次回のスマホ購入は「中古スマホを検討するかも」3割超えも、過半数が抵抗感【GEO調べ】

iPhone 15が発売され話題となっているスマホ市場ですが、買い替えの際には、中古スマホを視野に入れて検討している人もいるのではないでしょうか。株式会社ゲオホールディングスは、ゲオアプリの会員8743名を対象に、「中古スマホに関するアンケート調査」を実施。メインで使用しているスマホや、次回購入予定のスマホなどについて質問していたので、その結果を見ていきましょう。

メインで使用している端末は「iPhone」と「Android」がほぼ半数ずつ

メインで使用しているスマホの種類

メインで使用している端末は「iPhone」が50.5%、「Android」が49.5%と、ほぼ半数であることがわかりました(GEO調べ)

最初に、「メインで使用しているスマホ端末」を調査。すると、「iPhone」と回答した人が50.5%、「Android」と回答した人が49.5%と、ほぼ半数であることがわかりました。また、「次回購入する予定の端末」は、「iPhone」が53.0%、「Android」が47.0%と、ややiPhoneが増えたものの、ほぼ半数ずつという結果に。

その端末を購入したい理由は、いずれも「使い慣れているから」が70%以上で、現在、使用している端末から変更するという人は少ないようです。現状に不満がないのであれば、使い勝手が大きく変わってしまうのはたしかに面倒かもしれません。自然と使い慣れた機種を更新していく、という流れになるのはうなずけます。

「iOS 16」のサポート外となった機種からの買い替え需要も

メインで使用しているiPhoneの機種

現在メインで利用している、iPhone端末の1位は「iPhone SE(第1世代)」でした(GEO調べ)

約半数の人が利用していることがわかったiPhoneですが、現在、使用しているのはどの機種なのでしょうか。iPhoneをメインで使用していると回答した4412名に質問すると、最も多かったのが「iPhone SE(第1世代)」で793名、ついで2位が「iPhone 12/12mini」の516名、3位が「iPhone 13/13mini」の508名という結果に。

しかし、2023年9月にリリースされた「iOS 16」では、現在の利用者が最も多かった「iPhone SE(第1世代)」と、全体で7位の「iPhone 7/7plus」がサポート対象から外れたため、今後、買い替えを検討する人が増えていくかもしれません。

「中古スマホの購入を検討する」人は全体の3割

次回購入時に中古スマホを検討する可能性

次回スマホを購入する際に「中古スマホを検討する可能性がある」と回答した人は全体の34.2%、6割以上は中古に抵抗があることがわかりました(GEO調べ)

では、次回スマホを購入する際に中古スマホを検討する可能性はあるのでしょうか。調査結果を見ると、「検討する可能性がある」という回答は全体の34.2%、「検討する可能性はない」と回答した人は65.8%という結果でした。新品を購入したい人のほうが多いとはいえ、3割以上の人が検討すると回答している中古スマホ。その理由についても見ていきましょう。

次回購入時に中古スマホを検討する理由

「中古スマホを検討する理由」では、「価格が安いから」という回答が全体の8割を超え、圧倒的な1位に(GEO調べ)

「中古スマホを検討する理由」として最も多く挙げられたのは、「価格が安いから」。全体の8割以上の回答を集め、圧倒的1位でした。ついで、「中古品に抵抗がないから」「新発売の機種に魅力を感じないから」「補償がついているから」といった理由があげられています。部品や燃料の高騰で、年々価格があがっているスマホを安く購入できるというのが、中古スマホを購入する最大のメリットのようです。

反対に、「中古スマホを検討しない理由」で最も多かったのは、「中古品は抵抗があるから」で、こちらも2位以下に大差をつけています。ついで「すぐに壊れそうだから」「汚れ・キズが気になるから」「補償やサービスに不安があるから」「新発売の機種がいいから」「価格が安いと感じないから」と、続きます。

店頭に並ぶ以前、どのような人が使用していたのかわからないというのは、たしかに気になるところかもしれません。続く、「すぐに壊れそうだから」「汚れ・キズが気になるから」という回答も、これまでどのように扱われてきたのかわからず、抵抗があるという気持ちにつながっているような気がします。

スマホを売らない理由第1位は「個人情報が心配だから」

スマホや携帯電話を打ったことがない理由

スマホや携帯電話を売ったことがない理由では、「個人情報が心配だから」が48.8%で1位でした(GEO調べ)

スマホや携帯電話利用者の中には、“そもそも売った経験がない”という人も多いようです。その理由を尋ねると、「個人情報が心配だから」が48.8%で1位に。

ついで「手続きが面倒だから」「買取価格が安いから」「いくらで買い取ってもらえるかわからないから」「お店へ持っていくのが面倒だから」「壊れているから(画面が割れているなど)」「予備用の端末として保管しているから」「メイン以外で使用しているから」などの理由が挙げられています。

スマホ利用時には、さまざまな情報がやり取りされており、端末は個人情報の宝庫です。販売する際に、本体に残った情報がどのように扱われているのかわからず、不安に思っている人は多いでしょう。しかしゲオでは、専門のセンターに集約して、厳重なセキュリティの下、専門スタッフがデータ消去や動作確認などの処理を行ってから販売しているため、そのような処理がしっかりと行われていることが確認できれば、「売ってもいい」と思う人も、自然と増えていくのではないでしょうか。

毎年、続々と新機種が発表されるスマホ市場ですが、買い替えの際には中古スマホにも目を向けてみると、思わぬ掘り出し物があるかもしれません。

出典元:【GEO/株式会社ゲオホールディングス

※サムネイル画像(Image:Lokyo Multimedia JP / Shutterstock.com

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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