年収1,000万円以上の人ほど、調べものはYouTubeを利用している実態が判明! 動画の情報量はテキストの5,000倍?

あなたは、何か調べものをするときにどんなツールを使うだろうか。本や文献でじっくりと知識を深めるのか、企業のオウンドメディアや個人ブログで分かりやすく解説された記事を読むのか……さまざまな方法があるだろう。実はこの“調べ方”、年収が高い人には一定の傾向があるという。一体どういうことなのだろうか。

30%の人が仕事で調べものをするときにYouTubeを使っている?

調べもののつもりでYouTubeを開くも、いつの間にか趣味の動画を観ていた…なんてことも(ストラテ調べ)

ITツール・Webサービス比較サイトの「ストラテ」は、正社員として働く全国の20歳~49歳の男女300人を対象に「YouTubeの仕事利用に関するアンケート」を実施。今回はその結果から一部を抜粋して紹介する。

「仕事中、仕事に関する調べものをするときにYouTubeの動画を見ますか?」という質問に対しては、約30%の人が見ることがあるもしくは見たことがあると回答。従来のYouTubeは娯楽のイメージが強かったが、ここ数年で幅広い情報を得られるツールへと大きく変化しているようだ。

年代・性別ごとに分けて見てみると、20代と30代の男性が仕事の調べものでYouTubeを利用している率が高い。全体として、女性よりも男性の方がYouTubeを活用している人が多いのだろう。

視覚と聴覚で情報を得られるYouTubeは多忙なビジネスマンの調べものに最適(ストラテ調べ)

このアンケートを年収別に見た結果が、なかなかに興味深い。「仕事中、仕事に関する調べものをするときにYouTubeの動画を見ますか?」という質問に対して、見ると回答した人の割合は、年収500万円未満の人が20.18%、年収500~1,000万円未満の人が33.29%、年収1,000万以上の人が45.92%と徐々に上がっている。つまり、年収が高い人ほどYouTubeを活用して調べものをしている人が多いということだ。

動画は情報を得るのに非常に効率的な手段だ。動画の情報量は、テキスト資料の約5,000倍とも言われている。また、Forrester ResearchのJames McQuivey博士によると、1分間の動画の情報量は一般的なウェブ記事3,600ページ分に値するとのこと。眉間にしわを寄せて3,600ページを一生懸命読むのと、1分間動画を視聴するので得られる情報量が同じなら、誰もが迷わず動画を選択するだろう。

年収1,000万円以上の優秀なビジネスマンは、限られた時間の中でYouTubeを活用し、効率的に多くの情報を得ているのだろう。まずはYouTubeを使って調べものをすることが、高収入への第一歩かもしれない?

出典元:20代30代男性会社員の約4割が仕事に関する調べ物をするときにYouTubeの動画を見ると回答【YouTubeの仕事利用に関するアンケート】【ストラテ

※サムネイル画像(Image:Nicepi / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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