Googleマップ「plus code」の役立つ使い方 どんな場所でも現在地を共有、カーナビタイムでも使える

Googleマップで場所を共有して待ち合わせをしても、住所の指定できない場所だと辿り着けないといったトラブルがある。そんなときに役立つのが「plus code」。地図上の任意の地点をピンポイントで知らせることが可能になる。

「plus code」で正確な位置を知らせる

「plus code」とは、地球上のあらゆるエリアに固有コードを割り当てることにより、たった数文字で正確な位置を示せる仕組みのこと。これまで、正確な位置を知らせるには、長い住所や冗長な座標を使う必要があったが、これらが不要になったことにより、より手軽に正確な位置情報を伝えられるようになった。
 特に行政に認められていない場所や人が住んでいない場所などを指定できたり、広大な敷地内をピンポイントで指定できるのが便利なところ。
 たとえば公園で待ち合わせをする場合、広い公園では自分の居場所までは相手に伝えられない。しかし、plus codeを使えば、どのあたりのベンチにいるかといった位置情報までピンポイントで知らせることができる。
 Googleマップでplus codeを使うには、知らせたい場所にピンを立てて詳細情報を確認。表示されたplus codeをコピーして、メッセージアプリなどで相手に知らせればよい。
 plus codeを受け取った人は、plus codeをコピーしてGoogleマップの検索ボックスにペーストして検索するだけだ。

Plus codeを相手に伝える場合は、伝えたい場所をロングタッチしてマップ上にピンを立てる。下に表示された詳細情報をタップする

表示されたplus codeをタップしてコピーする

あとはコピーしたplus codeをメッセージアプリなどで送信すればよい

受け取ったplus codeで場所を調べるには、コピーしたplus codeをGoogleマップの検索ボックスに貼り付けて検索する

Plus codeで指定された場所が表示される

ちなみに、plus codeはオープンな規格なので、plus codeに対応したアプリ(「カーナビタイム」など)でも利用することが可能。正確な場所を伝えるのにとても便利な機能なので、ぜひ活用してみてはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com

文=岩渕茂/フリーライター

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