【台湾】台北郊外の北投(ベイトウ)温泉で日本式温泉をまったり楽しむ!

台湾には、日本統治時代に日本人が開発した北投温泉街がある。高級な温泉旅館が多いが、一泊しなくても日本式温泉を日帰りでリーズナブルに楽しむことができるのだ。今回は新北投駅にある日帰り温泉におすすめの「北投熱海温泉大飯店」を紹介しよう。

名門旅館「加賀屋」もある北投温泉街

 台北郊外の北投(ベイトウ)には日本式温泉旅館が密集した温泉街がある。台北でショッピングや食べ歩きを済ませたら、まったり温泉で疲れを癒してみよう。
 北投温泉は台北駅から地下鉄(MRT)淡水信義線に乗って「北投」駅で「新北投」行の支線に乗り換える。所要時間は約40分で「新北投」駅を降りれば、目の前が温泉街になっているのだ。駅近くには無料の足湯や日帰り温泉を楽しめる旅館やホテルが立ち並ぶが、基本的に台湾の公共温泉は水着を着て入るタイプが多く、なかなかリラックスできない。やはり裸になって入る日本式温泉を利用したいものだ。
 たとえば、新北投には金沢の有名旅館「加賀屋」も進出している。加賀屋でも日帰り温泉利用が可能だが、料金は平日1,200元(約4,320円)、休日1,500元(5,400円)となかなか高級だ。そこでもっとリーズナブルに日帰り温泉が楽しめるホテルを紹介しよう。それが「熱海大飯店(北投熱海温泉大飯店)」だ。熱海大飯店なら、たった300元(1,080円)で日帰り温泉を楽しめるぞ。

 

■北投熱海温泉大飯店 B1大浴場
平日(2時間):300元(約1,080円)
土日・休日(1.5時間):300元(約1,080円)
営業時間:10時00分~22時30分
※女性はキャップ着用
※タオルセット 150元(約540円)

台北駅から地下鉄(MRT)淡水信義線の淡水方面に乗って「北投」駅で下車。「新北投」行の支線に乗り換える。所要時間は台北から約40分ほど

「新北投」駅の巨大な門を背にすると正面に北投公園がある。右手側(スーパー頂好・Wellcomeがあるほう)をまっすぐ行くと加賀屋、その先に熱海大飯店がある

新北投駅から徒歩で7~10分ほどで「熱海大飯店」に到着する。道の左側には温泉の川が流れており、温泉街情緒があって散歩にはちょうどいい

新北投駅を左に行くと徒歩5分ほどで、復興公園内に無料の足湯がある。また、熱海大飯店を越えて数分歩くと「地熱谷」という温泉の湖がある。インスタ映えスポットなので、時間があれば寄ってみよう

Google Map 新北投温泉街付近は→こちら

熱海大飯店なら日帰り温泉を格安で堪能できる

熱海大飯店の建物はかなり古いが、中は豪華な作り。入口正面にあるカウンター(写真)の女性は日本語も多少は理解できるようなので「日帰り温泉」と日本語で言えばOK

 熱海大飯店に着いたら、入口正面にあるカウンターで「日帰り温泉」と日本語で言えばOK。写真付きメニュー表でコースを選択できる。ほかにも、地下1Fには個室の貸し切り風呂や3Fに温泉付き休憩室も用意されている。料金を支払うとチケットを渡されるので、そのまま地下1階に移動しよう。地下1階の大浴場には待合所があり、カウンターで係員にチケットを渡したら貴重品をロッカーに入れて奥にある大浴場に向かおう。大浴場は風流な岩風呂になっており白濁した温泉をまったり楽しめる。平日は2時間、土日・休日は1.5時間利用可能だ。また、熱海大飯店は夜22時30分まで営業しているので、買い物が終わって涼しくなった夜に利用できるのもありがたい。
 いきなり温泉ホテルを利用するのに抵抗があるなら、まずは足湯を利用するのもアリ。新北投駅を左に5分ほど行くと復興公園に無料で利用できる足湯がある。地元のおばちゃんたちに交じって足湯を楽しめる。また、熱海大飯店を越えて数分歩くと「地熱谷」という温泉の湖がある。エメラルドグリーンで美しい湖なので、時間があれば立ち寄ってみるといいだろう。

料金を支払うとチケット(写真)を渡される。カウンター左側後ろにある階段で大浴場がある地下1階に移動しよう

地下1階には待合所があるので、カウンター(写真)で係員にチケットを渡す。カウンターの右側奥に大浴場がある。大浴場にボディソープとシャンプーはあるが、タオルは有料なので持参したほうがいい

●北投熱海温泉大飯店は→こちら

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文=文=今井真人/ライター

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