povo 2.0、対応端末にNothing Phone (1)など28機種追加で話題騒然!

KDDIの「povo2.0」が8月5日、新たに携帯キャリア端末やSIMフリー端末など28機種を対応端末に認定した。「Google Pixel 6」「AQUOS R7」など主要メーカーのフラッグシップモデルから、一部で先行販売がスタートしたばかりの「Nothing Phone (1)」や「BALMUDA Phone」などネット上で大きな話題となった注目機種まで、幅広いバリエーションで認定されている状況だ。

今回は、そのような積極的に動き続けるpovoについてお伝えしていきたい。

povo2.0の対応端末に、28機種が大量追加

一部で先行販売がスタートしたばかりの“Nothing Phone (1)”も追加され話題沸騰中だ (画像は「NOTHING TECHNOLOGY LIMITED」プレスリリースより引用)

KDDI株式会社と沖縄セルラー株式会社は8月5日、povo2.0の対応端末に28機種を追加したと発表した。オンライン専用プランであるpovoの対応端末(動作確認端末)に今回追加されたのは、今話題のNothing Phone (1)や、ソフトバンク版BALMUDA Phone(SIMフリー版は対応済)、人気のSIMフリースマホ・Google Pixel6/6aなど全28機種である。

通常のSIMカードによる動作確認に加え、eSIM対応端末についてはeSIMでの利用可否も検証されているという。対応済みの機種も含めて探したい場合は、公式サイトの「対応端末(動作確認端末)一覧」で、確認できるようになっている。

発売元がソフトバンクやNTTドコモなどの端末も対応するが、SIMロックが設定されている場合は事前に解除が必要だということだ。「これからpovoに乗り換えるつもりだ」という人は手持ちのスマホが対応機種として認定されているかどうか、一度確認してみていただきたい。

メーカー 端末名 販売元 対応SIM
Nothing Technology Nothing Phone (1) SIMフリー SIMカード
BALUMUDA BALMUDA Phone ソフトバンク SIMカード
FCNT arrow We ソフトバンク SIMカード
eSIM
Google Google Pixel 6a au
ソフトバンク
SIMフリー
SIMカード
eSIM
Google Google Pixel 6 ソフトバンク
SIMフリー
SIMカード
eSIM
Motorola moto edge 30 pro SIMフリー SIMカード
Motorola moto g52j 5G SIMフリー SIMカード
eSIM
OPPO OPPO Reno7 A ワイモバイル SIMカード
eSIM
OPPO OPPO A55s 5G ソフトバンク
楽天モバイル
SIMカード
eSIM
OPPO OPPO Reno5 A 楽天モバイル SIMカード
eSIM
Samsung Galaxy A22 5G SC-56B NTTドコモ SIMカード
SHARP AQUOS wish2 SH-51C NTTドコモ SIMカード
SHARP AQUOS sense6 SH-54B NTTドコモ SIMカード
SHARP AQUOS sense6 楽天モバイル SIMカード
eSIM
SHARP AQUOS R7 ソフトバンク SIMカード
eSIM
SHARP シンプルスマホ6 ソフトバンク SIMカード
eSIM
SHARP AQUOS wish2 ワイモバイル SIMカード
eSIM
SHARP AQUOS wish ワイモバイル SIMカード
eSIM
SONY Xperia 10 IV au
UQモバイル
ソフトバンク
SIMカード
eSIM
SONY Xperia Ace III SO-53C NTTドコモ SIMカード
SONY Xperia Ace III ワイモバイル SIMカード
eSIM
SONY Xperia 1 IV ソフトバンク SIMカード
eSIM
SONY Xperia 5 III ソフトバンク SIMカード
SONY Xperia 8 Lite SIMフリー SIMカード
Xiaomi Redmi Note 10T ソフトバンク SIMカード
eSIM
Xiaomi Xiaomi 11T Pro SIMフリー SIMカード
Xiaomi Xiaomi 11T SIMフリー SIMカード
ZTE Libero 5G II ワイモバイル SIMカード
eSIM

(povo公式より引用)

KDDIの高橋誠社長によると、povoの申し込み件数は楽天モバイルの“0円終了”後、前月比2.5倍以上に増えたという

povoといえば、“月額基本料金が0円”という点でその存在を覚えている人も多いのではないだろうか。ユーザーの使い方に応じて必要なデータ容量を選択できる「トッピング」のシステムも斬新だ。使いたい時に使いたいだけ、すべてオンラインで申込が完結するという手軽さも魅力のひとつで、楽天モバイルの“0円終了”発表後には、本人確認作業がパンクしたことでも大きな話題を集めた。実際、同社社長の高橋誠氏によると、povoの申し込み件数は楽天モバイルの“0円終了”後、前月比2.5倍以上に増えたという。

楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」への移行期間は8月末まで。残り1カ月を切った現在、楽天モバイルからの乗り換え先選びもいよいよ、大詰めを迎えているかもしれない。

楽天モバイルのオリジナル端末「Rakuten BIG s」 に加え、他社の最新人気端末も次々と対応端末へ大量認定していくとは、まさにpovoがここで一気にシェア獲得のため、攻勢を仕掛けたとみる人も多いのではないだろうか。これからスマホ業界がどのように変化していくのか、今後の各社のシェアの推移にも要注目だ。

出典元: povo2.0、「Nothing Phone (1)」ほか、携帯キャリア端末やSIMフリー端末など28機種に対応【povo

※サムネイル画像は(Image:NOTHING TECHNOLOGY LIMITED」プレスリリースより引用)

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