【元祖】油そば発祥のお店、武蔵境「珍々亭」 王者の風格、横綱感が半端なかった!

いまや完全に一ジャンルとして人気を確立した「油そば(まぜそば)」。最近では、あえて普通のラーメンを置かず、油そば専門店として営業している店舗も少なくない。そんな油そばを日本で初めて提供したとされているのが、東京都・武蔵境にある「珍々亭(ちんちんてい)」だ。これは、ラーメンマニアとして行かねばなるまい。ということで、今回はそんな油そば発祥店舗「珍々亭」の油そばをレビューしていく。元祖の実力はいかに?

発祥の店舗感溢れる外装、そしてTHE王道の美味しさは今もなお受け継がれていた

店の前に到着してまず思ったのは、失礼な話だが「空いているのか?」ということだった。それだけ外装にお店の歴史が現れている。創業はなんと1957年。63年も営業していれば、それも納得。

 

なお、この日は行列を避けるため平日の15時頃に滑り込んだが、ランチタイムは毎日長蛇の列が発生するらしいので、行く機会がある方はお気をつけて。

 

店内に入店すると、先客が2組。そして調理メインの男性と接客メインの女性が2人で切り盛りしている様子。

 

メニューにはラーメンもあったが、ここはやはり油そば(大盛)一択。口コミで好評だったネギと生卵をトッピングし、チャーハンも注文。ワクワクしながら到着を待つ。

THE 王道。

 

これ以上なく「THE 油そば感」が溢れ出している。テーブルや器のレトロな雰囲気もいい。

具材はチャーシュー、メンマ、なるとの3つ。それでは早速麺からいただこう。

うまい。

 

黄金色のもちもち中太縮れ麺に、甘辛タレがねっとり絡みつく。だが、意外なほどあっさりしており重たくならない。なんだこの感覚は。コレが発祥の店舗の実力か。

チャーシューはややパサ傾向にあり、ガシガシ噛みつくタイプ。

 

脂身は少なめで、このあたりは好みが別れそう。個人的にチャーシューはそこまで好みではなかった。次回からは麺の量をさらに増やしてみようと思う。

途中、ネギ、生卵を投入してすする。これがまた麺と相性抜群で、お世辞抜きに箸を持つ手が止まらなくなる。

 

さらに追加で酢やラー油を投入。これまた大当たり。1/3は普通に、残り1/3はネギと卵を投入、そして最後の1/3は酢とラー油で味変。これが鉄板な気がする。

忘れた頃にチャーハンがやってきた。ここのチャーハンはややしっとり目に作られている。

シンプルにうまい。

 

しかし、油そばほどの感動はない。今度来るときは油そばの特盛りを頼んでみるとしよう。

【結論】「王道のうまい油そば」を食べたい人には、自信を持ってオススメできるお店

外装もメニューも変わったところはなく、とてもシンプル。ただ、逆にそれが王者の風格というか、横綱感を醸し出していた。

 

味も、本当に王道の「THE うまい油そば」。

 

とにかく麺がうまかった。ネギと生卵、そして後半の味変はマスト。筆者の「うまかったラーメン屋データベース」に、またひとつ、お店が加えられたのであった。

文=ミヤモトマサシ/フード・フリーライター

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