毎月100円からコツコツ積立投信を始めよう!

「投資には興味あるけど、いきなりリスクの高い株式投資を始めるのは怖い!」そんなアナタにピッタリなのが毎月100円から始められる「投信積立」だ。お小遣い程度の少額投資と積立によるドルコスト法でリスクを回避しながら利益を狙える!

投信を積立にすることでリスクを回避できる!

 長引く不況で銀行金利は低迷を続けており、多少はリスクを取らないとお金は増えない状況だ。かといって、いきなりリスクの高い株式投資を始めるのはちょっと……。そんな臆病なアナタにぴったりなのが「投信積立」だ。
「投信積立」とは毎月決まった金額で投信(投資信託)の金融商品を買い続ける方法。そもそも「投信」とは、金融の専門家が株や債券など複数の商品に投資してリスクを分散するため、それだけで株式投資よりもリスクが低くなる。さらに投信を「積立」にすることで、ドルコスト法も併用できるのだ。ちなみに、ドルコスト法とは、特定の商品が高いときも低いときも常に一定額を買い続け、取得額を平均に近づけることでリスクを低減する手法である。

株式投資はひとつの銘柄を選んで数万~数十万円の投資をするため、万一、その銘柄が倒産すると株券が紙屑になるリスクがある。これに対し、投資信託は毎月1万円投資する積立でも、複数の商品に分散して投資できるのでリスクを低減できる

投信積立では、毎月投資する金額は一定なので、毎日変動する金融商品の基準価格で購入できる口数が増減する。たとえば、毎月1万円積み立てるとすると、基準価格が安いときはたくさんの口数を購入できるが、基準価格が高いときは買える口数が減ることになる。今回の例では5カ月積み立てたことで53,055口(月平均10,611口)購入できたが、もし、12,000円のときに一括で5口買った場合は41,665口(月平均8,333)しか買えず、11,390口も損してしまう。このようにドルコスト法ならリスクを低減することができるのだ

SBI証券や楽天証券ならワンコインから投資可能!

 そもそも「投信」は、分散投資やドルコスト法などでリスクを低減するために、「積立」で購入するのが一般的だ。もちろん、「投信」は株式投資のようにピンポイントでひとつの商品を購入することも可能だが、あまりメリットは見い出せないので、「投信」=「積立」と考えてよいだろう。
 また、「投信積立」は月1~2万円から行うのが一般的だったが、最近では多くの証券会社が最低投資額を100円まで下げている。そのため、お小遣い程度の最小限リスクで投資が始められるというわけだ。現在100円から投信積立ができるのは「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」など。まずは、これらの証券会社に口座を開設しよう。なお、投信積立を始めるなら、運用益に税金がかからない「積立NISA」や「iDeCo(イデコ)」などの非課税口座も検討してみよう。

投信積立証券会社一覧

SBI証券は→こちら

楽天証券→こちら

マネックス証券→こちら

松井証券→こちら

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