えっ?「青春18きっぷ」って本当に大人でも使えるの!?

「青春18きっぷ」と言えば、18歳以下の学生しか使えないと思っている人は多いだろう。だが、実はこのきっぷに年齢制限はなく、大人でも普通に利用できるのだ。1日たった2,370円で日本全国を格安で旅行できるぞ!

「青春18きっぷ」で乗れるのは普通列車のみ!

JRが発売している特殊な乗り放題きっぷの中でも、利用範囲がもっとも広いのが「青春18きっぷ」だ。その名称から18歳以下でないと利用できないと思っている人も多いが、実は18歳以上の大人でも利用可能である。

「青春18きっぷ」は指定期間内であれば、5回まで自由に乗車できるシステム。きっぷの料金は1万1,850円だが、1回当たり2,370円とお得に利用できる。また、1回乗車すると、フリーパスのように、その日中は何度でも乗り降りできるのがうれしい。ちなみに、「青春18きっぷ」は、1枚のきっぷで、別々の5人がそれぞれ1回ずつ使うことも可能だし、5人が同時に1回だけ使うことも可能なのがユニークな点だ。

ただし、利用期間には注意が必要。そもそも「青春18きっぷ」は春・夏・冬の年3回しか発行されず、それぞれ30~40日程度の利用期間が設定されている(下記参照)。
また、「青春18きっぷ」は基本的に普通列車しか乗れない点にも注意したい。特急券の必要な新幹線やあずさなどの特急列車以上に乗ることはできないのだ。しかも、別途特急券を用意しても、残念ながら「青春18きっぷ」では特急に乗ることはできないのである。

【青春18きっぷの利用期間】

春季用:2022年3月1日(火)~2022年4月10日(日)まで
夏季用:2022年7月20日(水)~2022年9月10日(土)まで
冬季用:2022年12月10日(土)~2023年1月10日(火)まで

※日付は毎年異なるので、青春18きっぷ|お得なきっぷ詳細情報で確認しほしい。

1回目の乗車時に日付のスタンプが押される。この日中であれば、フリーパスのように何度でも乗り降り可能

「青春18きっぷ」は別に特急券を買っても特急には乗れない。当然、九州を走る特急はやとの風にも乗れないのだ。ただし、ホームライナーなどの指定席がある普通列車なら「ライナー券」追加で乗車可能。また、総武快速線などのグリーン車なら「グリーン券」追加で乗車できる

本州-北海道間だけは特例で新幹線を利用可能!

(Image:Piti Sirisriro / Shutterstock.com)

「青春18きっぷ」は日本中にあるみどりの窓口で購入でき、日本全国のJR線を利用できる。具体的にはJR九州、JR四国、JR西日本、JR東日本、JR東海、JR北海道の普通列車がすべて乗り放題なので(一部JR以外も利用可)、北海道から九州まで日本縦断することも不可能ではない。
ところが困ったことに、本州-北海道間だけは普通列車が走っておらず特急しか利用できないため、普通は「青春18きっぷ」で渡ることはできないのだ。

とはいえ、それではあまりにも使い勝手悪すぎるので、特別に「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が発行されている。これにより、北海道新幹線「奥津軽いまべつ~木古内」と、いさりび鉄道「木古内~五稜郭」の区間を利用することができるようになる。オプション券の料金は2,300円で、「青春18きっぷ」1回分とほぼ同額だが、本州-北海道間を渡るためには仕方ない。もし、体力と時間があれば、格安で日本縦断旅行の旅に出かけてはいかがだろうか?

「青春18きっぷ」は日本全国にある「みどりの窓口」で購入できるが、タッチパネル式の自動券売機でも購入可能だ。写真は「新八代駅」にある券売機

実際に利用した「青春18きっぷ」。無人駅から乗ると2回(人)目のように運転手の手書きになるのがおもしろい

文=植村照明

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