Amazonの「あの犬」が見つからない!「ページが見つかりません」エラーの犬を見る方法

Amazonのセール時など、大量にアクセスがあったときや通信障害などが発生している際に出現する、いわゆるAmazonの「犬」。通常、エラーページは多くの人が不快感を抱くものですが、Amazonのエラーページの「犬」はそれ単体で話題になるほど人気を博しています。

「インターネット接続がありません」というエラー表示とともに、思わず笑ってしまうほど申し訳なさそうにしている「犬」の画像に癒された人も少なくないのでは

この記事では、Amazonの犬を見たいのに見つからないという方に向け、Amazonの犬を意図的に出現させる方法や、3種類の犬の出現率をまとめた結果をご紹介します。

Amazonの「犬」とは?

Amazonの「犬」は、エラー発生時に謝罪文とともに表示される犬の画像のこと。日本では少なくとも2013年頃には出現が確認されていますが、その頃に出現していた犬は後述する現在の犬の種類とは異なります。

2013年頃の「犬」。現在も出現しているフレンチブルドッグと同じ子のようにも見えます

Amazonの「犬」は2017年7月10日に行われたプライムデーで、エラーが多く発生したことから話題に。日本では「404エラー」になぞらえ、「404犬」とも呼ばれました。

Amazonの「犬」の種類

2023年11月現在、確認できるAmazonの犬は3種類。ラブラドールレトリバー、シーズー、フレンチブルドッグです。

ラブラドールレトリバーが申し訳なさそうにしている一方、シーズーは堂々。フレンチブルドッグにいたっては舌を出してふざけているようにも見えます

なお、2019年7月31日に公開されたAmazon公式ブログによると、この犬は米Amazon本社の社員たちが会社に連れてきている愛犬とのこと。

また、Amazonの犬は時期により変化しており、かつては見られたものの、いまでは見られない、見つけられない犬も存在します。

2017年7月に大きな話題となったポメラニアンの「404犬」も現在はもう見られません

Amazonの「犬」が出現する条件

先述した通り、Amazonの「犬」はエラーページに発生するもの。いわゆる「ページが見つかりません」「404エラー」と呼ばれるエラーで、犬の画像とともに「インターネット接続がありません」「アプリに問題が発生しました」と表示されます。

つまり、ネット接続できていない場合にもっとも多く表示されます。また、近年ではあまり見られませんが、プライムデーなどのセール時、つまり一度にたくさんのアクセスがある場合にも発生することがあります。

意図的にAmazonの「犬」を見る方法

Amazonの犬を意図的に出現させる方法を、アプリとブラウザでそれぞれご紹介します。

【アプリ】端末を機内モードにする

スマホの場合、端末を機内モードにしてからAmazon公式アプリを開くと、犬を見ることができます。

iPhoneの場合、手順は以下の通り。

【1】画面の右上から下に向かってスワイプし、コントロールセンターを表示させたら、機内モードをオンにします。【2】この状態でAmazonのアプリを起動させると犬が表示されました

Androidの場合は、手順は以下の通り。

【1】画面の上部から下に向かってスワイプし、コントロールセンター(クイック設定)を表示させたら、機内モードをオンにします。【2】この状態でAmazonのアプリを起動させると犬が表示されました

なお、筆者が確認したところ、以前はブラウザ版でポメラニアンを見ることができましたが、2023年11月現在はブラウザのエラーでは犬は表示されない仕様になっています。

【ブラウザ】amazon.comの存在しないURLを作る

日本のAmazonでは3種類の犬しか確認できませんが、実は米Amazon(amazon.com)には数種類の犬がおり、適当なURLを入力するだけで犬を見ることができます。

amzon.com」のURLは「https://www.amazon.com/」ですが、このスラッシュのあとに適当な英数字を入力するだけでさまざまな種類の犬を見ることができます。

なお、犬の写真をクリックすると米Amazonの犬への取り組みについて書いたブログにアクセスできます

【検証】Amazonの犬の種類の出現率は?

先述した通り、2023年11月現在、日本のAmazonの犬は3種類ですが、この犬の出現率には差があるのか、せっかくなので調査をしてみました。

今回、端末を機内モードにし、Amazon公式アプリでホームボタンをひたすら押すという方法で検証を実施。結果、110回中、ラブラドールが46回出現、シーズーが30回出現、フレンチブルドッグが34回出現という結果になりました。

もっとも多いラブラドールが41.8%。次いでフレンチブルドッグが30.9%、シーズーが27.3%という割合となりました。シーズーは若干「レアキャラ」のようです

まとめ

Amazon社の犬に対する愛情と遊び心を感じさせるエラー発生時の「犬」。通常、エラー発生時には苛立たしさを感じるものですが、愛らしい犬が表示されることで、人々のストレス軽減に貢献していることは間違いありません。Amazonで働く犬や、取り組みについてもっと知りたい人は、エラーページにリンクされているAmazonのブログも是非チェックしてみてください。

オトナライフ編集部
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