【Twitter】特定のユーザーやツイートが「検索に出てこない」理由は?

Twitterの検索機能の利用時、特定のユーザーやツイートが「検索に出てこない」ケースがあります。その主な原因は、検索ワードや検索コマンドの誤字脱字など。検索結果に目当てとするツイートなどが出てこない際の、具体的な対処法をご紹介します。

Twitterの特定のユーザーやツイートが「検索に出てこない」理由は?

特定のユーザーやツイートが検索に出てこないとき、原因は大きく2パターンに分けられます。

・検索する側(自分)に原因がある場合
・検索される側(相手)に原因がある場合

検索する側(自分)に原因がある場合

「検索ワード」や「検索コマンド」に誤字脱字や各種ミスがないか確認しましょう。ちなみに非常に古いツイートを探している場合は、Twitterの検索機能よりも、外部サービスを活用する方が検索がスムーズに進むこともあります。

また「セーフサーチ」など各種設定を見直すことも有効です。加えて初歩的なことではありますが、通信環境に問題が無いかも念のため確認しておきましょう。

検索される側(相手ユーザー)に原因がある場合

検索する側(自分)が探しているツイートを、相手が削除した可能性が考えられます。この場合、当該ツイートをTwitter上で検索することは難しく、諦めるしかありません。

同様に相手がアカウントを非公開化した可能性もあります。相手からフォローの許可を得ない限り、ツイートの閲覧手段は基本的にありません。

また、相手アカウントが自分のアカウントをブロックしていた場合にも、ツイートが検索結果に出ません。

ブロックされているとツイートが検出されません。(右)アカウント「ワニ」にブロックされたアカウントでツイートを検索した画面。実際には検索結果にヒットするはずのツイートが、ブロックによって検索されない状態です。この場合、違うアカウントから検索を行うことも1つの手です

当該アカウントがTwitter社によってロックされた可能性もあります。アカウントが制限された場合、ツイートを閲覧できるのはフォロワーのみになります。よって相手のアカウントをフォローしていない限りは、検索してもツイートはヒットしません。

特定のユーザーやツイートが「検索に出ない」際の主な対処法

特定のユーザーがツイートが検索に出てこないときの主な対処法として、以下の4点を解説します。主に「特定のユーザーやツイートが検索に出ない」原因が、自分自身にある場合の対処法として有効です。

・セーフサーチの設定を見直す
・検索ワードや検索コマンドの使い方を見直す
・外部ツールの活用
・アプリや通信環境の不具合の確認

セーフサーチの設定を見直す

Twitterには、不適切と思われるワードが含まれているツイートを検索結果から除外する「セーフサーチ」という機能があります。この設定を見直すことで、目当てとするツイートを検索できる可能性があります。

まずTwitterの検索画面から、適当な単語を検索します。①検索結果画面右上の三点ボタンをタップし、②「検索設定」をタップします。③「センシティブな内容を含むものを表示しない」のチェックマークを外すと、制限をなくすことができます

なお、セーフサーチの設定変更はAndroid版の公式Twitterとブラウザ版Twitterに対応しています。iOSユーザーの方はmobile.twitter.com経由で変更すると良いでしょう。

検索ワードや検索コマンドの使い方を見直す

検索コマンドを用いてツイートを絞り込み検索している場合、誤字などがあると、正確な検索結果を表示させることはできません。以下の3点は、検索コマンドでよくある間違いです。

・日付コマンド使用時、:(コロン)が抜けている
・「since」もしくは「until」の綴りが間違っている
・「until」が「since」より、以前の日にちが指定されている

(コロン)が抜けているため、検索できていません。正しくは「since(もしくはuntil):(年)-(月)-(日)」

「since」もしくは「until」の綴りが間違っているため、検索できていません。特定の日にちから現在までを検索する場合は「since」、過去から特定の日にちまでを検索する場合は「until」です

「until」が「since」より以前の日にちが指定されているため、検索できていません。「since」は「until」より前の日にちである必要があります

なお、そもそも検索したいワードに誤字や脱字がないかも確認しておきましょう。

古いツイートを探す場合は外部ツールの活用も手

古すぎるツイートは検索結果に表示されないこともあります。

目当てとするツイートが非常に古く、Twitterの検索画面上で上手く見つけることできない場合は「フリカエッター」など外部サービスを利用するのもひとつの手です。
フリカエッターは、指定したユーザーの過去ツイートを3200件まで遡り確認できるサービスです。

ユーザー名を入力すると、そのアカウントの過去ツイートが表示されます。自分自身ないしは特定のアカウントの昔のツイートを探す際に、効率的です

アプリや通信環境の不具合の有無を確認

アプリに不具合が起きている場合や通信環境に問題がある場合、検索結果が正常に反映さない可能性があります。キャッシュを削除したり、通信環境を見直すことも大切です。

特定のユーザーやツイートの検索に関するよくある質問

特定のユーザーやツイートの検索について、よくある疑問をご紹介します。

相手のアカウントが非公開化されている場合、過去ツイートを検索する方法はない?

直近に非公開化されたアカウントの場合、検索エンジンに保存されたキャッシュを閲覧できる場合があります。Googleで「https://twitter.com/(ユーザー名)」と検索し、表示された検索結果に「キャッシュ」が含まれている場合、当該箇所をクリックすることで保存された一部のツイートを見ることができる可能性があります。

ただし、キャッシュは長い期間保存されるものではありません。またキャッシュが必ず保存されているとも限りません。不確実性が高い方法であることには注意が必要です。

自身のツイートが検索に出てこない場合の対処法は?

検索ワードや検索コマンドの誤字脱字をもう一度見直してください。

それでも検索結果にうまく表示されない場合、設定画面から「アーカイブ」をダウンロードして、自分のPC上で検索を行うことも可能です。

アーカイブのダウンロードは、「設定とプライバシー」→「アカウント」→「データのアーカイブをダウンロード」→再ログイン→「アーカイブをリクエスト」からTwitter社にリクエストできます。リクエスト後、しばらくするとデータをダウンロードできます

まとめ

特定のユーザーやツイートが「検索に出てこない」場合、その原因が「検索する側(自分自身)」にあるか「検索される側(相手ユーザー)」にあるかを見極めると、適切な対処がしやすいです。

自分自身に原因がある場合、検索コマンドの見直しや「セーフサーチ」設定の変更、外部ツールの活用などが有効な対処法です。

一方で相手ユーザーに原因がある場合、残念ながら当該ツイートの閲覧を諦めるしかないケースもあります。

オトナライフ編集部
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