大手4キャリアユーザーが活用する各関連サービス「ポイント」が7割超え【MMD研究所調べ】

MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は2023年1月27日~30日、18歳~69歳の大手4キャリアユーザーを対象に「大手4キャリアの関連サービス利用実態調査」を実施。ドコモユーザー500人、auユーザー500人、ソフトバンクユーザー500人、楽天モバイルユーザー500人の計2,000人から回答を得た。今回ご紹介する調査結果では、どのような傾向が見られたのだろうか。

楽天モバイルユーザーは、関連サービスの複数利用が得意な傾向!?

10個以上使いこなしている人がいるのはすごい!(「MMD研究所」調べ)

まず、契約しているキャリアが提供している携帯電話契約以外の関連サービスをいくつ利用しているか聞いたところ、「0個(携帯電話の契約だけをしている)」と回答した人の割合は17.0%。一方、1個以上利用している割合は73.9%となり、携帯電話と何かしらの関連サービスを並行して利用する人の方が圧倒的に多数派だということがわかった。

利用サービス数では、楽天モバイルユーザーが平均4.2個と最も多く、第1位に。楽天と言えば老舗インターネット通販モール「楽天市場」をはじめ、フリマアプリ「ラクマ」、「楽天銀行」など多種多様な関連サービスがある。ポイント運用なども積極的にすすめており、ポイ活利用者には狙い目のサービスである。

続く、第2位はソフトバンクユーザーで平均2.3個、第3位はドコモユーザーとauユーザーが同率で平均2.0個となった。

関連サービス「ポイント利用」は7割越え

近年流行しているフリマアプリ・サイトの利用が一桁台だったのは意外だった(「MMD研究所」調べ)

さらに、携帯電話契約以外の関連サービスを1個以上利用している1,478人を対象に、利用している携帯電話契約以外の関連サービスの種類を複数回答で聞いたところ、最も多かった回答は「ポイント」で71.1%。それに続いたのは、第2位「QR・バーコード決済」で43.7%、第3位は「クレジットカード」で34.8%、第4位「ECサイト・アプリ」28.8%、第5位「インターネット回線」22.3%と、ここまでが2割以上の人々が利用しているサービスであった。

最も多かった回答は「まとめるとポイントが貯めやすいから」で29.6%だった(「MMD研究所」調べ)

また、「大手4キャリアユーザーが携帯電話契約以外のキャリア関連サービスを利用する理由」を聞いたところ、最も多かった回答は「まとめるとポイントが貯めやすいから」で29.6%。そして、第2位の理由は「ポイント獲得を意識しなくても、ポイントが貯まるから」で26.3%、第3位「ポイントを余らせることなく使用できるから」21.2%となった。

また、「特典があるから」「複数利用する数が多いほど、ポイント還元率が良いから」「アプリサイトの中から他のサービスに移動でき、手間がないから」などの回答もあり、商圏内での顧客の囲い込みに成功しているという意味で、大手4キャリア各社の狙い通りになっていると言えるだろう。もちろん、ユーザー側としても利用するメリットの多い関連サービス。まだ利用していないものがあれば、試してみるとお得が増えるかも。

出典元:【MMD研究所

オトナライフ編集部
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