定価で、すでに完売となっているセッションのチケッが出品される可能性がある。もしかすると掘り出し物が見つかるかもしれないぞ。実は2019年6月14日から「チケット不正転売法」が施行されたため、オリンピック チケットは定価以上で転売することは禁止されている。当然、会場でのダフ屋行為はNGだし、これまでのようにフリマアプリや格安チケットショップでの転売もできないのである。オリンピック チケットを、公式リセールサービス以外で購入するのは絶対に止めたほうがいい。
 それでも買えなかった場合でも諦めるのはまだ早い! 最後の手段は開催直前に都内に設置される予定の「公式チケット販売所」だ。さすがに良いチケットもう残っていないだろうが、早めに行けばチケットを購入できる可能性はある。
 ちなみに、海外に住んでいる日本人は「海外の公式販売チャンネル」でチケットを購入できる。2020年春以降に各国のNOCまたは公式チケット販売事業者(ATR)、もしくサブディストリビューターで購入できるようになるので、もし、外国に家族や友人がいる人は頼んでみるのもアリ。ただし、チケットの名義が異なると入場できないことがあるので、チケットの買い方には注意が必要だ。海外販売のチケットは、あくまでも自己責任で購入してほしい。

●東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 公式サイトは→こちら

●各国・地域のNOCまたは公式チケット販売事業者は→こちら

文=中川久/フリーライター

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