【香港】マネパカードでお金を引き出してわかったこと[前編]

香港ドルをチャージして、現地のATMで引き出せる便利なマネパカード(Manepa CARD)。果たして本当に香港のATMで香港ドルを引き出せるのか? 今回はまず、香港に行く前にマネパカードに香港ドルをチャージする方法を紹介しよう。ここをクリアしないと香港でお金を引き出せないぞ!

振込手数料0円のネット銀行で入金するとお得!

 すでにオトナライフでは米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6の通貨を1枚のカードにチャージできるマネパカード(Manepa CARD)を紹介した。このマネパカードは両替手数料が非常に安く、入金した外貨は現地のmastercardマークのあるATMで引き出せるので、海外旅行で便利に使えるのが特徴だ。今回、筆者はたまたま仕事で香港に行く用事があったので、香港ドルを事前にマネパカードにチャージして、実際に香港のATMでお金を引き出してみてわかったことを前後編に分けてレポートしよう。
 まず、マネパカードを使うには口座に日本円を入金しないと何もできない。最初に公式サイトで「入出金」タブを選び「カード専用振込口座(入金)」に表示された口座に入金する。このとき、大手銀行で普通に振り込むと400~600円程度の手数料を取られて大損するので、他行宛振込手数料0円のネット銀行の口座を作っておくことをおすすめする。

マネパカードの公式サイトにログインしたら、「ホーム」で「預り残高(未チャージ)」を確認しよう。JPY残高が0円なら「入出金」タブを選び「カード専用振込口座(入金)」に入金する。このとき、他行宛振込手数料0円のネット銀行を利用するとお得!

マネパ口座に日本円を入金すると、数時間後には「預り残高(未チャージ)」のJPY残高に入金した金額が表示される。これで準備の第一段階がクリアになった

次に「両替」のタブを選び、画面下の「円貨→外貨」で「HKD(香港ドル)」を選択する

日本円か香港ドルで両替する金額を指定する。今回両替するのは2万円なので「20000」と入力して「確認」を押す

右に手順3の画面が表示されるので「チャージする」を選択して、その下枠の手順4で「両替実行」を押す。ちなみに、このときの両替レートは1香港ドル=14.399円なので、20,000÷14.399=1,388.98香港ドルに両替されることになる

「両替を完了しました。」と表示されれば両替完了。これでマネパカードに1,388.98香港ドルが入金されている

未チャージの日本円を香港ドルに両替してからチャージ

上写真が「HSBC」のATM。下写真が中国銀行のATM(地下鉄の改札前)。この2つは現地ATM手数料20ドル(約300円)がかからないのでお得なのだ

 マネパカードに日本円を入金すると、「預り残高(未チャージ)」のJPY残高に入金額が表示される。次に「両替」のタブを選び、画面下の「円貨→外貨」で「HKD(香港ドル)」を選択。「チャージする」を選択して「両替実行」を押そう。これでマネパカードに香港ドルが入金されているので、あとは香港のATMで引き出せばいいというわけだ(ATMでの引き出し手順は後編で解説)。
 なお、この手順は海外からスマホでも操作できるので、日本円は多めに入金しておこう。また、両替レートは刻々と変化するので両替したタイミングが悪いと損することもあるが、逆に言えば、1香港ドル11~13円程度のときに両替しておけば、実際に香港に行ったとき1香港ドル14~16円になっていれば、かなり得することになるわけだ。海外によく行く人なら、マネパカードはこのような使い方がおすすめとなる。
 ちなみに、マネパFX口座を持っている人は、そちらで両替してからチャージすると、両替レートがいいうえに手数料も安いのでもっとお得に! FX経験者なら是非マネパFX口座も作っておこう。

香港で中国銀行のATMで1,000ドル引き出するとすぐにメールが届いた。決済金額は1,020香港ドルとなっているが、この20ドルは現地ATM手数料ではなくマネパカードのATM手数料。これはATMで引き出すたびに毎回かかるので、できるだけまとめて引き出したほうがお得。なお、中国銀行の1回の引き出し限度額は2,500香港ドルとなっている

●マネパカード(公式)は→こちら

文=今井真人/フリーライター

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