4月1日に回転すしチェーン大手「スシロー」が消える!? エイプリルフールの嘘ではない

春は出会いと別れの季節。それはビジネスの世界でも言えることだ。そんな中でなんと、4月1日にあの回転すしチェーン「スシロー」が“消える”という。もちろんエイプリルフールの嘘ではない。スシローといえばこのコロナ禍にあって2021年も堅調な業績を残している優良企業だがはたしてなぜ…?
今回は、ビジネス業界で“消えてゆく”ものと“誕生する”ものをご紹介していきたい。

4月は社名変更の季節

(Image:Sundry Photography / Shutterstock.com)

ソニーも63年ぶりの社名変更に乗り出す

 4月1日は年度の切り替わりのタイミングでもあり、実は世の中の多くの企業が社名(商号)を変更しているのだ。2021年も例年同様に多くの企業が社名変更を予定しており、あの“世界のソニー”や日本有数の経済圏を誇る楽天もその中に含まれている。

 ソニーは「ソニー」から「ソニーグループ」へと社名変更に乗り出す。さらに変更前の「ソニー」の名前は、「ソニーエレクトロニクス」が「ソニー」となり社名を受け継ぐというから少々こんがらがりそうだ。
 楽天もソニー同様社名に“グループ”を追加し、「楽天」から「楽天グループ」となる。ソニーと楽天どちらも、グループの中心企業であることを内外に明確に示す狙いがあるのだろう。これからのグループ内で生まれるシナジーにも期待ができそうだ。

(Image:BPYF / Shutterstock.com)

スシローは国外にも多く店舗を展開している

 そして冒頭でお伝えしていた「スシローが“消える”」というのも、社名変更の話となる。これまで名乗っていた「スシローグローバルホールディングス」を「FOOD&LIFE COMPANIES」に変更する、と2020年11月の時点で発表されていた。スシローという日本らしさが強かった社名を見直し、アルファベットの名称になるのは驚きを隠せない人も少なくないのではなかろうか。
 この社名には「日々の食を美味しくすることで、お客さまの生活や人生までゆたかにしたい」という想いが込められているといい、ブランドプロミスは「期待以上のうまい!を提供します」「想像以上のワクワクを実現します」「価格以上の満足を追求します」の3つであることも伝えられている。社名が変わったとしても、これまで愛されてきたスシローのよい部分は変わらずに残り続けるようだ。

 今回はグループの中心企業の社名変更のみであり、街にあるスシロー自体やスシローを運営する「あきんどスシロー」の名称は変わらないという。司令塔の名前が大幅に変わったとしても、グループ全体に流れる“スシローイズム”は変わらないどころかむしろ結束力が高まることで持ち味がこれまで以上に引き出されるようになるかもしれない。
 今後も回転すし業界はスシローを中心に“回って”いきそうだ。

参照元:ソニー63年ぶり、楽天22年ぶり…こんなにあるよ 4月の社名変更【M&A Online

オトナライフ編集部
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