生活者が選ぶ「2022年ヒット予想・ヒット実感」ランキング【博報堂生活総合研究所調査】

2021年も残り2か月ほど。2020年に引き続き新型コロナウイルス感染症の流行が続き、自粛生活をせざるを得ない時期が長かった。果たして2022年は、私たちの生活は大きく様変わりするのか、どうなのか。

そんな中、博報堂生活総合研究所が「生活者が選ぶ“2022年 ヒット予想”」を調査し、その結果を分析した「2022年に流行りそうな商品・サービス」のランキングが発表された。既になじみのあるものはもちろん、“復活”しそうな商品・サービスもランクイン。それでは結果をみていこう。

まずは今年の振り返りから。新型コロナウイルスの感染拡大の影響も大きかったが……?

家飲みもスポーツ観戦や授業のオンライン化も、2021年は“せざるを得なかった”感は否めない

今回、博報堂生活総合研究所では“2021年 ヒット実感”(今年ヒットした・話題になったと思うもの)についても調査し、その結果を発表している。第1位は「フードデリバリーサービス」。 外食はやめておきたいけど、お店の味が食べたい!というときに便利だ。既に利用者も多いのでは?第2位はすったもんだの末、ようやく開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」。第3位は繰り返す感染拡大の“波”により今年も引き続き実施されることが多かった「オンライン授業/学習」。第4位は緊急事態宣言や“まん防”で、外で飲みたくても飲めない状況が続いたこともあってか、「家飲み」だった。

スポーツも家での観戦がメインで、食事やアルコールを楽しむのも家。“おうち時間”をいかに充実させられるかが、2021年にヒットしたサービス・商品の共通点だったといえるだろう。

2021年から既にヒットの兆しがあるものも。「何が何でもオンラインより対面」という価値観は、ますます化石化の予感(博報堂生活総合研究所調べ)

2022年にヒットしそうなものTOP10は、まさに“今”そして“これから”を表すキーワードになるべき商品・サービスが並んだ。第3位にはヒット実感ランキングでも3位となった「オンライン授業/学習」、2位には近年急速に世の中に浸透していった「無人・非接触サービス」がランクインした。回転寿司チェーン大手「くら寿司」で導入された、入店から退店まで店員と接触することのない“完全非接触”の店舗も話題となった。そして1位となったのは、ヒット実感ランキングに続いて1位に輝いた「フードデリバリーサービス」だ。最近は街中で緑や赤、水色などのボックスを載せて走る自転車もよく見かけるが、この後継は2022年も続きそうだと予想されたのだった。

また、そんななかでも第11位に「国内旅行」がランクインしていえるのは、希望の光といっていいだろう。日本では新型コロナウイルスのワクチン接種も進み、2021年10月29日現在、緊急事態宣言も解除され感染者数も落ち着いている。海外に気軽に行ける……ということはまだ少し先になりそうだが、国内なら感染症対策を続けながら楽しむことができそうな状況に戻りつつある。

まずは今年の年末年始、観光旅行はもちろん、「長い間実家に帰っていない」という人が無事に帰省でき、遠く離れた家族に再開できることを願いたい。

出典元:博報堂生活総合研究所、生活者が選ぶ”2022年 ヒット予想”&“2021年 ヒット実感”ランキングを発表【博報堂

オトナライフ編集部
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